釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】サンライズ出雲で快適移動 (2024/11/05 夫婦旅行・0日目)

2024-11-27 05:45:00 | 日記
サンライズ出雲はJRで唯一定期運行している寝台特急列車。

横浜駅から22:15に乗って出雲市駅には翌日の10:00に到着する。
車中で1泊するうちに現地着は移動疲れもなくて良いだろうね。

早めに横浜駅に着き、夕飯の弁当と翌日の朝飯を買い込む。
ビールとツマミも忘れませんよ。


(東海道線を走ります。)

サンライズ出雲は出雲市行き7両と高松行きのサンライズ瀬戸7両が連結した計14両の編成。
岡山駅で切り離され、それぞれの目的地へ向かう。

寝台タイプはノビノビ座席、ソロ、シングル、シングルデラックス、シングルツイン、サンライズツインの6種類。

サンライズツインを取りたかったけれど人気で叶わず、2番希望のシングルツインとなった。

それでも取れてラッキーでしたよ。
シングルツインを外すとかみさんとそれぞれシングルに分かれることになっちゃうからね。
10時打ちいただいた駅員さんに感謝ね。


(サンライズ出雲入線。)

東海道線に続き横浜駅のホームにサンライズ出雲が入線。
平日の夜間だから帰宅する方々に紛れてホームで待つのは新鮮だった。

寝台車に乗るのは中学以来だ。

当時はブルートレインと呼ばれていて、対面3人掛けのシート上中下3段をカーテンで仕切っていただけだった。

さて、それからどれだけ進歩したかな。


(行き先は出雲市駅。)

席(部屋)は14号車の1番。
最後尾車両の端だ。

部屋の横に階段があって上下に分かれ、その先にシングルの部屋が並ぶ。


(通路の両側が寝台スペース。)

車両に乗り込んで直ぐが部屋なので目にした印象は、狭っ。


(シングルツイン。)

部屋の幅は1mくらい。
上下段にベッドがあり、上段のベッドは固定式。

扉を閉めたら立つスペースの幅は40cmくらいしかない。
大きなスーツケースは置けないな。


(下段の寝台。)

下段のベッドは床板を外すと格納式のテーブルが出せて、2人が向き合って座れる座席になる。


(上段の寝台。)

上段ベッドは窓が大きく屋根が高くて居心地が良い。


(寝るとこんな感じ。)

横になってみると、狭いと思っていたこの空間が秘密基地のような感覚で落ち着く。

時間が経つほどに居心地が良くなって来るぞ。

お弁当を食べつつ缶ビールを飲みくつろぐ。

車窓からの景色は暗くて分からないから、通過駅で現在位置を確認。
小田原、熱海までは分かったかな。

人目を気にせずに飲み食いして酒を飲み、そのまま寝れるなんて贅沢な旅だね。

居心地の良さはブルートレインの頃とは大きく進歩してるよ。


(枕元に目覚ましもある。)

パジャマに着替えて歯を磨き、ベッドに昇って横になる。

上段だと揺れを心配していたけれど、全く気にならず心地良い揺れ具合。

普段と変わらずに良く寝れましたよ。


(車窓からのサンライズ。)

翌朝はいつもどおり5:00には目覚め、シェードを明けて景色を眺める。
寝転びながら車窓から見る朝焼けの田園風景は贅沢だ。

夜中に1時間ほど停止していたので遅れての進行。
停車の理由は先行車両が動物と接触したかららしい。



(改めて撮影。)

早朝の岡山駅でのサンライズ瀬戸の切り離し時にはホームに降りて撮影タイム。


(離れゆくサンライズ瀬戸。)

最後尾から7両分を移動せねばならないから、行ったら既に切り離し済みでサンライズ瀬戸が遠ざかるところだった。

再び最後尾まで走って戻る。


(朝食風景。)

岡山駅を出発したら、昨日買っておいた朝食をいただく。

出雲市駅到着まであと少し。
残り少ない列車の旅を楽しみましょう。


(宍道湖。)

出雲地方の天気予報は「雨のち晴れ」。

生憎の空模様だけど、さすがは晴れ男、出雲に近付くほどに晴れ間が見えるよ。


(車窓からの空。)

予定よりも1時間近く遅れて11:00に出雲市駅に到着。

ぐっすり寝れたので疲れはなく気力・体力とも充実してホームに降り立つ。

寝台特急だからこそだね。


(扉右の窓が乗っていた部屋。)

最後に列車の写真を撮って別れを惜しむ。


(着いた。)

所要時間12時間のところ、遅れたんでプラス1時間。

そのほとんどを寝て過ごすから長いとは思わない。
何ならまだ乗っていたいほどだ。


(ありがとうサンライズ。)

定期運行はこのサンライズだけだけれど、寝台特急はもっとあって欲しい。

昔のブルートレインは北海道や九州へも走っていた。
時代の変化と言えばそれまでだけど、余裕を持った寝台列車の旅も良いな。

ぜひまた乗りたい。


🚈

【釣】JOFI神奈川懇親釣り会 (2024/11/10 LT五目 しまきち丸)

2024-11-25 05:38:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川では海面、渓流、鮎と、釣りのジャンルごとに部会が組成されている。

自分は海面部会所属だけど、鮎部会にも片足を突っ込んでいる。

部会が異なればインストラクター同士が普段顔を会わせる機会がないから、親睦を深めるために3年振りに懇親釣り会を開催することになった。



場所は相模湾。
釣り教室でお世話になっている片瀬漁港のしまきち丸さんで五目釣りだ。

コマセ釣りならば船釣りをやらない渓流、鮎部会の方でも釣れるでしょう。

総勢13名の仕立て船で7:00に出船。



今回は五目釣りなんで魚種によるポイント制で争う。
同一魚種ならばポイント加算は1回のみ。
つまり、同魚種の数釣りでは優劣が着かないから、全員にチャンスがありますよ。

ただし、同じ魚種でもサイズによってポイントが異なる魚が設定されている。
例えばアジは40cm超は2ポイント、それ未満は1ポイントだ。

多種目を釣るのが入賞への近道ね。



釣り座抽選の結果は左舷胴の間。
大艫を狙っていたところひとつ前の抽選で取られちゃったよ。

隣には共に鮎釣り修行中のMさん。
Mさんはかつてハナダイ釣りで野毛屋さんに通い詰めて俊船長に鍛えられたそうで、コマセ釣りが得意。

逆に自分はコマセ釣りはアジしか経験がないから隣で技を盗ませて貰おう。



江の島を横目に東進して岸からそう離れていない浅場から釣りを開始。

仕掛けは支給されたイナダ五目用の2本バリ。
FLビシは60号指定。
アミコマセに付けエサはオキアミ。

タックルはLIGHTGAME7:3に久し振りにForceMaster800を引っ張り出した。

底から10mの範囲を誘えとの船長指示でコマセを撒き続けるも、反応なし。



暫し打ち返していると船中でソウダガツオが掛かり出す。
こっちも、回収中に食い付いて走り回られるのを強引に巻いて抜き揚げる。

あちこちでソウダ祭りに発展。
ひどい時はコマセ詰め中に海面に落ちていた仕掛けにまで食い付く始末よ。

表層のソウダをかわしても中層にはゴマサバの群れがいる。
落とし込みの途中で食われて仕掛けを止められちゃう。

ソウダとサバをかわして底まで仕掛けを落とせてもそこにはサバフグが群れていて、仕掛けを止めるとハリスごと切られちゃう。

参ったね。



早々にソウダとサバで2ポイントを稼ぎ、サバフグはポイント外だから他の魚種を仕留めたい。

底を切って仕掛けを止めずに誘い続けねばならないか。

隣のMさんはハナダイで鍛えた流れるようなシャクリが見事で、コンスタントに小アジを揚げている。

コマセと仕掛けがしっかり同調しているからなのだろう。
こちらもコマセの帯を作って仕掛けを入れているつもりなんだけど反応が遠い。
同調出来ていないのだろうな。

コツが良くわからず愚直にシャクリ続けていると、ククンとアタリ。

聞きアワセると活性あり。
掛かったね。

電動オンで巻き始めるとそれなりの手応えで突っ込むような引きを見せる。
タイ系か?

期待とともに揚がったのは良型のハナダイ。



おチビハナダイしか揚げていないMさんが先を越されたと悔しがる。
Mさんが得意科目のハナダイだからね。

そのMさん。

釣った小アジで泳がせ釣りに切り替えて一発大物を狙いだす。
こっちにはアジが掛からんから夢は追えない。

暫くするとMさんの置き竿が突っ込んだ。

ヒラメか!?と皆が注目する中揚がったのは、



オオモンハタ。

50オーバーの良型だ。
これは羨ましい。

魚種が増えないから根魚を狙うためにアミコマセに紛れている小魚(サッパ?)を切って身エサを落としてみる。

すると、こっちにも来ましたよ!
オオモンハタが!



サイズは15cmのおチビですがね。
写真撮影後にリリースしましたよ。

せめて持ち帰れるサイズなら清蒸鮮魚にしていただくのに。

今度は、アマダイ狙いで底でタナ取りするとサバフグにハリスを切られまくり、針の消費が痛い。
ヤツはどんだけ湧いてるのかね。

頻繁に動かしてサバフグを躱そうとするとアタらない。
何とかガンゾウビラメを釣り揚げ1ポイントをゲット。



ハリス切れに疲れたんで、コマセのシャクリに戻して良型のアジを追加したものの、ここまで。

13:00の沖あがりを迎えた。

結果は6目で6ポイント。
入賞には至らなかった。
あと1ポイント取れていれば同率3位だったのに。



Mさんは泳がせ用の胴突きやウイリーなど複数の仕掛けを準備していた。

針も仕掛けも準備せずになりで臨んだのがダメだね。
タックルバックにあったLTアジ仕掛けと4号ハリスと丸海津バリで船上で吹き流し仕掛けを自作して使ったけれど、釣果に繋がらず。


1位から3位の入賞賞品はキャスティングの商品券がそれぞれ2万円、1万円、5千円。
豪華だよ。

大物賞はタックルボックス、ブービーはクッション。



1位はMさん。
大物賞もMさんのオオモンハタで賞品の2重取りだ。

もう少し頻繁にアタればもっと盛り上がったろうけれど、普段やらない釣りは良い経験で楽しめた。

来年の懇親釣り会では準備万端で臨んで入賞を目指しますぜ。


・ハナダイ : 1
・アジ   : 1
・オオモンハタ : 1(リリース)
・ゴマサバ  : 5(リリース)
・マルソウダ : 4(リリース)
・ガンゾウビラメ : 1(リリース)


🐡

【食】アジの刺身・なめろう

2024-11-22 05:46:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの午前アジ船の釣果はたったの5匹。

少ない釣果なんで1食で味わっちゃおう。


(外しませんよ。)

アジの刺身。

今回は海が悪かったのもあって血抜きせずに海水氷のクーラー直行で氷締めした。

血抜きすべきか、せずに氷締めを優先すべきか、自分の舌で結論を出そうと考えたのですよ。

いつもと違い、見た目は身に血が残ってほんのり赤い。


(寄りで。)

食べてみると旨いんだけど少々雑味のようなものを感じる。
コクとも言えなくもないけれどネガティブ要素として判断した。

かみさんもこれまでのアジとの違いを感じたようで、いつもの方が良いとの感想。

結論。

今後アジは血抜きを継続します。


(定番。)

アジのなめろう。

毎度定番、ご飯が進む一品ね。

大葉を切らしていたからわざわざ買いに行きましたよ。

味噌が入るから雑味は紛れているけれど、やはりいつもの方が旨い気がするな。


(集合写真。)

目的としていたN会長へのお裾分けや干物も出来ずで、このままでは収まらない。

近々リベンジしますぜ。
返り討ちが怖いけど。


🐟

【感】夫婦旅行前記 (2024/11/05〜11/08 出雲・松江)

2024-11-20 06:00:00 | 日記
「元気なうちに一生に一度は」のラインナップの上位にあるのが出雲大社への参拝。

かみさんと相談して今年行くことにしました。
電車旅が好きなかみさんの提案で、行きは寝台特急サンライズ出雲で行く計画ですよ。


(「JRおでかけネット」から。)

このサンライズ出雲、JRで現在唯一定期運行している寝台特急列車で大変人気があるそうだ。

寝台券の購入は乗車日の1ヶ月前からで、10月5日(土)にみどりの窓口が開く1時間前から並び、窓口の方に「10時打ち※」いただいて無事に第2希望のシングルツインを確保できた。
※10時の時報とともに予約システムのエンターキーを打って貰うことだそうです。

寝台車に乗るのは中学生時代に遡る。
島根県に行くのは初。
楽しみだ。

出雲大社、宍道湖、石見銀山、松江と観光地を効率良く巡る計画を練って、いざ出発。

これから釣行の隙間を埋めるネタとして綴って参ります。


⛩️

【釣】満員でドッタンバッタン苦労のアジ釣り (2024/11/03 午前アジ 野毛屋)

2024-11-18 05:36:00 | 釣り
野毛屋さんへの午前アジ釣行は4:45着で7番目。

早い番手で席を選び放題かなと思いきや、満員のアジ船は団体客の予約が入っていて空いているのは四隅から数席のみ。


(毎度。)

7番目ならば大艫を取れるだろうと思っていたのに、両大艫は既に取られて残すは舳側のみ。
仕方なく左舷舳1番を取りましたよ。


(潮はこんな感じ。)

風でうねりがあるだろうから上下動が激しい舳は避けたかったけれどしょうがないね。


(本日は第三忠丸。)

アジ船は満員だけど、フグとマダイ船は余裕がある。

海のコンディションが悪そうだから釣り初心者には厳しい日になるかもね。


(出船。)

出船すると、晴天なものの予報どおり北風が強く海はうねっている。

低速移動でも船はドッタンバッタン上下に揺れて、その度に飛沫が舞って船内に降りそそぐ。

舳は2mくらい上下するからこれで釣りは大変だぞ。

スタート前からちょっと憂鬱。


(釣り開始。)

釣り開始。

コマセを詰めようとすると仕掛けが風で吹き上げられて隣の邪魔になっちゃう。

隣のおじいさんは下手側の初心者女子とのオマツリを避けるためにこっち寄りで釣りをするから距離が近すぎる。
それで「こっちに仕掛けを流すな」と言われてもね。

仕方がないから、竿を斜めに出して回収時は仕掛けを掴んでからビシを取り、そのままコマセバケツの外でコマセを詰める。
手返しが悪くてしょうがない。

また、タナを取ろうにも舳は2mほど上下動するからキープが難しい。

何度も打ち返してようやくアタリが出ても掛からないし、掛かっても巻きバレする。

こりゃ大変だ。


(8:22に1匹目。)

1時間近く打ち返してやっと型を見る。

上顎のセンターに掛からないと取り込みまでいけないよ。

船の上下動に合わせて竿を操作してタナをキープしようとしても、どうしても仕掛けが弛んでしまう。

弛んだ仕掛けにアジが食うと、掛かりどころが悪くなり口切れなどでバレてしまう。

常に仕掛けを張った状態にして上顎に掛けるのがアジ釣りのコツなのだけど、それが出来ない。


(風がビュービュー吹いてます。)

活性も高くないようでアジの食付きが遠いのも悩ましいところ。

早い勝負を狙ってコマセ撒きと誘いを連動させてみたり、逆に待ちをきめてみたり、色々試しても結果に繋がらず。

ダブルの2匹を順番に取り込みポチャしたのには凹みましたよ。


(沖あがり。)

そんなこんなで頑張ったつもりの結果はたったの5匹。
アジの最低釣果記録更新じゃないかね。

バラしがなければ余裕でツ抜けてたけどね。


(本日のアジ。)

型はそれなりに良いのがいるから1食分にはなる。

数が釣れたら鮎友釣りの師匠であるN会長宅にお届けする予定だったのに、この釣果じゃ次回に持ち越しだ。

今年中にアジはリベンジせねばなりますまい。


・アジ : 5
船中0〜15
中潮


🐟