金曜日、阪神タイガースCS突破後の、NHKの「アナザーストーリー」は金閣寺消失。
金閣寺を題材にした作家・・ということで、これはツトムさんが出て来るなと待っていたら
多くのツトムさんの画像と共に、小僧時代のツトムさんの写真も見られました。
内容
1950年7月2日、京都の国宝、金閣が放火により焼け落ちた。犯人・林養賢は金閣寺で修行する青年僧。男が取り調べで語った動機「美に対する嫉妬」という言葉に触発された三島由紀夫は名作「金閣寺」を執筆。水上勉は三島と全く異なる視点で「金閣炎上」を発表した。なぜ若き僧は金閣に火をつけたのか?そして弟子に金閣を燃やされた住職・慈海の胸の内とは?金閣焼失に隠された謎と、人々を魅了し惑わす、その魔力に迫る。
若い僧侶の放火で焼失した金閣寺、三島由紀夫と水上勉がそれぞれ題材にして本を書いていた。
三島由紀夫の小説「金閣寺」と、水上勉のノンフィクション「金閣炎上」
作品には、作家たちの視点の違いがあった。と番組は伝える。
ツトムさんは、小僧(左端)として京都の寺にいたので、三島由紀夫とは物事の感じ方が違っていた。
「金閣炎上」はノンフィクションながら、ツトムと犯人の若い僧侶があったことがある、という虚構も書かれている。
番組内では、動いている水上勉の映像も有りました。
似てるかな?
三島、水上、どちらの金閣寺本も読んだつもりでいたら、ノンフィクションの水上勉の「金閣炎上」は読んでいませんでした。勉さんの金閣寺の消失を題材にした「五番町夕霧楼」は、確か五番町はタローさんの実家の近くだと思う。
三島由紀夫の「金閣寺」も、水上勉の「五番町夕霧楼」も、読んだのはすでに半世紀も前なので、とうに記憶はおぼろ。50年ぶりに読み直したいと思います。「金閣炎上」もね。
「金閣寺」の映画化、市川崑の「炎上」が番組内で紹介されていましたが、ジュリーも出演した未公開映画「MISHIMA」の4つのエピソードに、「金閣寺」も有ります。ちょっとだけ、YOUTUBEに上がっていました。
コロナウイルスが拡がっていた、2020年の3月の春先、友人と何十年ぶりかに金閣寺に参拝。観光客がめっきり減った中で、金閣寺の輝く姿をゆっくり鑑賞出来ました。