Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

車内アナウンス「線路内に人が侵入・・・・」の意味

2011年09月09日 00時00分01秒 | Weblog

ある時のTV番組「やりすぎコージー」(TX)において、アンジャッシュ渡部が都市伝説の企画で標記ワードについて次のように説明していた。
「線路内に人が侵入しました。そのため、列車が遅延しております..........このアナウンス、実は隠語である。」


ここでの説明は、「電車内に痴漢が発生したことで逮捕などに時間が掛かることから、すぐに発車できない状況を詫びるアナウンスなのだ。」
と、いうものだったが、ちょっと腑に落ちない気分になったので、ちょっとだけ調べてみたり考えてみた。


オレ自身も電車通学や通勤を実施していた期間中に、このアナウンスを聞いたのは千葉駅の構内放送で一度だけ耳にしたことを記憶している。
今では毎日電車に乗らないけども、これまでの人生で1回ポッキリしか聞いたことのないアナウンスだったが、実によくそのときのことを憶えている。


その日、千葉駅で銚子方面行きの電車をホームで待っていたのだが、当該列車は折り返し運転ではなくて車庫から回送便が千葉駅に入線するはずだった。
しかし、時間になっても入線する気配がない。


そこであのアナウンスが流れたのだ。
最初耳にしたときは単純に、


「どこのどいつだよー」
などと思いながら聞き流していたが、段々その言葉がだんだん不思議に思うようになった。


「西千葉方面から回送電車が来るのに遅れていると言うことは、西千葉周辺で線路に誰か立ち入ったのかな?」
発車時刻を4分過ぎた頃には、冷静に真面目に考えるようになっていた。
稲毛方面からの電車は全て止まっていたが、各駅停車(黄色い電車)は動いていたように思うので、本当はココで矛盾に気づくべきだったのだろう。


結局10分前後の遅れで入線したのだが、そのときのことを思うとアレはなんだったんだと思い返している。
何度も何度もあのアナウンスは千葉駅構内に流れたことも思い出した。


もし痴漢発生のための遅延だとすると、、、、


①総武快速線が運行中、途中駅で痴漢が発生した。そのため、接続の関係から遅延。
②接続する内房線、外房線の車内で痴漢が発生した。


①のケースは、まんざらでもないのだが実はその時間帯で快速電車と接続する列車は、2本ぐらいあとの列車であって、当該列車ではなかった。
②のケースは、西千葉方面から入線する電車の遅延と関係がない。


①も②のケースどちらも、接続のために送れるのならホームで列車が待っていれば良いだけである。
だから、痴漢由来ではない遅延だったと考えられる。


かといって、マジで線路内に人が侵入したはとても考えにくい。
ホントにそうなら、JRの多くの社員を投じて調べに行かなきゃいけないだろうし、黄色い電車は運行中なのにそのまで危険を冒すだろうか?


じゃーいわゆる人身事故なのか?
もし誤っての転落なら、それは「侵入」ではないし。


そもそも人身事故なら「人身事故」だということをキチンと説明するだろうし、たかだか5分10分で復旧もしないだろう。
少なくても千葉駅で誰かが落下したとか飛び込んだという事実はなさそうだ。
そこで、考えられる理由はこれしかない。


「事故ではない事故が発生した」
まあ、こんなところだろう、これに尽きるし、客としてはどんな理由であろうと電車が遅れていることをだけを知ればいい。
知ったところで、オレにはなんの解決も出来ない。


その事故とはたとえば、回送電車内に実は酔いつぶれたオッサンが寝ていたとか、電車区で誰か潜り込んだとか、そんなところだと思う。
あとは、担当運転士がトイレに駆け込んだとかだろうか。


これは、日本の列車ダイヤが世界一精密性格に運行していることの裏返しで、チョットでも理由無く遅延したなら、日本人ならピリピリするからと配慮した名文句であると考えられる。
特に最近のJRなんて、1、2分遅れただけで謝罪アナウンスが流れるくらいの気の使い用だしね。


そう考えると、他によく耳にする「信号機のトラブル」「ポイント故障」「車内の点検」も、もしかしたらなにかの隠語なのかもしれない。


なにかの理由で「遅れます」ということを伝えるために、あえて乗客に細かくその事象を伝える必要はないという、鉄道会社の方針から、このようなアナウンスが使われていると言うことを我々が知ればよい。


◆関連リンク


・ 列車アナウンスの「線路内に人が侵入し…遅れが出ています」 (Yahoo!知恵袋)
・ 「線路内に人が侵入しました」の本当の意味 (雑学情報)
・ 電車業界の隠語?? (Yahoo!知恵袋)






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