大半の延命策は無駄だ。最悪は意識不明状態でのチューブ巻きだ。意識は不明ではなく「無い」状態だろう。これは死体の冷凍保存のようなものだ。回復の可能性がある時のみ延命策は有効であり、回復の見込みの無い人に対する延命策は本人にとっては苦痛の継続にしかならないだろう。
TPP関連でまたぞろ農業支援の話が出始めた。農業を守ることに異存は無い。しかし既に仮死状態である農家まで守る必要などあるまい。
旧通商産業省(現経済産業省)は零細小売業者を守るために大規模小売店舗法などを作って大型店の出店を妨害した。しかし大店法では規制できないコンビニエンスストアが出現すると瞬く間に淘汰されてしまった。大店法は仮死状態の零細店の延命策に過ぎなかった。零細店が滅んだことによって消費者の生活は不便になっただろうか。多分コンビニのほうが使い勝手が良かろう。老人の多くが今ではコンビニのヘビーユーザーになっている。
日本の国土は世界でも稀なほどの農業好適地だと思う。これほど水に恵まれた土地は滅多に無かろう。日本の農業を破壊したのはGHQによる農地改革であり、それを何とかソフトランディングさせた農林水産省の罪はそれと比べれば小さかった。
しかし今尚、これまでの政策を維持しようとするなら農水省は国民の敵だ。農水省の政策が農業保護ではなく省益の追及であることは、麦や豚肉やバターに対する異常な関税や国家貿易などを見れば明らかだ。農業保護を隠れ蓑にした省益追及だ。
農業支援が零細農家の延命策や農水省の省益に化けては困る。現在の稲作は昔とは違って非常に楽になっている。機械化と農薬の賜物だ。だから今や農家の大半を占める兼業農家や退職後農家は片手間でできる稲作をやめようとしない。こんな家庭農園付き一戸建て住宅を支援する必要性は全く無い。大切なのは実際に国民の食を支えている専業農家だ。支援策は専業農家に的を絞るべきであって、兼業農家や退職後農家の道楽の場となっている貴重な農耕地を彼らから取り上げる政策があっても良いぐらいだ。
少なくともこのことだけは明らかだ。守るべきなのは農業とそれを支える専業農家だ。弱者救済という嘘を使って、道楽にも等しい兼業農家や退職後農家の小遣い稼ぎを手伝うべきではない。水田は政治家のための票田や農水省のための金脈ではない。本当の農業振興策こそ必要だ。
TPP関連でまたぞろ農業支援の話が出始めた。農業を守ることに異存は無い。しかし既に仮死状態である農家まで守る必要などあるまい。
旧通商産業省(現経済産業省)は零細小売業者を守るために大規模小売店舗法などを作って大型店の出店を妨害した。しかし大店法では規制できないコンビニエンスストアが出現すると瞬く間に淘汰されてしまった。大店法は仮死状態の零細店の延命策に過ぎなかった。零細店が滅んだことによって消費者の生活は不便になっただろうか。多分コンビニのほうが使い勝手が良かろう。老人の多くが今ではコンビニのヘビーユーザーになっている。
日本の国土は世界でも稀なほどの農業好適地だと思う。これほど水に恵まれた土地は滅多に無かろう。日本の農業を破壊したのはGHQによる農地改革であり、それを何とかソフトランディングさせた農林水産省の罪はそれと比べれば小さかった。
しかし今尚、これまでの政策を維持しようとするなら農水省は国民の敵だ。農水省の政策が農業保護ではなく省益の追及であることは、麦や豚肉やバターに対する異常な関税や国家貿易などを見れば明らかだ。農業保護を隠れ蓑にした省益追及だ。
農業支援が零細農家の延命策や農水省の省益に化けては困る。現在の稲作は昔とは違って非常に楽になっている。機械化と農薬の賜物だ。だから今や農家の大半を占める兼業農家や退職後農家は片手間でできる稲作をやめようとしない。こんな家庭農園付き一戸建て住宅を支援する必要性は全く無い。大切なのは実際に国民の食を支えている専業農家だ。支援策は専業農家に的を絞るべきであって、兼業農家や退職後農家の道楽の場となっている貴重な農耕地を彼らから取り上げる政策があっても良いぐらいだ。
少なくともこのことだけは明らかだ。守るべきなのは農業とそれを支える専業農家だ。弱者救済という嘘を使って、道楽にも等しい兼業農家や退職後農家の小遣い稼ぎを手伝うべきではない。水田は政治家のための票田や農水省のための金脈ではない。本当の農業振興策こそ必要だ。