昔はハイキングコースであったが、今は廃道となったところを、ヤブをかき分け、迷わないように道の痕跡を見極めながら注意深く進んでいきました。その途中に根で石を閉じ込めた木(写真参照)がありました。この地点には、同じような木がまだ2本あり、特別な場所のような感じを受けました。ただ、進んでいくことのほうに心が集中していて、木の種類は何であるか、調べるだけの余裕というか、立ち止まって考えるだけのゆとりがありませんでした。
なぜ、この地点にこんな木が3本もあるのか、推理して見ました。ここは、なだらかな斜面で、雨が降ったら、雨水の通り道のような場所です。この木が芽吹いた頃は、石は地面の下に隠れていたのでしょう。それが、雨で徐々に土が流され、それにつれて石を囲むように根が伸び、石を閉じ込めるような形になったのではないでしょうか。
なぜ、この地点にこんな木が3本もあるのか、推理して見ました。ここは、なだらかな斜面で、雨が降ったら、雨水の通り道のような場所です。この木が芽吹いた頃は、石は地面の下に隠れていたのでしょう。それが、雨で徐々に土が流され、それにつれて石を囲むように根が伸び、石を閉じ込めるような形になったのではないでしょうか。