高校野球の春が始まった。高校野球ファンが待ちに待った「全国選抜高校野球」が開幕だ。毎年テレビで見続けてきた開会式だが、何回見ても感動の一言に尽きる。憧れの甲子園の土を踏みしめながら出場32チーム800人の高校球児の躍動する入場行進には胸が詰まる。熊本からの出場は熊本西。郷土の期待を担い、堂々たる行進だった。感激し思わず大きな拍手を送った。
初日は波乱の幕開けとなった。第1試合は延長戦となり、11回裏に市立和歌山のサヨナラで幕開けした。第2試合の高松商は春日部共栄から13三振を奪い8-0で快勝。第3試合は決勝戦とも見まがう優勝候補の星綾対履正社の対決。星綾の奥川投手は今大会随一の好投手。星稜は奥川投手の快投で強打の履正社を3-0で下した。奥川投手の奪った3振は17。明日からの試合が楽しみでならない。
一方熊本だが、「春の高校野球九州大会熊本県予選」が「全国選抜高校野球」と時を同じくして開幕した。好試合が期待されるが、球場で応援できるのは藤崎台球場だけ。試合は八代球場と山鹿球場でも行われるが、時間の関係でそちらは遠すぎる。
特にどのチームを応援しようというのではないが、組み合わせ表を見ながら、奥さまとの会話がはずむ。