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【釣】寄りフグでおチビと戯れるも心境は複雑 (2022/08/20 ショウサイフグ 野毛屋)

2022-08-29 06:00:00 | 釣り
寄りフグで連日50匹を超える釣果が出てるショウサイフグ。
好調故に本日は予約で満船だそうだ。

5:00着で15番目なものの、宿並びの駐車場に停められた。
ラッキー。


(毎度。)

釣り座は右舷艫4、5、6番の並びをチョイス。
艫側からT1さん、Kくん、自分の並びだ。
満船だけど、コロナ対策で釣り座を空けてるから余裕があるよ。


(本日は10号船。)

寄りフグは根に着いてるようで、胴突き仕掛けでの釣りになる。
出船前に船首に集まって健船長から釣り方のレクチャーがある。

要領はカワハギの弛ませ釣りやマルイカのゼロテン釣りとのこと。
ポイントは、ゼロテン時にラインを張らずに弛ませてハリを食わせることにある。
張ったままだとハリ掛かりせず、掛かってもバレやすいとのこと。


(出船。)

定刻前の7:00に出船。

今日は曇り空で過ごしやすく、走る風が心地良い。

20分ほどで大貫沖に到着して釣り開始。


(ベタ凪です。)

海は波もうねりもなくベタ凪だ。

3本バリの胴突き仕掛けを底に落として3秒ごとに誘う。
暫しすると船中型を見るけど、やっぱりおチビだね。

ゼロテンで待ってもアタリがないままエサだけやられちゃう。

この釣りはアタリを取ろうとしちゃダメだ。
船長に教わった通り、カワハギの弛ませ釣りの要領で糸フケを出して聞きアワセで掛けるのだな。


(7:44に1匹目。)

悟ったところで1匹目を揚げる。

ユラユラ誘って、底で弛ませて、2~3秒で聞き、ここで重みを感じたらそのままアワセに入る。

弛ませでも確実に獲れる訳じゃないからエサの消費が激しいぞ。


(他船が集まって来たぞ。)

ルーチンの繰り返しで釣り続くものの、ショウサイとの繊細な駆け引きなどないからドキドキに欠けるな。

その中で明確なアタリで釣れるのはカサゴ。


(かわいいゲスト。)

根周りなんでポツポツと揚がるけど、カサゴもおチビなんでリリースしますよ。

T1さんはキープサイズのカサゴをゲットして羨ましいぞ。


(8:47に10匹目。)

コンスタントに釣れ続いて1時間ほとでツ抜け達成。


(9:29に20匹目。)

ダブルもありペースが上がり、20匹までは順調に数を重ねる。

20匹を超えたあたりから徐々にペースが落ちてくる。

エサをお代わりした時に、健船長に魚探を見せて貰ったら、底から4mくらいまで魚影がビッシリ。
これ全部フグだよ、とのこと。
寄りフグ凄いな。

この魚影なのにペースが落ちるのは、世間知らずのおチビたちも度重なる仕掛けの襲来にスレたということかな。


(11:30に30匹目。)

ペースが落ちたところで釣り方をゼロテンと弛ませの組み合わせにする。

誘いからのゼロテンでアタリを取って、フグの気配を察したところで弛ませて食わせる釣り方だ。

最初のアタリではまず掛けられないけど、アタリを確認できるからただ弛ませを続けるよりも楽しい。

「釣れた」から「釣った」になるからね。


(12:19で35匹目。)

根掛かり3回でラインブレイク、仕掛け消失、オモリ消失を経て、潮止まりも挟んでペースは更に落ちる。


(潮はこんな感じ。)

キャストを織り交ぜ、弛ませから這わせにしたり、カワハギの宙の釣りをしてみたり、色々試してポツリと獲る。

ポンポン釣れるよりも、工夫で釣り上げる方が楽しいな。

釣れないと悔しいくせに、釣れ過ぎても面白くないとは勝手な話しですがね。


(沖あがり。)

ポツリのペースのままで沖あがり。

結果は39匹。
あと1匹が獲れなかった。


(本日のフグ。)

ショウサイフグの寄りフグをまともに経験したのは今回が初。
過去に一郎丸さんでコモンフグの寄りフグで爆釣はありましたが。

おチビの新子を味わえるのは期間限定だけど、この釣りは年1回くらいでいいかな。
やはり、カットウ釣りで手強いショウサイフグと勝負がしたいよ。


(小さいからエサバケツで収まります。)

捌きは港に帰ってから。

午後船を休止してる俊船長が捌きをお手伝いして、自分らは俊船長に捌いて貰うことに。

何で午後船を止めてるの?と聞くと、暑さと一人でこんな量を捌けないから、とのこと。

炎天下で午後船前の掃除と釣れ過ぎるフグの捌きを一人でじゃ厳しいものね。
釣れ過ぎて船を出せないとは複雑だな。

この新子たちがスクスク育って、来年には好敵手として楽しませてくれることを期待しましょう。


・ショウサイフグ : 39
・カサゴ : 3 (リリース)
船中8~50
小潮


🐡


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