つづきから
過去も高山-名古屋の高速バスを利用した際の過去ログがあります。
(東海バス編)
【大日ヶ岳は雪模様】
高山から名古屋へ向かう高速バスは、途中1か所でトイレ休憩がある。
それは「ひるがの高原SA」なのだが、実は日本一標高が高いサービスエリアで860mの位置にある。
当然、3月ともなれば、まだ外気は寒くバスを降りる頃でも両肩を抱きたくなるほどだ。
なお、晴天で気持ちのいい日差しはあるため、ひるがの高原SAから見えるスキー場などでのレジャーは抜群のタイミングだったろう。
(大日ヶ岳は3月下旬でも雪化粧をまとっていて、SAから見ていて眩しいくらいキラキラしていた。)
【3月の平日】
名古屋行のバスは、名鉄バスの最新型だったことに加え、乗客が5~6名ほどという数だったこと(マナーが悪かったり頭のおかしい客もゼロ)でとても快適な移動となった。
道路も名古屋市内は平日らしい混雑は見受けられたものの10分弱ほど早着するほどの状況だった。
(新型の名鉄バス車内は、シートがフカフカでスマホポケットまで完備していて良かったなぁ。)
【名駅は”やっぱり”迷駅】
これまで15回以上は名古屋駅での乗降や乗換を行っているが、いまだ本当に慣れなくて、この時も大変難儀した。
理由は、観光客に全く優しくない駅であるということで、近鉄や名鉄への乗り換えもそうだけど、狙った料理店へ“まず確実に行けない”ということだ。
かつても「エスカ」地下街にあるという料理屋を探し、エスカそのものを見つけるのに25分かかった記憶もまだ新しいが、今回は「うまいもん通り」が見つからなくて大事な時間をロスしてしまったのだ。
案内板には当該店が「うまいもん通り」にあるというだけで、名古屋駅の中央コンコースに沿うよう縦長にあるそのストリートにはいくら探しても見つからない。(うまいもん通りはうまいもん通りでもその区画にはないのよ。)
頼みのグーグルマップも相変わらずの「アンドロイドのGPSがクソ状態」で全くアテにならず。
やみくもに太閤口と桜通口の両出口を4往復して30分。
もう次の列車まで40分というところでヘトヘトになってしまった。
もう狙った店では食べずに新幹線のホームできしめんでも食って諦める覚悟で新幹線コンコース付近を歩いていると遠くの方に「うまいもん通り“太閤通口”」と見えるではないか。
勿論メインコンコースを縦にしか見ていなかった自分が悪いけれど、もっと我々のような観光客にも優しい案内を期待しますですよ。
(コンセントが全席完備。窓側は道路側にステップがあるのでいくらか狭く感じるかもしれない。)
【目的は達したが】
狙ったお店が、近鉄や名鉄と真逆の太閤通り南側で見つけたことよりも「もうのんびり食べている時間がない」ということだった。
正直「きしめん」を食べたら余る時間だったし、それなりの繁盛店だったら時間ギリギリのおそれがあったため、ちょっと悩んだが平日の午後3時過ぎということもあってガラガラの様相から入店した。
しかし、噂通りのむせる辛さでテーブルに口腔内容物を吹き出してしまう失態を犯した。
たまたま奥の目立たない4人掛けのテーブルに一人で座っていたので、大惨事にはならなかったが激しく咳き込んだり苦しくなりながらも、それでもくせになる旨味の方が食欲として上回るため箸が止まらなかった。
(足置きマット。こちらもシートと同じ素材なのかフカフカ。ちゃんと土禁のマークが示してあり衛生的。)
【大汗かきながら】
涙目かつ咳き込みながら新幹線コンコースへ戻ったころには、目的の列車の発車3分前。
そんな状態のまま、もう二度と経験することのない経験をするために狙った列車の旅がまたここから始まる。
つづく
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