釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アマダイの昆布〆・ゲストの刺身・ムシガレイの唐揚げ、干物

2021-04-16 07:11:00 | 釣魚料理
一俊丸さんでのシーズン末期の滑り込みアマダイ釣行は本命1匹にゲストがポツポツ。

今年初の鱗がある魚の釣果だから、美味しくいただきましょう。
久し振りに魚を下ろしますよ。


(かわいいサイズですが。)

本命のアマダイは松笠揚げにする予定だったところ、おチビなんで諦めて昆布〆にする。

丁寧に3枚に下ろした身を酒で拭いた昆布に挟んでラップにくるんで冷蔵庫で半日寝かす。


(こんな感じね。)

ゲストのアカボラ(ヒメコダイ)、アラは刺身に。

キダイは塩した後に酢〆に。

更に、一切れ残してチルド室に1週間寝かせてしまったスミイカの身も添えてみる。


(5種盛り合わせ。)

・右半分 : アカボラの刺身
・真ん中 : キダイの酢〆
・左上  : アラの刺身
・左中  : スミイカの刺身
・左下  : アマダイの昆布〆

どれもちょびっとだけど、それぞれ個性があって美味しいよ。

アカボラは身の丁度良いモチっと感と旨味の濃さが身上。
裏本命だけのことはある。

キダイは水分を抜いて締まった身を酢でサッパリといただく。
皮目が旨いね。
うっかり酢に浸け過ぎましたが。

アラはまだ身がしっかりしてるけど旨味十分。
さすがの高級魚だ。
成長したサイズをいただいてみたいな。

スミイカは1週間の熟成で柔らかくなったものの旨味は増大。
寿司ネタはこのくらいのバランスかな。

アマダイは水分を昆布に取られて、替わりに昆布から旨味をいただいてる。
モチッとした食感に上品なこの味わい。
料亭を思わせる食味ですな。
もっと食べたいな。


(再度掲載。)

久し振りの新鮮な釣魚の刺盛りは満足度が高い。
おチビ揃いだろうが数があればそれなりに楽しめる。

家族皆で「旨っ!」を連発しましたよ。


(4匹を唐揚げに。)

ムシガレイとガンゾウビラメは唐揚げで1人1匹をいただく。

2度揚げでヒレはパリパリ、身はホックリ。
ムッシーとガンゾー好きですわ。


(茹でたのが冷凍されてます。)

一俊丸さんで買ってきた「えぼしヒジキ」は解凍して洗った後に、C.S.C NAOMIEさん(一俊丸の女将さんね)に教わった味付け、マヨネーズ+麺つゆ+ゴマ油で合えていただく。


(こちら。)

煮物以外でヒジキをいただくのは初だけど、これが旨い!

ヒジキサラダって感じでコリッとした歯触りとほんのり磯の香り、ゴマ油の風味も良し。
家族皆でペロッといただきましたよ。


(集合写真。)

自粛中は肉食が多かったから、久し振りの釣魚尽くしの食卓は幸せだ。

海と釣れてくれた魚たちに感謝です。


(冷蔵庫一夜干し。)

型が良かったムシガレイは塩して冷蔵庫で一夜干しに。

水分が多いムッシーは揚げるか干すが良いね。
かぶり付いていただきましたよ。

あとは買ってきたカメノテがあるけど、初めてなんで別途単独ネタとしてご紹介しましょう。


🐡

【釣】まだまだリハビリ期間から脱せず (2021/04/03 アマダイ 一俊丸)

2021-04-12 06:40:00 | 釣り
シーズン末期に乗っとかねば、と一俊丸さんへアマダイ釣行。

5:00着で荷物を宿前の釣りもの看板前に置いて、茅ヶ崎海岸の駐車場へ。
現在、東側の海岸は大規模な工事中だ。
駐車場を拡張するようだね。


(お久し振りです。)

5:30の釣り座抽選に名乗り出たのは3名。
なのに3名中のスソを引き当てる引きの弱さ。
相変わらずクジ運がないなー。

先行の2名が両大艫を押さえたところ、空いてるのは両舳のみで、間は並びで予約の方々で埋まってるのよ。
2択から左舷舳をチョイス。


(昇る朝日と茅ヶ崎港。)

緊急事態宣言が開けたからタオルの無料レンタルとカップ麺のサービスが復活。
助かりますね。

腹ごしらえして港に向かうけど、工事中だから港まで遠回りになったね。


(えぼし岩が遠くに見える。)

7:00に出船。

タックルは新竿ミッドゲームにフォースマスター400の組み合わせ。
エクストリームガングリップで誘いが楽に違いない。
しっかり本命を揚げて魂を入れてやりますよ。


(初下ろし。)

茅ヶ崎沖の70mくらいだったっけ?から釣り開始。

スルスルと出ていくラインはほぼ真っ直ぐ。
上げ一杯でこれからが下げだから、潮が動いてないね。


(潮はこんな感じ。)

船中何も起こらず、ひと流しで江の島沖に移動。

水深は90mくらい。


(江の島が見えてきた。)

着底したらオモリでトントンと数回底を叩き、1m切って誘いに入る。
誘いは湾フグよろしく優しくね。

タナは小まめに取り直す。
すると来ましたよ、ククンと竿先を揺らす本日初の活性反応が。
誘いの動作のままアワセになり巻き上げに入る。

なかなかのサイズかなと揚げてみると、


(ダブルでした。)

アカボラ(ヒメコダイ)とムシガレイのダブル!

今年になってこれでようやく魚を釣ることが出来ました。

アカボラは美味しいから裏本命だし、ムシガレイは唐揚げが鉄板。
食の楽しみも確保出来たね。


(良い天気で気持ちいいよ。)

でも、潮が動いてないからアタリが遠い。

誘ってタナを探って5分したらエサをチェックするも、何度も空振りを繰り返す。

こんな時は潮が動くまでタナを低めに取って、ムシガレイやガンゾウビラメのお土産を狙う。
家族分の唐揚げを確保したいからね。

狙いどおり、ポツポツとムシガレイを追加する。
やはりムッシーとガンゾーは裏切らない。

低めと本命のタナを交互に繰り返し狙うと、その他のゲストも顔を見せてくれる。


(キダイ。)

(アラ。コアラですが。)

でも、本命のアマダイは鳴りを潜めてる。

下げ潮が動くのを期待してたのに、時間が経過しても状況変わらず。

誘って、5分したら揚げての繰り返しで空振りが多いと、ガングリップのお陰で手首は楽なものの、背中が段々と痛くなってくる。

元々が自称「鋼鉄の背中をもつ男」だから脊柱起立筋がゴリゴリに凝って来ましたよ。

置き竿にしてキーパーのまま誘う横着釣りで背中を休ませながら弛んだ潮でも食ってくれる魚を待つ。


(ベタ凪でこの状態。ここは海ですよ。)

午後になり、あがりまであと1時間になると、
また今回もオデコを食らうのか?
自粛中に釣りの女神さまに身限られちゃったのか?
などと後ろ向きな思いが頭を過る。


(カモメもエサにありつけないよ。)

いやいや、諦めたらそこで試合終了だぞ。
と、これまで何度も立たされたその境地から抜け出し、一層念を込めて優しく誘ってアマダイのタナを狙い打つ。


(暑いくらいの陽気でした。)

すると、誘いからの落とし込みでククンとアタリ。
反応が続くのを待って乗せるようにアワセると竿先が震える。
活性あり、掛けた!

手応えは小物だけど、巻き上げ中に突っ込みを見せる。
もしやと期待してるとピンク色の魚体がゆらゆらと揚がって来る。


(やっとですよ。)

取り込んだのは本命アマダイ。
おチビですがね。

これで新竿ミッドゲームに魂注入が完了しましたよ。
おチビのですがね。

更に集中力を増して誘い続けてあがり直前にガンゾーを揚げる。


(ガンゾウビラメ。)

6目釣って沖あがり。

本命のアマダイを辛うじて1匹獲ってなんとかオデコは免れた。

3ヶ月の自粛開けから2度目のリハビリ釣行だから、6目獲れたし良しとしようか。


(沖あがり。)

沖あがり後に一俊丸さんでは、うどんと飲み物のサービスが復活。

このうどんが旨いのよ。
更にカメノテとヒジキが売ってたのでお土産に買って帰る。

カメノテは売られているのを初めて見たし、食べるのも初めて。
ヒジキはえぼし岩で取れた「えぼしヒジキ」だそうだ。
こちらの食も楽しみだ。


(海岸には多くの人出がありましたね。)

型・数ともにもう少し欲しかったけど、好天で船に揺られてのんびり出来たから良しとしょう。

次は積年の課題を果たしに行こうか。

・アマダイ : 1
・アカボラ : 2
・キダイ  : 1
・アラ   : 1
・ムシガレイ: 4
・ガンゾウビラメ: 2
船中0~3
小潮


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【釣】釣行前記 (2021/04/03 一俊丸)

2021-04-09 05:58:00 | 釣り
前回の初釣りはオデコ。

この時期のショウサイフグは、のっこみ前でまだ群れてないから数が出ないのは覚悟の上。
初釣りで野毛屋さんの新造船に乗ることに意義があったのよ。
負け惜しみに聞こえますが。

初釣りは済ませたものの、緊急事態宣言で自粛の間にシーズンを外してしまった釣りものがある。

アカメフグはお別れ釣行が出来なかったし、スミイカも乗れず仕舞い。
前回獲れたから良かったけどね。

そしてアマダイ。
自粛期間に溜まった鬱憤を晴らすべく、今度こそ釣果を揚げるべく、2週連続で釣りに行きますぜ、アマダイを。

シーズン末期でこちらも厳しくなるかもしれないけど、その時は多彩なゲストが相手してくれるでしょう。

自分へのお年玉で買った新竿ミッドゲームの初下ろしも兼ねて行ってきます。


🐡

【食】スミイカの刺身

2021-04-05 05:55:00 | 釣魚料理
3月27日(土)の野毛屋さんへの初釣りはオデコを喰らい、持ち帰りはスミイカ1杯。

自粛期間と被った今季はスミイカ船に乗れなかったから嬉しいゲストだ。

初釣りはショウサイフグじゃなくスミイカに行ったと自分に言い聞かせれば、オデコのダメージも軽くなるかな。


(釣れてくれてありがとう。)

スミイカは1日冷凍して翌日に刺身でいただく。

捌いた身は薄皮を剥いて、今回は揚げないから多少残っても良し。
飾り包丁を入れて切り分ける。

ゲソは塩揉みしてヌメリを取って軽く茹でて下ろす。


(久し振りだよ。)

ツヤツヤで肉厚の身を摘まむと、サクッとした歯触りで甘味があって、やっぱりスミイカ好きだなー。

ゲソもプリッとして柔らか。
堪りませんな。


(箸休めに。)

エンペラと今回は思い立って外皮も湯引きにして和えてみた。

皮は茹で時間が長かったからか固くなっちゃって凄い歯応えだ。
湯に潜らせる程度で良かったのかな。


(集合写真。)

獲れたて新鮮魚介の刺身は本当に旨いね。

久し振りに幸せを噛み締めました。


🦑

【感】雨降る前に歩いてお花見

2021-04-02 05:35:00 | 雑感
3月27日(土)は3ヶ月振りの釣りでリフレッシュ出来たものの、結果はフラストレーションもの。
必ずやリベンジしますぜ。

久し振りの好天の土曜日を初釣りに当てたんで、満開の桜を観るのは翌日の日曜日。
曇りのち雨の予報だから、降られないうちに観に行こうと、かみさんと連れて立って出掛ける。



行き先は毎年恒例、約2キロに渡って続く近所の桜並木。

昨年に続きコロナ禍で桜祭りは中止だから出店はなし。
買い食いが楽しみの1つなのにちょっと寂しいね。



人通りも疎らで密にならないから安心かな。
歩きながら咲き誇る桜を愛でる。

曇り空なものの暖かいし、時折吹く風も心地良い。
春だねー。



毎年の撮影ポイントで写真を撮る。
毎年続けると定点観測になるかな。



川沿いをのんびり1周しながら、愛らしいちびっ子や散歩中のワンちゃんらとすれ違うのもお楽しみ。
ほのぼのするね。



桜を愛でると条件反射か桜餅が食べたくなる。

昨年と同様、ちょっと足を伸ばして和菓子屋さんに寄って甘味を買って帰る。

昨年は売り切れてた桜餅があったけど、心引かれた桜水羊羹をチョイス。


(こちら。桜の花入りですよ。)

家でも桜の薫りを楽しみましたよ。

また来年。


🌸