【まえがき】
この記事は、2020年3月16日に旅行したことを縦軸にネタにしています。
元々は、白川郷から金沢小松を経て帰京するという記事だったため、4月9日付けでUP予定のモノでした。
しかし、とあるニュース記事がどうしても引っ掛かり、再編集して4月18日に最終校正をしたものをここに掲出したものです。
従って、記事の公開日が前後してしまっていますが予めご了承、ご承知おき頂けますと幸いです。
【まずは白川郷から金沢まで】
たった小一時間の雪山登山だったけれど、白川郷を個人的にはもう十分満喫(?)させてもらったので、帰りの飛行機に搭乗するため小松空港へ向かう。
そのため、白川郷BTから金沢へ向かうのだけど、コロナの影響もあってか予約乗車は当方ひとり。
ほかに飛び込みの客が1名乗車しただけで、高速バスをほぼ貸し切り状態で利用したことになる。
ドライバーさんも好きなところに座ってくださいと勧める状態だった。
なお、乗客も少なかったし、道路も空いていたので定刻よりも15分くらい早く着いたんだ。
これで昼食をとる時間までできたので、個人的には結果オーライだったのかな。
ちなみに4月18日現在では、高山や白川郷にかかるほとんどの高速便が全便運休もしくは大幅な減便がなされているので、これからあえて観光に行く方も少ないと思うけれど、地元の方は本当に注意されたい。
【およそ半年ぶりの金沢】
普通だったら富山から飛行機に乗ってもいいのだけど、富山からJAL便が出ていないので小松に行く必要があったワケ。
まあそうはいっても金沢駅は、小松空港への経由地点。
自粛要請中なのに駅構内は、平日なのに観光客を中心に結構な混雑。
アジア系の人はめっきり少ないが、欧米系のインバウンド客は、まだ相当数がうかがえた。
サクッと昼ご飯を食べて、駅構内にあるヤマト運輸の営業所から荷物を送り、すぐさま小松空港行きの高速バスへ乗り込むのだった。
(小松空港展望台から内陸方面をのぞむ。さっきまでいた山側の白川郷方面は当然厚い雲が覆っている模様も確認できた。)
【小松空港にて】
小松空港行きの高速バスは、自粛ムードもあるなかで7割くらいの乗客率。
ほぼ定刻に小松空港に着いたものの、目的の便まで1時間半の時間の余裕があるため展望台へ向かってみた。
すると多くの航空ファンがズラリとカメラを構えていたので、端っこのほうですっかり晴れた小松空港の様子を眺めていたという。
(晴れ間がのぞく小松空港の展望台。人数こそ少ないが航空ファンが多く欄干につかまっていた。)
【無事に帰宅もモヤモヤ?】
小松空港からの羽田行きの便で一番最後に乗り込んだ25~35歳くらいの男性は、明らかに高熱必至の様相で機内へ乗り込んできた。
顔は真っ赤で大きなマスク、歩容も明らかに異常でふらついている。
機内でも異常なほど防寒着にくるまっていて、両手にはサージカル手袋といういでたち。
どう考えてもコロナ疑いの客だったが、乗車拒否はできなかったと思われ、その彼は20Aか21Aぐらいの席にシレっと着席した。
オレの席からも程近いので気持ち悪いのなんのって・・・・羽田行きの飛行機も10分早く羽田に着いたものの気分は落ち着かないよな。
そんな彼も最後に飛行機から降りたようだったけれど・・・絶対に検温して体温によっては搭乗拒否という対応もJALにはとって欲しかったなぁ。
貰ってからでは、お互い遅いわけだし。
無事に帰宅できたとはいえ、今思えば、本当に危険な冒険になってしまった。
岐阜や高山で過ごせたことは大きなポイントになったけれど、それは自分が感染しなかったからともいえる。
勿論、今回の旅程を解除せずに行ってよかったと振り返るのだけど、もしその計画が1か月遅かったら、行っていなかったと思う。
今後は本当に自重しようと思うし、全国に緊急事態宣言が出ている中で旅行しようとはさすがに思わない。
(修行は旅行じゃないからなww)
(小松空港発の沖縄行き737-800機。航空ファンの目当ては首里城ラッピングの当機だったのかなぁ・・・)
【PS:検温拒否者がいるなんて】
『山形空港で東京からの乗客2名が検温拒否(山形県で入境検温始まる)』
このニュースを見る前から、最低でも検温という作業は国内便であっても空港でやるべきだと思っていた。
それはなぜかというと先の小松発羽田行きの高熱患者の一件があるからだ。
いつかのチャーター便で帰国した人なのかで検査拒否したものもいたようだが、今回は一瞬で終わる検温という作業を拒否したのは、これは相当いただけない。
県条例とかで罰せられなかったのか?
少なくてもその2名には、実名公表などの大きなペナルティを与えて欲しい。
【PS:持論】
いまだ4月に1回だけ敢行予定の修行も悩んでいるところであるけれど、明らかに症状のない人のためにも搭乗前の検温くらいはやっていただけないだろうかと思う。
出国時はサーモグラフィーで検査しているというけれど、国内便であっても実施してほしいと願う。
各航空会社はそうでなくても感染防止対策に最大限の努力をされているのは知っている。
事実、JALにおいても客室乗務員が1名感染したというのまで確認しているが、その後については特に感染があったなどの記事がないことから、予防策が功を奏しているものと思われる。
つまり、客室乗務員等を介して感染しているリスクはほぼ無いということも言えると思う。
ちなみに沖縄へ行ってコロナをまき散らしたと揶揄されている石田純一氏については、搭乗前からすでに保有者だった可能性があり、同乗していた客や客室乗務員への感染も心配でならない。
そもそもJAL便なのかANA便なのかわかっていないのも気持ち悪いところだが。
(こんなの誰も同情できない状況だよなぁ、仕事という名目は明らかに表向き。都内だと自粛自粛で世間の目が厳しいから、ゴルフや飲み会など目の届きにくいところで行うって、行動と発想が金持ちの子ども以下だろ。)
【PS:そして愛する高山もいよいよ】
今回の旅の目的は、これまでの旅行記でも明らかなとおり高山へ行くことが主幹であって、それに伴う往訪先は高山へ行くことがあってのこと。
そんな高山では、最も大好きな居酒屋さんが今回の全国非常事態宣言を受けて、長い休業に入ることになってしまった。
もともと今回の高山往訪から2年弱は高山へ行くことをあきらめていたものの、こうした状況は単に寂しいということしかない。
(おりじんさんが6月末まで休業だということは、おそらく名物店長が退職することに伴ってのことなのかも。オレも当面旅行は自粛するけれど、これで高山に行く大義名分の一つを失ってしまったんだよなぁ・・・)
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