釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】清津峡で映え写真を撮ってみる (家族旅行・長岡花火 1日目)

2023-08-21 05:55:00 | 日記
歳を取るとタイムリミットが見えて来るからか「一生に一度は」というラインナップが増えてくる。

訪れたい土地、食べてみたい食、やってみたい体験など、「人生百年時代」と言われるものの健康寿命は百歳まで持たないのだから、体の自由が利くうちに計画的に実現せねばね。

そのラインナップの一つが長岡の花火。

今年はコロナ禍が明けて4年振りに有料での開催になるそうで、遠方から行く勝手が分からない身にとっては有料の方が安心でありがたい。

しかし、一般観覧席の抽選に落選。

それでも盛り上がった気持を諦め切れず、金にものを言わせてJTBの有料観覧席を確保した。
「リバーサイド千秋」という商業施設の屋上の観覧席で1テーブル28,000円也。
一生に一度だから奢りましたよ。

観覧席は押さえたものの、花火大会開催の8月2日、3日は長岡近くの宿は当然どこも一杯。
辛うじて長岡まで車で1時間の湯沢グランドホテルを確保できた。

子供たちに声を掛けると、行きたいとのことなので一家総出の家族旅行だ。


(湯沢まではこの距離ね。)

野毛屋さんのマダコ釣行翌日の8月3日(水)、6:00に家を出る。

当日は国営越後丘陵公園の駐車場に車を停め、送迎バスで長岡入りする予定。
送迎バスの降車場からリバーサイド千秋までは歩いて30分。
17:00の観覧席受付開始時間を目指し、逆算して予定を組む。

バス送迎は15:00開始なんで、その時間に公園駐車場に着くためには、事前に回れる観光地は1、2個所に限られる。

長岡入り前の観光で目指すのは清津峡。

トンネルから渓谷を臨む映え写真で有名なスポットだ。


(第2駐車場。)

圏央道経由関越道を渋滞もなく10時過ぎには塩沢石打ICを降り、清津峡に向う山道に入ったところから渋滞。

第1〜4まである駐車場の1km手前から駐車待ちの渋滞だ。
やっぱ人気のスポットだね。

1時間渋滞にハマってようやく第2駐車場に停められた。


(歩いて目指す。)

標高があって少しは涼しいかな、との思いを見事に裏切られ蕩けるような猛暑と日射し。
この日の最高気温の予報は36℃でしたよ。


(景色良いね。)

道すがらの清津川が綺麗で浸かって涼みたいくらい。

清津峡は黒部渓谷、大杉谷とともに日本三大渓谷の1つだそうだ。
黒部は行ったから2つを制覇だな。

トンネル入口の券売機で入場券を買って奥へ進む。
大人1人1,000円也。


(涼しいね。)

トンネル内は湿気があるものの、ひんやりしていて気持ちが良く、クールダウン出来る。

トンネルの全長は750mあるそうだ。



最奥の映えスポットの途中に3個所の見晴所がある。


(第一見晴所。)

(からの景色。)

トンネルの横穴から渓谷を臨める。


(第二見晴所。)

(からの景色。)

それぞれの見晴所に特徴があって区別してるようだ。
どれもコンクリ打ちっ放しじゃ変わり映えしないからね。


(第三見晴所。)

(からの景色。)

渓谷の切り立った壁面はマグマが固まった特徴の柱状節理になってる。
圧巻の景色だ。


(最奥。)

いよいよトンネル最奥の映えスポット、パノラマステーションへ。


(この人だかりよ。)

そこには写真で見た景色が広がってる。

1段上った所はプールになっていて、くるぶしまで程度に水が張られてる。

トンネル先端で映え写真を撮るにはここに入らねばならない。
ちゃんとサンダルを持って来ましたよ。


(映えるね。)

この水は伏流水なのか、ひんやり冷たい。
逆光で反射する水面が幻想的な景色を演出してる。

わざわざ水を張らなければこの魅力は半減するだろう。
考えた人はグッジョブね。



(映えよ。)

トンネルの口から観える渓谷は文字通りV字に切り立ってるのが見事。
正面から渓谷を観る機会なんてないよな。

記念撮影をしたけど逆光で人の姿はシルエットにしかならん。
ここではそれが味か。

日本三大渓谷は伊達じゃない。
渋滞にハマっても観る価値がありましたよ。


🐡

【感】ミッション・In・会津2023 Part1 2日目 (2023/06/15〜16 会津若松)

2023-06-30 05:52:00 | 日記
ミッションを帯びて会津若松での2日目の朝。
前日の疲れがあるはずが、いつもどおり5時には目覚めてしまい、折角ならと朝風呂にいく。
朝イチの貸し切り状態で浸かる温泉は何とも贅沢ね。

前日に続いて天気は雨。
朝食の前にゴミ出しのため6時に義母の実家に行き、一仕事終えて宿に戻る。



戻ったら、ブュッフェスタイルでガッツリ朝食。
蕎麦に、ご飯に、締めには杏仁豆腐とアイスまでいっちゃいました。

膨満感を抱えたまま千代滝をチェックアウトして実家で最後の仕事をこなし、10:30に後にする。

スーパー(ヨークベニマル)に寄って新聞紙やダンボールを捨てがてらお買い物。
店先に回収ボックスがあっていつでも廃棄できるのは良いね。


(まんまーじゃ。)

そこからは、正月に実家でいただくために魚屋で身欠きニシンを仕入れ、毎度お決まりのまんまーじゃで野菜を買い、花春酒造の直売所で限定販売の大吟醸を買って、鶴ヶ城会館へ。


(鶴ヶ城会館。)

鶴ヶ城会館では千代滝で一緒だっただろう修学旅行生でごった返してる中、小学生をかき分けて会社へのお土産を買う。

ぐるっと市内を回って買い物を終えたら会津若松最後の食事へ。


(2年振りかな。)

選んだのは、お秀茶屋。

創業から変わらず囲炉裏の炭火で焼いてくれる、ここの田楽が好きなんですよ。


(ここが焼き場。)

週末は待ちが出る人気店だけど、平日の昼だから空いてる。

座敷にあがって焼き上がりを待つ。
焼き場からの煙で店内が燻されてくるのも味のうちね。


(これです。)

田楽は6本。
具材は、餅、厚揚げ、コンニャク、ニシン。
秋にはコンニャクが里芋に変わる。

甘めの田楽味噌が炭火で炙られ香ばしい。
創業350年を超えて、当時から変わらぬホッとする味ね。

満足して、14時頃に会津若松を後にして帰り着いたのは20時頃。

翌日からお土産を楽しむ。


何種類も買ってきたお気に入り。
乾麺だけど、まるでお店の蕎麦を家で味わう感じね。
蕎麦湯までいただきます。



きゅうり。

パリッとした張りとみずみずしさで、きゅうりの味がしっかりとする。
マヨ味噌でいくと最高。



枝豆。

シーズン前だから期待値には至らずだけど、こっちで買うものよりも旨い。
ハイシーズンのを食べたいよ。



トマト。

赤々としてジューシーでフレッシュ。
青臭さなど一切なし。
皆で思わず唸る。



こちらで買うより安い値段で数倍も旨い地場野菜は何よりのお土産ね。
数百円でこの満足度はコスパ最強だぞ。

ミッションPart2が楽しみだけど行けるのは夏か、秋かな。


🐡

【感】ミッション・In・会津2023 Part1 1日目 (2023/06/15〜16 会津若松)

2023-06-26 06:11:00 | 日記
ミッションを帯びて義母の実家の会津若松へ。
6:30に義母をピックアップして都内を抜けて東北道を北上する。

あいにくの雨模様なものの、渋滞らしい渋滞もなく順調に西那須野塩原インターで降りて、ここから先は一般道で。

目的の一つは会津田島の道の駅「会津西街道たじま」に寄ること。


(ここです。)

ここでお気に入りの蕎麦と露天で売ってる地元食材を買うのよ。
毎度寄っては季節の食材を仕入れるのだけど、切干大根と打ち豆は外しませんぜ。

目的の2つめはラーメン。


(本店です。)

丁度昼頃になるのを計算し、「うえんで」本店で昼飯にラーメンをいただく。

会津に来たら極太手打ち麺を食べずにはいられないのよ。

平日とあって待たずに入れたけれど、満席に近かった。



(これよこれ。)

メニューには辛味噌ラーメンなど新しい品が増えてたものの、このところ自分は会津山塩ラーメン一辺倒ね。

あっさりの中に円やかな塩味と出汁の旨味、ブリブリの極太手打ち麺が食べ応えを約束してくれる。

やっぱ旨いなー。


(間違いなし。)

今回は久し振りに焼き鳥も注文。

うえんでを訪れる人のほとんどが注文する名物メニューだ。
塩とタレがあるところ今回は塩で。

会津地鶏は柔らかくジューシーで旨味たっぷり。
これでビールをイケたら最高だろうな。


実家で1日目のミッションを終えたら宿へ。


(ここも恒例。)

東山温泉の千代滝。

内装をリニューアルして以前にも増して居心地が良くなった。


(エントランス。)

(ロビー。)

(客室もリニューアル。)

この日は修学旅行で3校の小学生が泊まるそうで、風呂の時間が限定される。

コロナ禍が明け、晴れて修学旅行に来れて良かったね。
こんな宿に泊まれるとは今の小学生が羨ましいな。

貸し切り時間になる前に温泉に入り、お楽しみの夕食へ。



(ビュッフェ形式で。)

こずゆを始め、鰊の山椒漬け、イカにんじん、馬刺しなど郷土料理を味わう。
地場の野菜も新鮮で美味しくて唸っちゃう。

派手さや豪華さはないけれど、ホッとするしみじみと美味しい料理が嬉しいのよ。


(ラウンジもリニューアル。)

満腹したらラウンジに寄ってチョコレートとコーヒーをテイクアウト。

明日のミッションもあるんで早めに休みましょう。


🐡

【感】一夜城ヨロイヅカファームと石垣山で想い出が蘇る

2023-05-26 06:11:00 | 日記
今年のGWはカレンダーどおり。
行動制限がなくなっての連休で高速道路はえらい渋滞だし、終盤の週末は雨予報だから、近場で観光でもしようかとかみさんと検討。

小田原はどお?
と候補に出したら、かみさんがヨロイヅカファームに行きたいと話が纏まり、5月5日(金・祝)に行ってきましたよ。

(ファーム全景。)

ヨロイヅカファームは有名パティシエの鎧塚氏がオープンした畑を併設したお店。

ケーキを始めとするスイーツやパン、野菜などの直販もしている。
カフェ・レストランもあってその場で味わえもする。



一夜城とは豊臣秀吉が小田原攻めの際に石垣山に建てた城のこと。
小田原城を見下ろす位置に一夜のうちに忽然と城が建ったから「一夜城」と命名されたようだけど、実際は3ヶ月掛かったそうだ。

相模湾を見下ろすヨロイヅカファームの背後にはその一夜城跡がある。




小学校時代を小田原で過ごした自分には石垣山は馴染みの場所。
遠足はもちろん、遊びで何度も訪れて駆け回ったものだった。

それが綺麗に整備されて見違えたよ。


(川島なお美さんの碑がある。)

東名・小田厚を通って渋滞もなく1時間程で到着。
10時開店の30分前から店前に並んで待つ。

遠方からがほとんどだろうけど広い駐車場に続々と車が入ってくる。
開店前で30組みくらい待っていただろうか。

ケーキを買う予定のところ、折角だからカフェで食べていこうと方針転換。
開店して店内に案内されると売り場の奥にあるカフェスペースへ行って席を確保。
テーブルは4人掛け2つを含む10ほどでそれほど広くはない。

席で伝票を受け取ってから売り場に戻って購入客に混ざってケーキの注文をする。

売り場もスペースがないから入場制限が掛かってる。


(名前は忘れたけどピスタチオのケーキ。)

ケーキとコーヒーでホッと一息。

ケーキは甘過ぎず軽い仕上がりで評判通りに美味い。
ここまで来る価値あるね。

カフェタイムは10:50まで。
それ以降は予約客のランチタイムになる。

外ではまだ行列してるから、再び伝票を持ってお土産用のスイーツを購入。
ついでにソフトクリームもいただきました。

お店を出たらすぐ裏の一夜城跡を散策。





登り口にはボランティアだろうガイドの方が数名いらっしゃる。
それなりの観光スポットになってるのだろうね。

石垣山の名の通り石垣が連なってる脇を登っていく。

秀吉の時代に標高261mのここまでこれらの石を運ぶのは重労働だったろうな。




小学生当時は山道を登った記憶がある。
こんなに綺麗に整備されておらず山城だった印象が、芝生が敷かれた広場まである。
見違えたよ。



広場から更に登ったところが頂上の本丸跡。




本丸跡からは小田原市内と相模湾が見渡せる。
小学校の遠足でここで弁当を食べた記憶が蘇りましたよ。


本丸跡は展望台と歩道が整備された程度で、ほぼ変わらず当時見たままの景色だ。

タイムスリップしたように当時の遠足グループで一緒だった友達の顔が目に浮かぶ。
ノスタルジーだな。


(枝同士が結合してる連理木。)

ボランティアの方が案内していたのが連理木。
2本の木の枝が癒着連結したもので「縁結び」で崇められているそうだ。

木に縁結びの意図があったか分からんけど、どちらも引かないエゴのチキンレースの結果としては面白くあるな。



本丸跡から下る途中のそこここにも石垣が見られる。



最後にヨロイヅカファームと相模湾を見下ろして石垣山を後にする。

次は小田原駅前にオープンした「ミナカ小田原」で昼食の予定。



コインパーキングから駅まで歩く途中で神輿や山車に出くわす。

気せずして5月5日は松原神社例大祭だそうだ。
小学生の頃に町内会の山車を引いて歩いた
記憶が蘇ったよ。

「○○の屋台、景気を着けろ!ワッショイ!」

掛け声も昔のままだね。

ミナカ小田原はどこも混んでいたんで、駅手前の蕎麦屋さんで昼を済ませ、地下街で干物を購入。

西湘バイパスで海を眺めながら早めに帰路に着いた。

半日程度でも近場で充実した観光だったな。


🏯

【感】河津七滝を巡る (家族旅行・伊豆 2日目)

2023-03-01 06:11:00 | 日記
昨年から引っ張ってる隙間を埋める旅行ネタ。
残りあと2回です。

では。

望水をチェックアウトして目指すは河津。
途中見掛けたお土産屋さんで干物を買う。


(こちらで。)

干物ではアジとエボダイは外せない。
店内で加工してるのが見えるから、味も良いのではあるまいか。

アジは「干物ガチャ」なるガチャガチャがあって、500円で出たコインの色で金は10枚、銀なら5枚、銅でも2枚と交換できる。
販売されてる2枚入りが650円なんで、ガチャした方が150円お得ね。
2回ガチャして銅・銅でした。



河津で目指す先は七滝。

せっかくだから散策しながら景色を眺めようと、家族皆初めて訪れる。
ちなみに「七滝」は「ななたき」ではなく「ななだる」と読むそうです。

公営の駐車場に停めて、近い順番に第1の大滝から観ていく。


(こんな道を下っていきます。)

7つの滝をコンプリートするには往復1時間を要する。

第1の大滝が最下流にあるから、渓谷を下り、観賞後は昇らねばならない。
良い運動になりますよ。


(第1:大滝。)

第2以降は高低差が少ないので横の移動のみで楽ね。


(第2:出会い滝。)

(第3:カニ滝。)

水が碧くて綺麗だ。
マイナスイオンを浴びてリフレッシュできますよ。


(第4:初景滝。)

初景滝の前には伊豆の踊り子の銅像がある。
川端康成の原作と何かゆかりがあるのかと思いきや、何もないとのこと。

撮影スポットではあるね。

(第5:蛇滝。)

蛇滝は上から見ると、川幅が狭く両脇の岸壁が蛇の鱗のように見える。
これが名前の由来かな。


(鱗のような岸壁。)

ここまでは川沿いに遊歩道が整備されているから歩きやすい。



次の滝はちょっと離れてて吊り橋を渡った先。



川幅は更に狭くなって道は遊歩道から山の散策路に変わる。


(第6:蛯滝。)

カニとかエビとかを滝に着ける意味が分からんね。

川エビが良く獲れたのでしょうか。


(第7:釜滝。)

ラストの釜滝は手前に展望台があって、そこまで霧のような飛沫が届く臨場感。
7つの滝巡りの最後にふさわしい佇まいだ。

七滝を制覇し、来た道を戻って12:30。

ちょうど良い時間なんで駐車場併設の蕎麦屋さんで、本生山葵を下ろしていただく山葵蕎麦をいただいた。

伊豆と言えば山葵も名産。
爽やかな刺激がいいね。



お腹も膨れたから、もう1箇所の観光に行こう。


🐡