脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

やがて、一億総「非国民」化かな?

2011年07月03日 12時24分31秒 | 社会時評
七月に入った。今年も半分が終わってしまった。
東北で起こった震災は過去のものでも、被災は現在形である。
特に放射能禍の不安は、東日本ばかりか全国的に影を落としている。

また、どれ程ホントか判らないが、政府は電力不足だという。
会社も家庭も節電せよと、我慢モードを強いている。
外の暑さとは裏腹に、消費は冷え冷えで、人々はモノを買わない。
外出も控え気味、民心が萎縮した低調な「暗い夏」になりそうである。

政治は相変わらず、サル山のケンカだし、
政官界のセミばかり、ゾーゼイ、ゾーゼイと喧しい。
原発事故の真相というものも、未だに明らかにしない。
私は「フクシマ」とは、小規模な核爆発を含む、深刻な原子力災害
であったし、今でも on going なクライシス状態であると思っている。

かつて、広島に原爆が投下されても、大本営は「新型爆弾」としか報道
しなかったし、放射能の危険性を知りつつ、国民には知らせなかった。
東京大空襲でさえ、国側は事前に計画を知りつつ、都民に避難命令を
出さないまま放置した。その結果、十万人以上が命を落としたのである。

今回の原発事故でも、有事の際にはマスコミは、政府の御用機関化する
という法則を実証したと思う。
今後マスコミは、立ち位置を改めて、真相の発掘に努めて貰いたい。


このままの日本では、国民はやがて誰も、
この国の政治には付いていかなくなるのではなかろうか? 
つまり、一億総「非国民」化である。

某有名大学の教授を父親にもつ知人が、10年以上前に言ってたが、
教授たちが集まると、日本は国家財政の累積赤字等、将来性がない
ので、海外の何処に資産と生活を移すかばかり話合っている、とか。

今日、子供の将来の夢は「正社員」だのと戯れ言を聞くが、将来の
夢が「外国に移住する」がトップになる日は近いであろう。









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