釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アカメフグとワカメのしゃぶしゃぶ

2018-03-09 06:08:00 | 釣魚料理
2月24日の今季ラスト釣行で手にしたアカメは1週間の熟成で開封。
今季3回目のしゃぶしゃぶで堪能しますよ。


(良型1匹を下ろす。)

大学進学が決まってアイドリング中の長男は、友達と遊びに行ったついでで晩飯を済ませてくると、仕込み直前に連絡が入り、急遽1人前減らすことに。

ならば38cm1匹で良かろうと、ちょい厚めに下ろし、いつもの網目皿に盛る。


(えぼしワカメ再び。)

そこに一俊丸さんで買って塩蔵にしておいた「えぼしワカメ」も塩抜きして共演しますよ。


(W主演でどうでしょう。)

しかし、今だに野菜の高騰が続いてるのには参りますな。
白菜1/4サイズで200円とは驚きで、一瞬躊躇したものの鍋には外せないと買い物カゴに入れましたよ。


(準備段階。)

下ろしたアカメのと干して備蓄しておいた中骨で出汁取りし、頃を見て野菜を投入。
開始直前に水菜を乗せて準備完了。


(しゃぶ、)


(しゃぶ。)

熟成したアカメはしゃぶるとプリッとして旨味が増す。
毎度飽きない約束された美味。

ワカメはしゃぶると磯の香りが立って歯触りも良い。
塩蔵しても状態は生とそんなに変わらず旨い。
これは定番化決定だね。
教えてくれた花王迷人劇場さんに感謝です。


(ポン酢でいただくよ。)

アカメのしゃぶしゃぶは乗り合いを再開する秋までお預けになるから、しかと味わねば。
ワカメも加わっていつにも増して贅沢に感じるね。


(アテも忘れませんよ。)

ホクホク、プリプリのアカメの身を堪能し、定番の薄皮の湯引きを箸休めに摘まみつつ、ビールをいくと堪りませんよ。
毎度これを自宅で味わえる喜びを噛み締める。
アカメフグいいわー。


(これまた堪らん。)

〆は雑炊。
アカメの出汁とふんわり玉子の旨味が一体となった至福の一椀。

「雑炊ではフグが一番好きだなー。」

と度々、フグは飽きた発言をするかみさんも認める旨さ。

今季最後のアカメフグのしゃぶしゃぶ、しかと堪能しました。


・アカメフグのしゃぶしゃぶ
・アカメフグの薄皮の湯引き
・ワカメのしゃぶしゃぶ
・アカメフグ出汁の雑炊


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【食】コモンフグの刺身・ムシガレイの唐揚げ

2018-03-05 06:03:00 | 釣魚料理
2月24日(土)の野毛屋さんへの今季ラストのアカメフグ釣行は、頭ゲットの上々な結果で11匹。

おチビ2匹はリリースしたんで持ち帰りは9匹だけど、良型が混ざってるから食いでがあるよ。

アカメは1週間は冷蔵庫で眠ってもらうから、まずはゲストのコモンフグとムシガレイに登場いただく。


(定番。)

ムシガレイは一も二もなく唐揚げに。
フワッとした身とパリパリのヒレ周りが旨いね。
ビールと良く合いますよ。


(こちらはコモン。)

コモンフグはアカメとショウサイの中間的な身質だから2日~3日寝かせてみた。


(こちらも定番。)

刺身と薄皮の湯引きで晩酌。

フグを食べ慣れた我が家の面々からは特段の感想もない。
確かにコモンにしては旨味が薄めであったものの、もう少し有り難みが伺えるリアクションはありませんかね?

あまりにフグがある食卓が当たり前になったということかね。


(湯振り。)

その翌日には余った半身を湯振りに。
身質からして炙りの方が正解だったかもしれないな。

3日に分けてゲストを堪能して、メインのアカメは1週間の熟成中。
楽しみだ。

・コモンフグの刺身
・コモンフグの湯振り
・ムシガレイの唐揚げ


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【釣】今季最後に金色を手にする (2/24 アカメフグ 野毛屋)

2018-03-01 06:09:00 | 釣り
シーズンラストのアカメフグ釣行は初釣り以来の野毛屋さん。
直近のカワハギ、アマダイが貧果だったんで、アカメフグに癒されつつ暫しのお別れを告げるつもり。


(秋までお別れです。)

2月末でも家を出る時間が真っ暗じゃなくなって来たし、冷え込みも緩んできた。
段々と春が近づくのを感じますな。

野毛屋さんに5:10着で10番目。
フグ船は両大艫が埋ってるだけだったけど、午後から南西風が強まる予報だから午前勝負で右舷艫2番目をチョイス。
結果的に片舷3名づつだったんで胴の間になったけどね。


(潮はこんな感じ。)

潮が小さく午前は風もないから、竿はリアランサー湾フグをチョイス。
柔らかな穂先が良い仕事をしてくれるでしょう。
昨年末に折って交換した穂先の初下ろしだから、プチ魂入れになるよ。


(復活!)

土曜日でコンディションも良いのに総勢6名とは拍子抜けだ。
右舷舳と左舷大艫に常連さんがいるから、この方たちとの勝負になるかな。

でも、今年のテーマのとおり、欲しがらずに楽しみますよ。


(いざ出船。)

八景沖で釣り開始。
潮が緩いからオモリは8号の金色ナツメでスタート。

誘い下げをゆっくりはいつものとおり、ゼロテンの待ち時間は5秒を基本に繰り返す。

波もなく釣りやすいからアタリがあれば見逃さないだろう。
開始20分程でサクッと掛けた。


(1匹目。)

早々に肉付きが良い中型が獲れたのはありがたい。
今日はお客が少ないから、巻き上げ途中から健船長が横でタモを手にスタンバってくれるのも助かりますよ。

アタリが出る前に誘い上げで口に掛かったから、今日はアカメがエサを食うのに5秒以上のゼロテン時間が必要ということだろう。

エサを食われなかったからそのまま打ち返す。

暫く誘うとすんなり2匹目をゲット。
割り当てが多いのもあるけど、今日は手が合う感触があるよ。
午前勝負だから稼がなきゃ。


(今日イチの38cm。)

3匹目は今日イチの引き。
竿先が突っ込み、アカメ特有のゴンゴン引きをしっかり堪能できた。楽しいー。

食味もだけど、この引きがアカメフグ釣りの醍醐味だね。


(順調ですよ。)

時速2匹のペースで順調に数を伸ばし、10時前に5匹目を掛ける。
中型だったけど健船長がタモを入れてくれつつ、これコモンだよ。と言う。

思わず、えっ!コモン!?と声をあげたほどの良型、27cmくらいかな。

コモンフグは釣果にカウントされないけど、こんなサイズは初だよ。
今日明日で食べ応えがあるオカズが獲れたのは嬉しいな。


(良型のコモンフグ。)

それに遅れること20分で揚げた5匹目のアカメは、対照的な17cmのおチビ。
カウントのため船長に見せた上でリリースしたよ。


(おチビアカメ。)

その後、連チャンと言える回もあってコンスタントにアカメが揚がる。

左舷側の様子は判らないけど、船長から途中経過を確認されるということはトップを走ってるに違いない。
しかし、ゆめゆめ調子に乗るなかれ。
欲しがらずに楽しみますよ。

アカメの間にゲストも揚がる。


(嬉しいムシガレイ。)


(嬉しくないサメ。)

ゼロテンは変わらず5秒で、良型はほぼ誘い上げのタイミングで掛かる。
それより前にアタリが出るのは小型かゲストだ。

エサの食い方からも活性はそんなに高くなさそうだけど、ペースは落ちないぞ。


(釣り日和だね。)


(バケツはこの状態。船長ブログから拝借。)

誘い上げて、トップ位置で2秒待ち、ゆっくりと誘い下げ、ゼロテンで5秒待つ。

この単純なルーティンの繰り返しなんだけど、釣果に差が出るのが湾フグ釣りの奥深さだ。

昼前にはツ抜け達成。
これは新記録が出ちゃうんじゃないの?


(ツ抜け!いいトコに掛かってるよ。)

午前勝負を予想したとおり、午後になると南西風が出てきて、下げ潮も流れ始める。
すると、急降下のペースダウン。
まったくアタらなくなる。マジか!?

ここで心を折ってはいけない。
集中力を切らさず誘い続ける。
いつ何時、竿先に微妙なアタリが出ても取れるように穂先から目を離さない。


(沖堤に海うが並んでる。)

やっと1匹追釣して11匹。

刻々と時間が過ぎて沖あがりが近付いた頃に出たアタリで掛けたものの、数巻きしたところで無念のバラシ。

結局、これが今シーズン最後のアタリとなった。
バラシで終わる締まらない結果は去年と同じだよ。トホホ。


(沖あがり。)

船長に、11匹?と聞かれ、そう。と答えると、

「トップ同数だよ。」

とのこと。
何と、午後に良いペースで揚げてた右舷舳の方に追い着かれてた。
あぶねー。あぶねー。


(血の池地獄。)

竿頭シールを貰って、二人揃って釣果を並べた前で記念撮影いただいた。

去年達成出来ず繰り越しになった3枚ゲットの目標の1枚目を、早々に手に出来た。
これは幸先良いぞ。
でも、この日の健船長ブログのコメントには、

「トップは、良い勢いで伸びてからの…失速」

とあった。確かに。。。
まだまだ課題ありですな。


(金バージョンは初ゲットだよ。)

今シーズンのアカメフグ釣行はこれで終了。
最後に満足の釣果で気を良くして秋まで待てますよ。

・アカメフグ : 11 (うちリリース2)
・コモンフグ : 2
・ムシガレイ : 1
・サメ    : 2 (リリース)
船中0~11
小潮


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