毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

楽しかった”むかご”パーティー

2017-11-09 19:13:51 | 日記

 立田山で思いがけないほどたくさんの”むかご”採った。近隣の人たちは”むかご”のことをあまり知らないような気がする。

 ”むかご”は、山芋の葉の付け根にできる小さな球芽。”むかご”ご飯などむかご料理の、山芋の旨みが凝縮されたホクホクとした味は得も言われぬ乙な味がする。贅沢な秋の味覚の一つだ。 

 『”むかご”が沢山採れたよ。”むかご”ご飯、暇だったら、食べに来ないね。』と娘にメールを入れた。

 折り返し娘からのメール。『ご招待、謹んでお受けいたしますわ。夜行くね。美味しい味噌汁と”むかご”ご飯をお願いします。』

 娘夫婦はすぐ近くともいってよい、約4キロほど離れた市内中心部に住んでいるのだが、仕事も忙しいのだろう、なかなか会う機会がない。どうやら”むかご”のおかげで、楽しい夜が過ごせそうだ。

 その夜、我が家を久しぶりに訪れた娘夫婦と夜遅くまで楽しく話が弾んだ。”我が家の奥さま”が心を込めて仕込んだせっかくの”むかご”ご飯は 側に置いたまま。ビールとワインが主役の楽しい宴とだった。

 その日、持病の痛風で左足が痛いわたしのために娘が杖を送ってくれた。これからは杖を頼りの生活になるかと、一見、寂しいおもいがしたものの、”むかご”のおかげか、翌日は不思議に痛みがとれていた。

 


秋たけなわ、むかごのご飯がいただける。

2017-11-06 10:56:13 | 日記

 突きぬけるような青空に飛行機雲が白い線を描いている。晩秋のさわやかな風が心地よい小春日和、気持ちが和み心ウキウキ。

  

 久しぶりに、我が家から約10㌔ほど離れた立田山に登った。標高は155㍍、山というより丘と言った方がよいのかもしれない。紅葉にはすこし早いようだ。

 登る途中に朝の散歩コースの坪井川遊水公園がある。公園のお花畑はダリヤや鶏頭の花が満開で、赤いじゅうたんを敷き詰めたよう。

  

 山の中腹にあるお祭り広場で、コンビニで買ったおにぎりをいただく。広場の大きな木(木の名は知らない)が黄色く色づいている。その下ではたくさんの子どもたちが遊んでいて、にぎやかな声が満ち溢れていた。

  

 下山の途中でむかごを見つけた。明日の朝はおいしいむかごはんが食べられそうだ。

  

 

 

 


テレビの前に6時間

2017-11-05 14:47:58 | 日記

 朝の8時から午後1時過ぎまでテレビの前に座り込んだ。

 愛知県名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間106.8kmの伊勢路を、全国から選ばれた25の大学が走り抜ける全日本大学駅伝対校選手権大会。スタートからゴールまで息もつかずに応援した。

 優勝候補は2強といわれる昨年度、大学駅伝の3冠(箱根、出雲、全日本)に輝いた青山学院と出雲で優勝した東海大。箱根で何回も優勝経験のある東洋大も優勝候補の一つ。

 スタートから5区までは東洋大が一人旅ともいえる好走でトップを走り、6区でトップが神奈川大に変わった。その後は、神奈川大と東海大のトップ争いが続いた。7区を終えてトップの東海大から17秒差の2位につけた神奈川大は、最終8区でタスキを受けた神奈川大のエースでアンカーの鈴木健吾(4年=愛媛・宇和島東)選手が、2・5キロ地点で東海大・川端千都選手をとらえ、3キロ過ぎに先頭に立つとじわじわと差を広げて逆転し、笑顔でフィニッシュして栄冠を手にした。

 神奈川大の優勝は20年ぶり3度目の快挙。タイムは5時間12分49秒で、大会記録には6秒届かなかったが、歴代2位の好記録をマークした。東海大は2位、昨年3冠の青学大は3位。なお、大活躍の神奈川大鈴木健吾選手は2020年の東京オリンピック代表としても期待されているようだ。

 これからのマラソンと駅伝のシーズンが楽しみでならない。12月3日は福岡国際マラソン、12月24日には、京都みやこ大路を走り抜ける高校駅伝全国大会。その予選は今日も全国各地で開かれている。熊本大会は昨日開かれ、男子は連続11回出場の九州学院、女子はルーテル学院と決まった。

 お正月の全国実業団駅伝と箱根駅伝、指宿菜の花マラソンや熊本城マラソンなどが続々と開かれる。

 高校野球大好きの老人夫婦。高校野球の端境期ではないが、マラソン大会や各種の駅伝を応援するのも楽しくてならない。

 もちろん、高校駅伝では熊本勢の大活躍を期待し、精一杯応援したい。


 


文化の日に思い出す「父の花嫁姿」

2017-11-03 09:14:03 | 日記

 1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日である今日は「文化の日」。日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)に公布・施行された。祝日法第2条には「自由と平和を愛し、文化をすすめる」と定めている。

 この日は私にとって忘れられない日でもある。その日の朝の新聞を広げながら「新しい憲法が公布されたこと」を、今は亡き父が誇らしげに小学校4年のこどもの私に話してくれた。父が新憲法の公布をとても喜んでのことだったろう。

 新憲法公布の祝賀行事は全国各地で盛大に行われた。当時住んでいた戸畑市の祝賀行事は仮装行列とちょうちん行列だった。そのとき父は会社の方々と花嫁姿で仮装行列に参加した。少し恥ずかしそうな写真が1枚残っている。

 その日から20日がたった23日の午前5時に、父は突然の病いでこの世を去った。享年37歳。残された家族はまだ若かった母と小学6年の長男を頭とする兄弟4人と病気がちの義母。戦後の超インフレ時代。貯蓄は0、収入が全く途絶えた中で、私たちを育ててくれた母の苦労は言葉に言いつくせない。その母も93歳でこの世を去った。

 父の花嫁姿は、あの世への旅支度だったのだろうか。

 

 

 

 

 

 


老人夫婦の冬支度

2017-11-01 09:27:53 | 日記

 11月の声を聞くと急に寒くなった。寒冷地の北海道や東北の寒さとは比べようもないが、朝の冷気が気にかかる。我が家の小さな庭のカエデも少し色づきはじめた。

      

   ”ゆきやこんこん、あられやこんこん”の歌を流しながら、今年初めての灯油販売の車が団地の中を回っている。

 75歳の時、高齢者の交通事故が多いことから、まだ少し早いと思ったが、早々と運転免許証を返納した。普段、車がなくても困ることはないが、冬、スタンドに灯油を取りに行けないのには困っている。灯油販売の車は週2回ほど巡ってくるが、見過ごすと大変だ。

 11月の声を聞き、我が家ではこれからの厳しい冬に備えての準備を始めた。まず最初に、つい先日まで納戸の奥でひと夏を過ごした石油ストーブを掃除して居間へ運ぶ。灯油を注入し、点火用の電池を入れ換える。築40有余年の木造の我が家に床暖房などあるはずがない。古いこたつはずっと以前に捨ててしまった。石油ストーブ2台とエアコンだけが我が家の暖房のすべて。

 夏の間、板張りだった居間にじゅうたんを敷いた。毎年恒例のじゅうたん敷換えだが、年とった夫婦にとっては重労働、腰が痛くなってきた。この作業、来年からは娘夫婦に頼まねばなるまい。もう年は取りたくないと思いつつ、老後のことを考えると不安ばかり、心細くなるばかりだ。