釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】何とかツ抜けてカウントダウンモードに突入する (2023/12/02 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-12-15 06:22:00 | 釣り
師走に入り大詰めを迎える2023年のフィッシングロードはフグ目標140匹の達成まであと20匹。

今回ツ抜けて、余裕を持って残り2回の釣行で達成といこうかね。

(毎度。)

野毛屋さんに4:45着で14番目。
最近では最も若い番手だな。

これから本格的に寒くなってくるから、根っからの釣り好きしか来なくなるのでしょう。


(ユキちゃん船は左端。)

本日フグは2艘出し。
健船から埋まっていくから、ユキちゃん船の左舷艫2番目をチョイス。

左舷は6名で余裕の釣り座だ。
少しでも分け前が増えるといいな。


(潮はこんな感じ。)

前回は次男を連れて来て釣果はトラフグを除いて全て友達に進呈したから、今回は自宅の鍋用に型が良いのを揃えたい。
できれば大アカメも欲しいところ。

今季はまだアカメを釣ってないのよ。


(出船。)

出船。

空は晴れ渡っているものの朝は寒い。
陽射しが恋しいけれど左舷は操舵室の日陰で当たらない。

今回からカインズで買った電熱ベストを装着してるから、スイッチオンしてホカホカね。

これは良い。
ズボンタイプも欲しくなるな。


(釣り開始。)

八景沖で釣り開始。

仕掛けはノーマルカットウのみ。
潮止まりで潮がないからすぐにオモリを8号に変更。

暫し誘うと周りでポツとコモンが揚がるものの、こちらは音沙汰なし。

コモンはチラシ仕掛けに良く掛かる印象だし、そもそも誘いがコモンに合っていない気がするぞ。


(朝日と健船。)

毎度スロースターターなのが課題。
スタートダッシュを決められれば展開が楽なんだけどね。

段々と潮が動き始めると船中ショウサイが揚がり始める。

すると、来ましたよ。


(8:41に1匹目。)

サクッと掛けて型を見た。

八景沖のショウサイは旨いから食が楽しみだ。
そのまま海水氷のクーラーへ直行させる。


(天気は良いけど寒い。)

それを皮切りにポツと時速1匹のペースで追釣。

いずれもショウサイフグ。
八景産は旨いから嬉しいけどね。

10時前に中ノ瀬へ移動。


(中ノ瀬。)

様々なゲストが期待できる中ノ瀬で初の釣果はウミヘビ。

これまでもたまに掛かって、とぐろを巻いて仕掛けをダメにされかねない厄介者よ。
外したら早々にリリースしたので写真はなしね。

中ノ瀬でも船中ポツポツのペースだけど、潮先の右舷側が調子が良さそうだ。

八景に比べて中ノ瀬で掛かるショウサイは総じて型が良い。
食の面で有り難いし、釣り味が良いから楽しい。


(11:24に5匹目。)

活性が良いから掛けると良く走ること。

掛け損ねてエサをガッツリやられたり、掛けたのに上に走られて巻きバレしたり、小気味良いやり取りが熱くさせてくれる。

この釣り味はショウサイフグならではだね。


(陽射しはポカポカ。)

昼を回っても時速1匹ペースは変わらず。

このままだとツ抜けが厳しいぞ。
どこかで群れに当たらないかな。
と、カップ麺を啜って休憩していると、

「この流しで6匹揚がってるよ」

とユキちゃん船長のアナウンスが。

左舷は静かだったのに、どうやら右舷側で揚がっていたようだ。

チャンスタイムが来てるじゃないの。


(釣り日和になりました。)

乗り遅れちゃならんと慌てて投入して誘うと、左舷でもポツポツ揚がり始め、この日初の連チャンで獲る。

ここで稼ぐぞ。

更に集中して誘うと、着底と同時にアタリが出る。
反応するとガツン

今日イチの手応えにグングン来る強い引き。
走らないし、手応えからしてショウサイじゃない。
前回同様にトラフグか?

浮かせてみると茶色い魚体。
愛しのアカメだよ。


(13:07に8匹目のアカメフグ。)

掛かりどころを確認して一気に抜き揚げる。
40cmクラスのデカアカメは嬉しい一匹。
これが今季初アカメだ。


(別角度でもう一枚。)

このアカメが獲れたことで、食はチリ鍋で決定。

ブリブリの身を鍋で堪能したいよ。


(健船が目の前。)

盛り上がりは潮止まりと共に沈静化。

再び船中ポツの拾い釣りペースとなる。

周りを見ると今日はチラシ仕掛けの方が良いみたいだけど、そのままノーマルカットウを貫く。

チラシは自作に手間が掛かるから追加作成してないのよ。


(カットウにこんな小エビを掛けたよ。)

こんな時にはやれることをやるのみ。

針先を磨き、エサを新鮮なものに替え、信じる誘いを愚直に続ける。

潮止まりだとアタリが出ないから気配を察するか、シャクリで掛けるかになる。


(13:58に10匹目。)

何とか本日の目標のツ抜けを達成し、年間目標まであと10匹。

ここからの釣果はカウントダウンになるぞ。

さあ来い!
次よ来い!

前のめりに誘うもここまで。
沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果はショウサイ9、アカメ1で10匹。

捌きの時にユキちゃん船長に「コモンはゼロ?」と言われた。

どうやら八景はコモンで数を出して、中ノ瀬で型を出す狙いのようだ。
確かに八景ではポツポツとしか獲れなかったよ。


(本日のフグ。)

2023年の釣行も残すところあと2回。

年間目標まで10匹だから次で達成もあるかもな。

とはいえ、淡い期待を抱いて過去に何度も足元を掬われてるからね。
油断せず、最後まで全力で挑みますよ。

まずはチラシ仕掛けを作ります。


・ショウサイフグ : 9
・アカメフグ   : 1
・ウミヘビ    : 1(リリース)
船中1〜24
中潮


🐡

【感】最後の最後まで時間と戦い四国を後にする (夫婦旅行・最終日 松山・高松)

2023-12-13 05:56:00 | 日記
四国旅行の最終日。

道後山の手ホテルの朝食後にテレビを点けたら、「決定版!チョーさんの釣り情報」というテレビ愛媛のローカル釣り番組がやっていた。

「波方沖のギザミ」と画面隅にスーパーが出ているから「ギザミって何だ?」と興味津々で見ていると、乗合船で釣り客が揚げた魚を見て驚いた。

良い型ですねー、引きましたねー、などとチョーさんに言われて自慢気にお客がカメラに向かって差し出した胴突き仕掛けの先にはキュウセン。
ベラの一種ね。


(中央のがキュウセン。)

関西方面で好んで食べられていることは知っていたものの、乗合船のメインターゲットになっているとはお見逸れしました。

一度釣ったのを持ち帰り、塩焼きで食べたことがあるけれど、確かにクセのない白身で旨かった記憶がある。

チェックアウト前にこの番組でギザミ釣りを見れたのも貴重な経験だな。

釣り番組を見終わったらチェックアウト。

今回は出張に絡めての旅行だから、旅費申請のために帰りのルートは高松から飛行機になる。

高松空港から夕方の便で帰るには、昼過ぎに松山駅から高松行きの特急列車に乗らねばならん。

最終日まで慌ただしいぞ。



(道後温泉本館。)

ホテルを出て道後温泉駅へ歩く途中、道後温泉本館が見えるではないか。

改修のためシートで囲われていたのは3方だけだったのね。
昨日は暗かったから気付かなかった。



(伊予鉄はみかん色。)

まずは道後温泉駅から伊予鉄の路面電車で松山駅へ移動。
駅のコインロッカーに荷物を預けてから、戻って大街道駅へ。


(このルートね。)

時間が限られる中、せめて松山城を見ようと目指す。

高松城、高知城と来て松山城を見れば四国三県の城をコンプリートだ。


(往復をロープウェイで。)

松山城は標高132mの勝山山頂に本丸がある。
歩いて登れるけれど、時間がないからロープウェイで一気に上がる。




山頂に着いた時点で11:00。

12:00には松山駅にいたいからケツカッチンだ。




早足で他の観光客を追い越して本丸を目指す。

慌ただしいね。




(松山城。)

山頂の広場から天守閣を仰ぎ見る。

内覧する時間などないから、見て撮ったらすぐさま踵を返す。




早足でロープウェイまで戻ってタイミング良く乗り込み下山。

大街道駅までの商店街でお土産を買い、最後に自分は気になっていたじゃこてんのお店へ。

(こちらで。)

すぐに食べられると思ったら、先客がいて順番待ち。
番が来てじゃこてん1つを注文すると、お店の方が「温めますね」とトースターで3分炙り始める。

伊予鉄の時間が迫っているところ、待ちの3分間が長いこと、長いこと。


(これがじゃこてん。)

はしたないけれど歩きながら食べました。

色んな魚のすり身だろうけれど風味豊かで旨い。
これだけで良い出汁が出るだろうな。

大街道駅から再び松山駅へ。


(松山駅。)

荷物を取り、昼食を食べる時間がないから駅弁を買って特急列車へ乗りみ、3日振りに高松駅へ戻る。


(高松駅。これは初日の写真。)

お土産の讃岐うどんと焼酎を購入したら、出張初日に泊まったJRホテルクレメント高松から空港行きのバスに乗る。


(ここからバスが出る。)

数日しか経ってないのに高松に懐かしさを覚えたのはそれだけ気に入ったということかな。


(高松でのうどん5杯目。)

高松空港でちょっと早い夕食として最後のうどんをいただく。

「やはりうどんはかけだな」と言いつつおでんも付ける。
すっかりうどん通気取りね。


(外は本降り。)

夕方の便で羽田空港へ。

出張に絡めて4日間の四国漫遊は予定を詰め込み過ぎで慌ただしかったけれど、美味しい所を押えたかな。

今度行く時にはゆっくりのんびりしたいな。

これにて完結。


🐡

【釣】釣行前記 (2023/12/02 野毛屋)

2023-12-11 05:46:00 | 釣り
師走に入り2023年のフィッシングロードもラストスパート。

今年の3つの釣り目標は既に2つを達成済み。

1つ目は3月に少ないお客の贅沢釣行で、40cmオーバーのマダイを複数匹仕留めることができた。

【釣】アタリ弾かれまくりでも大名釣りで目標を達成す (2023/03/10 マダイ 野毛屋) - 釣・食・感

満を持しての野毛屋さんへの平日マダイ釣行は、これまでの反省を活かして準備は万端。竿もタイラバも買い揃え、替えバリ、ネクタイ、スカートの予備も余裕を持って確保した...

goo blog

(これと、)

2つ目は前回釣行で潮先の釣り座で竿頭までいただいてアオリイカ5匹以上をクリア。

【釣】釣り座に恵まれ今年の目標を達成する (2023/11/23 アオリイカ 野毛屋) - 釣・食・感

今年の3つの釣り目標の2つ目の達成なるか?の野毛屋さんへのアオリイカ釣行。「年間5匹のアオリイカを釣る」達成には本日3匹を釣らねばならん。過去4回の釣行で0、0、...

goo blog

(これね。)

残るはアベレージ10匹以上での年間140匹のフグ目標のみ。

現在、累計120匹で目標まであと20匹。

年末までの釣行はあと3回だろうから、大崩れしなければ十分達成が可能だ。

まずは今回ツ抜けして次回で達成、ラストは保険と肩の力を抜いて挑もうか。

毎年恒例、師走のドキドキ釣行が始まりますよ。
毎度毎度、もっと早く余裕を持って達成できないものかね。


🐡

【食】アオリイカの刺身・かき揚げ・天ぷら・ゲソとエンペラ炒め

2023-12-08 05:47:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのアオリイカ釣行は後半が荒行になったものの4匹の釣果。
竿頭をいただき、年間目標の5匹を達成できた。

釣果を確保できたから野毛屋さんを出る前にかみさんにLINEして、年末年始用にキープしていた冷凍庫のアオリイカを解凍依頼する。
在庫は先入れ先出しね。

釣果は1匹ずつ個別に袋に入れておいたから、家に帰ったらそのまま冷凍庫へ直行、釣行当日には解凍した在庫アオリをいただく。


(まずは刺身で。)

アオリイカの刺身。

身はねっとりと絡みつくような柔らかな歯触りで、噛めば噛むほど甘みが出てくる。
海苔を巻いたバージョンもイケるぞ。

茹でたゲソはムチッとして柔らか。
エンペラは片方だけでも十分な量だな。

4人でもちょっと残ったんで2日に渡っていただきましたよ。

そして週末には火を通した料理もいきますぜ。


(お楽しみ。)

スミイカの刺身。

アオリイカと比べると甘みは劣るもののサクッとした歯切れが良い。
かみさんも刺身はスミイカが好みだそうだ。


(ドーンとね。)

アオリイカの天ぷら&かき揚げ。

破裂するから揚げるのはイヤだと渋るかみさんを、揚げを担当するからと説得して何とか調理に至った。

アオリを捌き、身に薄皮を残さぬように丹念に剥がし、更に身の両面に網目の隠し包丁を入れる。

苦労したお陰で破裂なく天ぷらとかき揚げを揚げることができた。
全部で3時間掛かりましたがね。


(寄りで。)

かき揚げはアオリの甘みとネギの風味が良く合う。
天ぷらは丸まっちゃって噛み切るのにブチッと言うくらいしっかりしている。
もう少し小さめに切れば良かったかな。

塩でいただいたからアオリの甘みが際立つ。
やっぱイカを揚げるのは王道だな。


(集合写真。)

イカ尽くしの食卓で、イカは案外腹に溜まるなと皆で満腹。

翌日は残ったゲソとエンペラを炒めちゃう。


(4杯分のゲソとエンペラで。)

ゲソとエンペラのマヨ醤油炒め。

ネットでレシピを検索して見つけた品。
マヨネーズをベースに醤油、酒、下ろし生姜と下ろしニンニクを入れ、絡めて焼くだけ。
簡単お手軽だけど旨い。

ゲソのムチッとエンペラのコリッの食感も良い。
家族の評判が良かったからまた仕立てよう。

これでアオリイカ2匹とスミイカ1匹を完食。

残りのアオリは年末年始まで冷凍保存かな。


🦑

【感】道後温泉に浸かりコース料理で締める (夫婦旅行・3日目 松山)

2023-12-06 06:58:00 | 日記
オールドイングランド道後山の手ホテルにチェックインして一息着いたら、道後の温泉街を散策しに行く


(本日のホテル。)

刻々と暗くなっていく中、ぐるっと一周しよう。

まずは有名な道後温泉本館だけど、残念ながら現在は改修工事中。



(シートで囲われてました。)

足を進めて別館へ。
こちらも外から眺めて記念撮影するだけで、温泉には入りません。

(道後温泉別館。)

商店街をつらつらと眺めて歩きながら道後温泉駅の方へ向かう。


(趣きあるよ。)

老舗から新しいだろうお店が混在して活気がある。

蛇口から飲めるポンジュースが気になるけれど時間がないからスルー。

駅前まで出ると人だかりがしている。


(坊っちゃんカラクリ時計。)

18時が迫り、皆さん坊っちゃんカラクリ時計がお目当てのようだ。

折角だから見ていこう。





(上がって開いてキャラ登場。)

坊っちゃんカラクリ時計は1994年に道後温泉本館の建設100周年記念で建てられたそうだ。

1時間ごとにメロディーを奏でながら坊っちゃんのキャラクターたちが登場する。

暗いから坊っちゃんとマドンナくらいしか分からんよ。


(近くに足湯もあり。)

ぐるっと一周してホテルに戻ったら夕飯。

この旅行で初めてディナー付きの宿泊ね。


(辺りは暗くなってます。)

様式ホテルなんでディナーは洋食のフルコース。





道後温泉の宿を取るのが苦労したのだけど、街をぶらついてその理由が分かった。

「松山道後秋祭り」の日程にモロ被りしていたのだね。




残念ながら祭りを楽しむ余裕はなく、明日も慌ただしくなるな。




ディナーを終えたら大浴場へ。

この旅行最後の夜に初の温泉で疲れを癒やす。
サウナもあったから2セットいって、ととのいましたよ。


(本日の歩数。)

いよいよこの旅行も明日が最終日。
明日も時間との戦いになるだろうな。

このシリーズも次がラストです。


🐡