アメリカも中国も我儘な国だが、12日に発表された米中の共同声明は酷過ぎる内容だった。中国は2030年頃までを二酸化炭素排出のピークとするとのことで、中国が環境を汚染し続けることをアメリカが承認したという形だ。二大国の合意となれば他国はおいそれと口出しできなくなる。これで中国は堂々と大気汚染を続けられる。これは二酸化炭素排出量が1・2位で世界の4割を占める迷惑国による馴れ合いだ。
こんな暴挙の裏には何らかの交換条件があったと思われるが今のところそれは表には出ていない。いずれ分かることだろう。
中国ではAPECに合わせて1~12日まで、工場の操業停止や自動車の交通規制などを行った。その成果は素晴らしい。北京のPM2.5は前年同期比で55%も減ったそうだ。テレビで見る限り、北京では滅多に見られないような青空になりAPECブルーと呼ばれているそうだ。抜本的な手を打たずその場凌ぎの対策だけでこれほど効果があるということから、普段いかに酷い垂れ流しが行われているかよく分かる。これをあと16年間放置することにアメリカがお墨付きを与えてしまった。
アジアの上空には偏西風がある。だから中国による大気汚染で被害を受けるのは日本と韓国と北朝鮮だけだ。広い太平洋で隔てられたアメリカの被害は殆んど無い。日本と韓国はアメリカの国益のために無視されてしまった。
勿論、最も重大な被害を受けるのは中国人民だ。多分、平均寿命が数年縮まるだろう。だから何らかの手を打つだろうが、それは外国に干渉されることなく中国共産党の意のままだ。日本はこれまでに何度もアメリカに煮え湯を飲まされた。こんな国を友好国と考えるのは余りにもお人好し過ぎる。
イソップ寓話を思い出した。イタチが鶏に言った「お前達は朝から騒いで迷惑だ。」鶏が答えた「人間様に朝を告げているのです。」イタチが再び言った「鶏姦(ギリシャ語では近親相姦を意味するらしい)をするとはけしからん。」鶏が答えた「卵を沢山産んで人間様に役立っているのです。」するとイタチは「つべこべ言うな」と言って鶏を食べてしまった。教訓;悪党に正しい理屈を主張しても虚しい。
こんな暴挙の裏には何らかの交換条件があったと思われるが今のところそれは表には出ていない。いずれ分かることだろう。
中国ではAPECに合わせて1~12日まで、工場の操業停止や自動車の交通規制などを行った。その成果は素晴らしい。北京のPM2.5は前年同期比で55%も減ったそうだ。テレビで見る限り、北京では滅多に見られないような青空になりAPECブルーと呼ばれているそうだ。抜本的な手を打たずその場凌ぎの対策だけでこれほど効果があるということから、普段いかに酷い垂れ流しが行われているかよく分かる。これをあと16年間放置することにアメリカがお墨付きを与えてしまった。
アジアの上空には偏西風がある。だから中国による大気汚染で被害を受けるのは日本と韓国と北朝鮮だけだ。広い太平洋で隔てられたアメリカの被害は殆んど無い。日本と韓国はアメリカの国益のために無視されてしまった。
勿論、最も重大な被害を受けるのは中国人民だ。多分、平均寿命が数年縮まるだろう。だから何らかの手を打つだろうが、それは外国に干渉されることなく中国共産党の意のままだ。日本はこれまでに何度もアメリカに煮え湯を飲まされた。こんな国を友好国と考えるのは余りにもお人好し過ぎる。
イソップ寓話を思い出した。イタチが鶏に言った「お前達は朝から騒いで迷惑だ。」鶏が答えた「人間様に朝を告げているのです。」イタチが再び言った「鶏姦(ギリシャ語では近親相姦を意味するらしい)をするとはけしからん。」鶏が答えた「卵を沢山産んで人間様に役立っているのです。」するとイタチは「つべこべ言うな」と言って鶏を食べてしまった。教訓;悪党に正しい理屈を主張しても虚しい。