紫陽花寺の頼光寺の帰り道、初めて行ってみる一庫公園へ。(ひとくらこうえん)
日本のダム100選に選ばれている、一庫ダム。青い橋が深緑に映えている。
車でダム周辺の道を走っていたら、「出会いの谷」のゲートを見つけた。鳥のようにも、恐竜のようにも見える、金属で作られた凝ったオブジェに誘われた。向こうにはどこかに通じる階段が見える。頑張って階段を登れば景色が拡がるそうな。
ダム湖の水辺のゾーンと、この上にある丘のゾーンを結ぶ、約360段の階段路。階段の上にはどんな景色が拡がっているんだろう?頑張って上って、上の景色が見たい。階段を上がってみようという気になった。
360段、何とかなりそうと思いながらも、やっぱり階段はキツイ(^^; 他には誰も上がる人などいないので、階段の途中で息苦しいマスクを外して、ゼーゼー(◎_◎;)
階段を上りながら、今はまだ登れるけれど、この先歳をとってゆくほどに、だんだん足腰が弱っていって、こんな階段も上がれなくなるんだろうな。。と思ったら、自分の行く末は分かり切っているけれど、ちょっと寂しい。まだ体力と気力のある今のうちに、行きたいところに行かなくちゃ~!!と心に誓う。
しかし、360段はキツイな~(-_-;)
ようやく、平らな整備された小径に出た。そこをさらに抜けると、広々とした公園があった。遠くにいっぱい何かいる。
そこにいたのは、何頭も群れている鹿!
ここは奈良公園ですか?と思わずそう思ったわ、
50mほど先にいる鹿たちは、モクモクと草を食んでいたが、私の姿を認めるとギャンと一頭が泣いて、それが合図なのか、群れを成して遠くへ走り去っていった。鹿って、ケ~ンと鳴くんじゃないのか。ギャンだって('_')
広~い綺麗に整備された公園には、新型コロナのせいか、梅雨のせいか、子供の遊具はあるものの、私の他には誰の姿もない。公園の小道を歩いてゆくと、人が近づいても全く気にしないで、草を食べる鹿もいた。奈良公園の鹿のように人に慣れていないけれど、鹿の性格も色々やんね。
鹿が増え過ぎて、食害で困っているらしい(・・;) 鹿に食べられないように、植えた木などはネットで囲いがしてあった。
歩いていたら、他の人の姿を発見。な~んだ、上に駐車場があったなんて。階段を上がるより、お手軽な方法があった。小さなお子さん連れの家族なら、駐車場は必要です。
川西には、江戸彼岸桜の群落域があるので、来春はお手軽に車で花見に来たい。
帰りの階段は、滑って転ばないように気をつけながら降りた。
赤い橋がかかった、ダム湖の知明湖