女王蜂・・・どことなく淫靡な響きがある。黒のツナギを着て鞭を持ったSMの女王様を連想させるし、多くの男性を顎で使う女帝のイメージもある。しかしこの名称と実態は余りにも懸け離れている。女王蜂の仕事とは毎日卵を1,000個近く産み続けることだ。メンバーを統括する訳ではなく只管産み続けるだけの言わば産む機械のようなものだ。生物学では生殖虫と呼ばれているそうだ。
王蜂も名とは裏腹に限りなく惨めな存在だ。交尾したら用済みになる。それも性器が千切れて死ぬという悲惨な最期だ。
自然界に地位は無い。役割分担があるだけだ。女王蜂も王蜂も特権階級ではなく単に繁殖という役割を担うだけだ。
犬や猿の群れにもボスはいる。しかしボスほど危険な役割は無い。外敵と戦う時には先頭に立つから死傷する可能性は最も高い。動物界ではノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)が守られている。
それと比べて人間界は醜い。本来、役割である筈のことがすぐに権力構造に変わる。マスコミは立法・行政・司法に次ぐ第4の権力と言われることがあり、自らもそれを信じて驕りたかぶる。そんな誤解をしているから朝日新聞のように批判を許さずに嘘に嘘を重ねるような愚行を犯す。立法・行政・司法も権力ではなく役割に過ぎない。ただの公僕だ。だから謙虚に庶民の声を聞かねばならない。
経営者と労働者も主従関係ではない。買う側は決して売る側に対して優越的地位にいる訳ではない。マケドニアのアレクサンダー大王は常に最前線で戦ったが現代の権力者は手を汚そうとさえしない。
人間界でのみ役割がすぐに権力に変質する。政治家という金食い虫に好きなようにやらせていればこの国は変な方向へと進む一方だ。女王蜂を生殖虫と呼び変えるだけで印象は激変する。人間界のボス猿にも新しいネーミングが必要だろう。
王蜂も名とは裏腹に限りなく惨めな存在だ。交尾したら用済みになる。それも性器が千切れて死ぬという悲惨な最期だ。
自然界に地位は無い。役割分担があるだけだ。女王蜂も王蜂も特権階級ではなく単に繁殖という役割を担うだけだ。
犬や猿の群れにもボスはいる。しかしボスほど危険な役割は無い。外敵と戦う時には先頭に立つから死傷する可能性は最も高い。動物界ではノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)が守られている。
それと比べて人間界は醜い。本来、役割である筈のことがすぐに権力構造に変わる。マスコミは立法・行政・司法に次ぐ第4の権力と言われることがあり、自らもそれを信じて驕りたかぶる。そんな誤解をしているから朝日新聞のように批判を許さずに嘘に嘘を重ねるような愚行を犯す。立法・行政・司法も権力ではなく役割に過ぎない。ただの公僕だ。だから謙虚に庶民の声を聞かねばならない。
経営者と労働者も主従関係ではない。買う側は決して売る側に対して優越的地位にいる訳ではない。マケドニアのアレクサンダー大王は常に最前線で戦ったが現代の権力者は手を汚そうとさえしない。
人間界でのみ役割がすぐに権力に変質する。政治家という金食い虫に好きなようにやらせていればこの国は変な方向へと進む一方だ。女王蜂を生殖虫と呼び変えるだけで印象は激変する。人間界のボス猿にも新しいネーミングが必要だろう。