異常な犯罪を犯す人は多かれ少なかれ異常な人だろう。異常な人だから異常な犯罪を犯す。ところが余りにも異常な犯罪である場合、彼は犯罪者ではなくなる。精神障害者とされる。中途半端に異常な人は犯罪者であり徹底的に異常であれば精神障害者だ。奇妙な分類だ。
知的障害者の扱いもかなり微妙だ。川越駅で全盲の女性を蹴った知的障害者は刑事責任を問われなかった。その一方で、神戸市の小1殺人死体遺棄受験の君野容疑者は知的障害者の療育手帳を持っていたにも拘わらず名前も経歴も公開された。バラバラにした遺体を入れたポリ袋に自分の診察券など多くの証拠品を入れるなど、明らかに知的障害者と思えるのだが、刑事責任を問えるのだろうか。
間違い無く精神障害者である死刑囚を我々は知っている。麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚だ。現在の松本死刑囚は狂人どころか廃人だ。糞便を垂れ流し所構わずマスタベーションをして会話は不可能だ。
刑法39条は「心神喪失者の行為は罰しない」と定めているが服役囚の半数以上が知能指数70以下の知的障害者だという証言もある。これに実質的精神障害者を合わせれば、刑務所とは障害者収容施設のようなものだ。
松本死刑囚に対して死刑を執行できるかどうかは大きな問題だ。現時点では明らかに狂人であり、地下鉄サリン事件を起こした時点で既に狂っていた可能性が高い。狂人だったからこそ浮世離れした聖人と誤解されたのだろう。そうなると首謀者は無罪となり手を下した信者だけが死刑ということになる。犯罪の重大性や犠牲者の多さを考えれば市民感情としては納得できないが、現在の法律に従うならそうするしかあるまい。
松本死刑囚が狂人であることは最早公然の秘密だ。しかしこのことで刑法の見直し論が起こることを法務省は嫌う。波風を立てないことが公務員の理想だ。死刑の執行を望む声が高まるまでに獄中で病死することを願っているのではないだろうか。
昨日(9日)の相模原市での路上殺人未遂事件も奇妙だ。犯行後に容疑者は刃物を持ったままコンビニに立ち寄ったらしい。まだ現実に起こったことではないが、今後、妄想型の認知症の老人が無差別殺傷事件を起こした場合、どう扱われるのだろうか。心神耗弱者の問題も含めて再検討が必要なのではないだろうか。
知的障害者の扱いもかなり微妙だ。川越駅で全盲の女性を蹴った知的障害者は刑事責任を問われなかった。その一方で、神戸市の小1殺人死体遺棄受験の君野容疑者は知的障害者の療育手帳を持っていたにも拘わらず名前も経歴も公開された。バラバラにした遺体を入れたポリ袋に自分の診察券など多くの証拠品を入れるなど、明らかに知的障害者と思えるのだが、刑事責任を問えるのだろうか。
間違い無く精神障害者である死刑囚を我々は知っている。麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚だ。現在の松本死刑囚は狂人どころか廃人だ。糞便を垂れ流し所構わずマスタベーションをして会話は不可能だ。
刑法39条は「心神喪失者の行為は罰しない」と定めているが服役囚の半数以上が知能指数70以下の知的障害者だという証言もある。これに実質的精神障害者を合わせれば、刑務所とは障害者収容施設のようなものだ。
松本死刑囚に対して死刑を執行できるかどうかは大きな問題だ。現時点では明らかに狂人であり、地下鉄サリン事件を起こした時点で既に狂っていた可能性が高い。狂人だったからこそ浮世離れした聖人と誤解されたのだろう。そうなると首謀者は無罪となり手を下した信者だけが死刑ということになる。犯罪の重大性や犠牲者の多さを考えれば市民感情としては納得できないが、現在の法律に従うならそうするしかあるまい。
松本死刑囚が狂人であることは最早公然の秘密だ。しかしこのことで刑法の見直し論が起こることを法務省は嫌う。波風を立てないことが公務員の理想だ。死刑の執行を望む声が高まるまでに獄中で病死することを願っているのではないだろうか。
昨日(9日)の相模原市での路上殺人未遂事件も奇妙だ。犯行後に容疑者は刃物を持ったままコンビニに立ち寄ったらしい。まだ現実に起こったことではないが、今後、妄想型の認知症の老人が無差別殺傷事件を起こした場合、どう扱われるのだろうか。心神耗弱者の問題も含めて再検討が必要なのではないだろうか。