釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】最後の最後まで時間と戦い四国を後にする (夫婦旅行・最終日 松山・高松)

2023-12-13 05:56:00 | 日記
四国旅行の最終日。

道後山の手ホテルの朝食後にテレビを点けたら、「決定版!チョーさんの釣り情報」というテレビ愛媛のローカル釣り番組がやっていた。

「波方沖のギザミ」と画面隅にスーパーが出ているから「ギザミって何だ?」と興味津々で見ていると、乗合船で釣り客が揚げた魚を見て驚いた。

良い型ですねー、引きましたねー、などとチョーさんに言われて自慢気にお客がカメラに向かって差し出した胴突き仕掛けの先にはキュウセン。
ベラの一種ね。


(中央のがキュウセン。)

関西方面で好んで食べられていることは知っていたものの、乗合船のメインターゲットになっているとはお見逸れしました。

一度釣ったのを持ち帰り、塩焼きで食べたことがあるけれど、確かにクセのない白身で旨かった記憶がある。

チェックアウト前にこの番組でギザミ釣りを見れたのも貴重な経験だな。

釣り番組を見終わったらチェックアウト。

今回は出張に絡めての旅行だから、旅費申請のために帰りのルートは高松から飛行機になる。

高松空港から夕方の便で帰るには、昼過ぎに松山駅から高松行きの特急列車に乗らねばならん。

最終日まで慌ただしいぞ。



(道後温泉本館。)

ホテルを出て道後温泉駅へ歩く途中、道後温泉本館が見えるではないか。

改修のためシートで囲われていたのは3方だけだったのね。
昨日は暗かったから気付かなかった。



(伊予鉄はみかん色。)

まずは道後温泉駅から伊予鉄の路面電車で松山駅へ移動。
駅のコインロッカーに荷物を預けてから、戻って大街道駅へ。


(このルートね。)

時間が限られる中、せめて松山城を見ようと目指す。

高松城、高知城と来て松山城を見れば四国三県の城をコンプリートだ。


(往復をロープウェイで。)

松山城は標高132mの勝山山頂に本丸がある。
歩いて登れるけれど、時間がないからロープウェイで一気に上がる。




山頂に着いた時点で11:00。

12:00には松山駅にいたいからケツカッチンだ。




早足で他の観光客を追い越して本丸を目指す。

慌ただしいね。




(松山城。)

山頂の広場から天守閣を仰ぎ見る。

内覧する時間などないから、見て撮ったらすぐさま踵を返す。




早足でロープウェイまで戻ってタイミング良く乗り込み下山。

大街道駅までの商店街でお土産を買い、最後に自分は気になっていたじゃこてんのお店へ。

(こちらで。)

すぐに食べられると思ったら、先客がいて順番待ち。
番が来てじゃこてん1つを注文すると、お店の方が「温めますね」とトースターで3分炙り始める。

伊予鉄の時間が迫っているところ、待ちの3分間が長いこと、長いこと。


(これがじゃこてん。)

はしたないけれど歩きながら食べました。

色んな魚のすり身だろうけれど風味豊かで旨い。
これだけで良い出汁が出るだろうな。

大街道駅から再び松山駅へ。


(松山駅。)

荷物を取り、昼食を食べる時間がないから駅弁を買って特急列車へ乗りみ、3日振りに高松駅へ戻る。


(高松駅。これは初日の写真。)

お土産の讃岐うどんと焼酎を購入したら、出張初日に泊まったJRホテルクレメント高松から空港行きのバスに乗る。


(ここからバスが出る。)

数日しか経ってないのに高松に懐かしさを覚えたのはそれだけ気に入ったということかな。


(高松でのうどん5杯目。)

高松空港でちょっと早い夕食として最後のうどんをいただく。

「やはりうどんはかけだな」と言いつつおでんも付ける。
すっかりうどん通気取りね。


(外は本降り。)

夕方の便で羽田空港へ。

出張に絡めて4日間の四国漫遊は予定を詰め込み過ぎで慌ただしかったけれど、美味しい所を押えたかな。

今度行く時にはゆっくりのんびりしたいな。

これにて完結。


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