【超予定外の彦根城】
彦根駅を下車して目指した目的地は「滋賀県護国神社」である。
本来の予定は滋賀縣護國神社を訪れた後は、すぐに駅へ戻って岐阜方面へ目指していたはずなんだ。
(岐阜県にある南宮大社という神社へ行くことが計画されていた。)
しかし、すでに過去や未来のブログをご覧の方はすでにご存じのとおり、そうはならず彦根城を散策したことになっている。
なぜか?
それは、天候が回復したことや目の前に見えていて案外簡単に登ってこられそうと感じたことのほかに、彦根城入口にあたる表門橋上で「新型コロナの影響で博物館と天守閣へは行けませんが、入場料は通常通り徴収します。」関係者の人に言われたことが大きい。
「そもそも天守に入れないのにカネ取るの?」
とは思ったが、それを聞いて渡り切りそうな橋を引き返すのもミミッチイと思われたらダサいので見栄で入場したという要素が非常に大きい(笑)
チョット近くまで見てみても良かったんだけど~・・・
と軽いノリで近づいたのがアダにもなったというね。
【経緯はここまで】
実は、彦根駅近くの観光案内所っぽいところでは、すでに制限がかかっている掲示物を見ていたんだよね。
それをすっかり忘れていたのも誤算。
そして護国神社から程近いと思われていたのだけど、彦根城入口となる表門橋までは徒歩で5分チョット歩いたところにある。
実はここも誤算でね~、ここまで歩いたから引き返すのも何だなぁという感情があったのも事実。
それでは、以下へ写真集というか歩んだ軌跡を綴っていこうと思います。
(こちらがその掲示物。しっかり写真まで撮ったのに現地で忘れるって・・・加齢には勝てんな。)
【それでは彦根城での様子を】
護國神社を出て外堀を歩いていると、鯉がお出迎え。
見にくいけれど、覗き込んだだけなのに真っ黒い鯉がエサでもくれるのかとものすごい勢いで集まってきたという。
お堀を歩いていたら、このような地図を発見・・・城がデカいことは分かったもののよくわからん。
表門橋の手前、つまり表御殿の堀向こうにこのような碑がある。
管理事務所前で800円(高くないっスか?)を払ったら、いきなりの洗礼がこの表門山道。
写真で伝わるかどうか分からないけれど、これはまだ中腹にも達していない状況、マジで引き返そうかと思った。
鐘の丸から天秤櫓をつなぐ橋。
(見えているのは天秤櫓)
鐘の丸跡地にあるお土産屋さん。
どう考えても・・・ねぇ(苦笑)
さっき見えていた天秤櫓の橋から、市内方面をのぞんだところ。
ここからの景色も抜群・・・だけど、息も絶え絶えで帰りたい気分は変わらず(笑)
今度は太鼓門櫓を目指すのだけど、またこの坂がきつくて・・・
絶対にご老体は、登る際は一考されたほうがいいでしょう、心臓に超負担がかかるって。
管理事務所前から、何分くらい歩いたかなぁ・・・感覚的に25分くらいかしら・・・。
オレが思う天守というかお城の概念って、小倉城しか思いつかないからここまで大変な思いをするとはまさに想定外。
ちなみに、ここにあるひこにゃんのモデル看板と一緒に天守を撮影するとちょうどいい塩梅になるのだけど、どうせならリアルひこにゃんも抑えておきたかった??
天守のあるステージには、着見台という眺望スポットがある。
どうでもいいことだけど、この展望台付近にもお土産屋さんはある。
なぜか中腹のところもそうだけれど、まったく人気がなかった様子で・・・なぜだろうか。
琵琶湖方面を。
こちらの写真は、南東方面を撮影したもの。
この写真は、彦根駅方面を撮影したもの。
駅前通りのストレートがはっきりわかる。
(この写真は、さっきの天秤櫓から琵琶湖方面を撮影したもの。ここのほうが風情があるような?)
本当は、800円も支払ったので彦根城をガッツリ巡って元を取ろうとも思ったけれど、登り始めて一瞬で挫折しているので天守台がゴールと決めてすぐ下山することにしたんだ。
一周まわると有料入場施設(その800円でコミコミ)を含めて徒歩2~3時間かかるらしい。
オレは城マニアじゃないし、何度も言うけれどお城ってみんな小倉城のレベルだと思っていただけに、ここで引き返すことに全く未練はない(笑)
さらに思い返せばこの彦根城を登るという厳しさって、京都霊山護国神社よりも厳しく、太宰府天満宮の奥の院と同程度ほど厳しいものだったかな。
正直なところ、よほどの有名どころのお城ならともかく、大登山になるようなお城にはもう行きたくない。
今考えても、この選択がこの旅の最も大きい判断ミスだった。
もちろん彦根城が悪いわけじゃない。
オレの甘い見通しと選択が悪かったということだ。
そうじゃなければ、コロナ禍の影響でも博物館や天守に登れなくても、観光客がヒィヒィ言いながらも登っていた人が大勢いたことからそれが分かるということよ。
あ、そうそう。
天守が最もカッコよく見えたのって、この角度だと思うんだけどどうかな?
ちなみに撮影場所は、天秤櫓付近になるんだけれど・・・
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