アメリカでは富裕層よりも貧困層のほうが肥満率が高いそうだ。以前から不思議に思って私なりに2つの仮説を立てていた。①豊かなアメリカだから貧困層でも結構お金を持っている。②ジャンクフードに頼るから脂まみれになって太る。
どうもこの仮説は2つとも間違っていたようだ。アメリカの貧困層は日本の貧困層よりも貧しくジャンクフードを食べるような贅沢な暮らしをしている訳ではないからだ。ではなぜ肥満者が多いのか。
日本の貧しい人がどんな食生活をするかが手掛かりになる。栄養価の低い物しか食べられないからできるだけ多く食べようとする。彼らが外食をする時にどんな店を選ぶだろうか、食べ放題の店だ。勿論、焼き肉食べ放題の店になど行かない。ライス食べ放題、大盛り同額、替え玉無料の店を選ぶ。炭水化物なら安いから食べ放題にしても店の負担は小さい。
アメリカの食品は日本と比べて遥かに安い。私はハワイとグアムにしか行ったことが無いが、米本土と比べて物価が高いと言われるこれらの地域でさえ日本よりずっと安い。それでも貧困層はその中でも最も安い物を選ぶ。日本と同様、炭水化物だ。彼らは炭水化物をたらふく食べバケツ1杯ほどの清涼飲料水を飲む。清涼飲料水には大量の砂糖が含まれている。結局、彼らが太るのは炭水化物過多が原因だ。最もカロリーが高い脂質ではなく低カロリーの筈の炭水化物の大量摂取が原因で栄養不良の状態で肥満する。アメリカの富裕層は美食で太り、貧困層は粗食で太る。
私がカロリー論に疑問を持つのはこんな現実を知っているからだ。厚生労働省お勧めのご飯におかずという食事は決してヘルシーではない。米、特に白米は他の栄養素が殆んど無い炭水化物の塊りであり栄養バランスが悪い。軍医でもあった森鴎外は白米偏重の食事を勧めて多くの兵士をかっけにしてしまったが、米に偏った食生活は栄養不良の状態で太る。
太りにくいと言われる人の多くは肉食系で、ラーメンライスのような炭水化物偏重の人が醜く太っている。カロリーばかりを見るのは危険な一元論だ。
どうもこの仮説は2つとも間違っていたようだ。アメリカの貧困層は日本の貧困層よりも貧しくジャンクフードを食べるような贅沢な暮らしをしている訳ではないからだ。ではなぜ肥満者が多いのか。
日本の貧しい人がどんな食生活をするかが手掛かりになる。栄養価の低い物しか食べられないからできるだけ多く食べようとする。彼らが外食をする時にどんな店を選ぶだろうか、食べ放題の店だ。勿論、焼き肉食べ放題の店になど行かない。ライス食べ放題、大盛り同額、替え玉無料の店を選ぶ。炭水化物なら安いから食べ放題にしても店の負担は小さい。
アメリカの食品は日本と比べて遥かに安い。私はハワイとグアムにしか行ったことが無いが、米本土と比べて物価が高いと言われるこれらの地域でさえ日本よりずっと安い。それでも貧困層はその中でも最も安い物を選ぶ。日本と同様、炭水化物だ。彼らは炭水化物をたらふく食べバケツ1杯ほどの清涼飲料水を飲む。清涼飲料水には大量の砂糖が含まれている。結局、彼らが太るのは炭水化物過多が原因だ。最もカロリーが高い脂質ではなく低カロリーの筈の炭水化物の大量摂取が原因で栄養不良の状態で肥満する。アメリカの富裕層は美食で太り、貧困層は粗食で太る。
私がカロリー論に疑問を持つのはこんな現実を知っているからだ。厚生労働省お勧めのご飯におかずという食事は決してヘルシーではない。米、特に白米は他の栄養素が殆んど無い炭水化物の塊りであり栄養バランスが悪い。軍医でもあった森鴎外は白米偏重の食事を勧めて多くの兵士をかっけにしてしまったが、米に偏った食生活は栄養不良の状態で太る。
太りにくいと言われる人の多くは肉食系で、ラーメンライスのような炭水化物偏重の人が醜く太っている。カロリーばかりを見るのは危険な一元論だ。