オレがここのブログで 巻き爪 (陥入爪) に悩んでいたことを書いたのって何年前かな?
・・・と思って調べたら、2006年の4年前。
巻き爪で悩み始めたのは、その5年以上も前のことだから、おそらく10年来の付き合いになる。。。。
それでは以下に、今までの遍歴や苦悩を綴って整理することとしたい。
オレと同じように陥入爪で悩む方は、是非一度読んで頂けたらと思う。
①反発テープで爪改善?編 2005
当時(2005年~)は、当記事にあるように特殊な反発テープを爪の生え際に貼り付けるという施術を1年やったけど(全く)効果がなかった。
ホント怪しげな整体屋だったけど、今でもやっているのかな・・・
今思えば、片足5千円/月の施術料は、超高額だったなと振り返る。
やはり、最初から皮膚科に行っていれば・・・・と思うが後の祭り。
この施術法、オレほど重傷だと効果がなかったわけだから。
⇒ 2005年時点での爪陥入度 ★★★☆☆
②第一次ほったらかし編 2006
実はこの施術費が負担で、次のワイヤー施術に入るまでの数ヶ月、ちょっと放っておいた時期があった。
大した効果がなかった反発テープ時代も含めると、我が爪の陥入具合は、ドンドン進行していったのだった。
⇒ 2006年時点での爪陥入度 ★★★★☆
③第一次ワイヤー施術編 2006~2008
ひとまず通いやすそうで比較的居所から近傍の皮膚科でワイヤー施術を始めた。
1回当たり、2500円程度だった。(両足で5000円程度)
この皮膚科は、最低でも2時間待たされるほど大人気の開業医院。
オレを診てくれた先生も親身になって施術してくれていたのだが・・・
ワイヤー施術は初めてだったのか、最初の一年は全く効果がなかった。
(今思えば、こちらはこちらでヘッタクソだったのだ!)
そこでオレは先生に、もっと爪の白い半月部よりも根本寄りにワイヤーを入れてくれませんかと哀願した。
施術時は多少痛みが強く感じることとなったが、そのかいあって、爪の中央部分から先に関しては改善の傾向が見えてきた。
しかし、根本は相変わらず湾曲した状態で生えてきているようで、
ある日オレが
「もう2年くらいワイヤーやっていますが、治るってことはないんでしょうか?」
と聞けば、
「これは痛さを緩和する施術なので完治を目的としていないんだ」
とアッサリ言ってのけたのだ。
これでオレも拍子抜け、この医者にかかることはもう無かった・・・・
⇒ 2008年時点での爪陥入度 ★★★★☆
④第二次ほったらかし編 2008~2010
前述のとおり、待合室で2時間待つ苦痛より、日々の痛さに耐える方がマシと考えて、すっかりサボるようになった。
ただし、朝晩はさらに激しく痛むようになったが、医者に行っても治らないんだったら、最後の手段で手術だろうと考えるようになった。
退職金が出るまで耐えようと転職先に出向中、心に誓っていた。
そう、フェノール法か鬼塚式で根元を切ってやろう、激痛も耐えようと、決断していたのだった。
⇒ 2010年時点での爪陥入度 ★★★★★
⑤第二次ワイヤー施術編① 2010
前述のとおり、サボリが悪影響を与えることは時間の問題だった。
そして、退職金が全額振り込まれたと同じタイミングで、つま先に激痛が走るという都合の良さ。
車で行きやすくて通勤ルートに近い皮膚科を目指して、手術でも何でもイイから対応して貰いたく、千葉大系の開業医へ飛び込んだ。
すると第一声、
「ボクじゃ無理だね、ここまでくると」
聞けば、オレの患部は相当重篤化してしまっていて、ここでの手立てはすでにないそうだ。
そもそもの原因は、深爪・靴の相性、そして歩き方だと説明を受けた。
つまり、ここの医院ではそれらの予防と歩き方の指導で治癒に向けるという施術であり、オレの状態だと、その術を超しているらしいのだ。
ちなみに現在、切除するという手術は見直されているらしく、歩行に支障を来す可能性もあって、ワイヤー施術でじっくり直すことが、今の対処法だということを教わった。
(東京都内には、マジ権威の医者もいるらしい)
ただ、当医院の友人、同じ千葉大ネットワークでワイヤー施術の千葉の権威(?)を紹介されたので、すぐさまそこへ動くことになるだった。
⑥第二次ワイヤー施術編② 2010
「あ、もう手遅れだよコレ。」
紹介された医師の第一声がこの一言だった。
この医師は、整形外科医なのだがワイヤー施術は、そうとう対峙したらしいのだが、
その目で見た判断がソレだった。
オレにスポーツ経験を訊ねるのだが、残念ながらない。
当医師曰く、「スポーツ」による影響が最も多いと言うことらしい。
オレの場合、小中と陸上をやっていたけど、おそらく関係あるまい。
「人によって様々だけど、3~6ヶ月くらいは痛みを軽減できる方法はある。きみの重度だと治ることはないと思うけど、それでもいいかい?」
二つ返事のオレ。
こちらは整形外科医によるプチ手術だった。
ワイヤーも驚いたことに、爪の真ん中付近に入れる。
痛みは施術中は辛かったが、作業後から、痛みは半減していた。
今までにない施術と腕前は、たしかにあるように感じた。
「術後の様子を診たいから、1週間後にまたきてね」
施術は、前準備時間を入れると1時間ぐらいだった。
しばらくどんなことになるかわからないけど、最も効果の期待できる施術だったことは間違いなかったので、通う覚悟を決めた。
居所からは、そうとう遠いけどね。
あ、そうそう。
最後に受付でお金を支払うとき、サプライズはあったよ。
受付事務嬢が明るい声で請求する。
「お会計は、1万円でーす」
■おまけリンク
・ まきまきつめつめ < gooブログ 10.10.2006 >
■通った医者など
・ 怪しげな整体屋(⇒名称が変わっているものの現在でも営業しているようだ)
・ 第一次ワイヤー施術医院
・ 第二次ワイヤー施術医院①
・ 第二次ワイヤー施術医院②
■結論
ワイヤー施術は、医師の腕前が大きく左右することは確実。
巻き爪に悩む貴方も、ウデのある医師に施術して貰おう。
そして、そうでないひとでも、前兆が出始めたら、すぐに近所の皮膚科へ行こう!