n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

公僕とは  日本・ロシアの役人さまへ 役人を監視する役人が必要?

2011-11-17 07:55:16 | 学ぶ
 日本の場合の法令とモラルを取り決めています。

 公務員は「公務員の仕事をする」のです。
その為、下記条文を厳しく守る事を求められております。

 国家公務員法では
 第1条「国民に対し公務の民主的且つ能率的な運営を保障することを目的とする」
第82条「国家公務員倫理法に反した場合、国民全体の奉仕者たるに相応しくない非行の
あった場合、懲戒処分される」

 国家公務員倫理法では
 第1条「国家公務員が国民全体の奉仕者であってその職務は国民から負託された公務である事
に鑑み、国家公務員の職務に係る倫理の保持に資するため必要な措置を講ずる事により、
職務の執行の公正さに対する国民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、
もって公務に対する国民の信頼を確保することを目的とする」
第3条「職員は、国民全体の奉仕者であり、国民の一部に対してのみの奉仕者ではない事を
自覚し、職務上知り得た情報について国民の一部に対してのみ有利な取扱いをする等国民に
対し不当な差別的取扱いをしてはならず、常に公正な職務の執行に当たらなければならない。
職員は、常に公私の別を明らかにし、いやしくもその職務や地位を自らや自らの属する組織の
ための私的利益のために用いてはならない。
職員は、法律により与えられた権限の行使に当たっては、当該権限の行使の対象となる者からの
贈与等を受けること等の国民の疑惑や不信を招くような行為をしてはならない」

こうも書かれています。
「倫理規定は、もともと倫理というのもおこがましい、最低限度の服務規準を定めたものに過ぎない。
倫理規定なんか本来忘れてしまっていてよいくらいのものである。自己の良心と常識に
従って行動していればなんの問題もないはずである」正にその通りかと思います。

 重要なのは彼らが公務員を仕事に選択した事です。
そのため彼らはまずモラルをもって職務を果たす事を法的にも国民的にも求められており、それを果たす責任があります(「規定に書かれてない」「規定どおりだ」と言う前に、モラル・倫理を先に問われ、絶対に守る必要があります)

 公務員の仕事の基本理念をしっかり守って、きっちりと真面目に真摯に確実に自制や自省をもって
仕事をすることこそ、公務員の一番の魅力であり、役割でしょう。

http://www.jinji.go.jp/rinri/press/
http://www.jinji.go.jp/rinri/press/danwa17.pdf
http://www.jinji.go.jp/rinri/press/18syokuin-minkan.pdf

 この倫理法や公務員法。
これに書かれていないからやっていい、ということは決してなく。
書かれていないことでもモラル・倫理を高く持って。
これら法について「守って当たり前ではないか。
倫理法なんてもの作られるなんて、なんて恥ずかしい」と、当たり前に言えるような人ではないといけないでしょう。

 恥ずかしい事案をうみ出している先輩役人が、大勢存在している事も注目に値する。

 今朝の北海道新聞によると「道庁も北電原発問題でやらせ指導」とのメモ発見とある。
やはり、北海道庁にも「うそ発見器」を配備するべきか・・・情けない。

追加記事
北海道電力泊原発(後志管内泊村)3号機のプルサーマル計画をめぐるやらせ問題で、北海道新聞は16日、北電第三者委員会が道の関与を指摘する根拠となった2008年7月8日の道と北電担当者のやりとりを記録した北電側のメモを入手した。

道民意見募集に際し「北電社員も地元住民だよね」「匿名でも受け付けている」など、道側が北電にやらせを指示する生々しい発言が記載されているほか、同計画の安全性に関する道の有識者検討会議委員への工作を疑わせる発言もある。
<北海道新聞11月17日朝刊掲載>

 この様な役人は、国民に対しての背任行為であり任命者である高橋知事にも責任が生じてくると考える。 日本は法事国家であり民主主義国家でもある。

 サハリンマン
コメント (2)
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