<その1からのつづき>
【そうはいっても宿泊地へ戻っても面白くない】
すれ違いなのかオレが遅すぎたのかは不明なものの、後ろ髪をひかれる思いでひろめ市場を離れ、さらに20分弱ほど歩いて一口餃子の超有名店「安兵衛」の屋台店へ向かった。
ここでも、結構な行列に並んだうえで諸々食したのだけど、もともとあった気まずさ感に加え、新たに胃もたれ感がプラスされたこともあって満足・納得のいく食事にはならなかったと記憶している。
(市内南部から歩いて屋台安兵衛まで繰り出したが、なかばヤケクソだったりする。はぐれてしまった背徳感もあったのか、去年食べた安兵衛の餃子より全然美味しく感じなかった。)
【もちろん大目玉へ】
結構な移動をしてしまったので、路面電車に乗ったりして宿泊地に向かうと、偶然が偶然を呼んだのかあの知人軍団に出くわした。
聞けば、夜の遅い時間であっても高知城の上まで登れるのだという。
スマホで検索したら17時までしか入館できないと書いてあったのは(あの情報は)何だったのかと思いながら、その先輩には平謝りして詫びるほかなかったという。
【その翌日も高知に滞在】
日が変わってこの日は、ワケあって団体行動をする羽目になるんだけど、高知といえば言わずもがなの「THEカツオ」、近年なら「NHK連続テレビ小説“らんまん”」による盛り上がりがあるようだ。
そのため、それに関連するように「牧野植物園」へ出向き、牧野富太郎氏の足跡などを感じ、桂浜にほど近い「レストランかつお船」で早めの昼食を食し、高知空港へ戻ったところで高知でのイベント終了。
(個人的には全く関心のなかった牧野植物園でのシーン。話を知らないので、ヤマトグサが大きなポイントである旨の説明を聞いてもピンとこずで。駐車場は平日の朝イチでほぼ8割の入りの人気でビックリ。なお個人的に最も食指が動いたのは、ドラマ出演者の直筆サインだったというwww)
なお、この時点で午前11時過ぎ。
しかも東京まで戻るべき羽田までの飛行機の時間が、およそ6時間もあるということになり、同行者らは思い思いに市内へ戻るなり観光したりしていた模様。
ただ自分はゆっくり私服に着替えて空港に滞在することを決めていた。
そのため、高知空港には、カードラウンジがあるため、ラウンジでの滞在と空港内の食事を利用することで、6時間という時間を過ごすことにした(というか、当初よりそのように決めてた)。
本来なら、スーツなどを含んだ大荷物を配送取り扱いサービスなどによって自宅へ送りたかったのだけど、20か月前の経験通り、この空港にはそうした便利サービスがないことを知っていたので、荷物を抱えたまま、無駄に時間をやり過ごしたという。
(こちらでは有名なかつお船という、タタキ体験ができるというお店で超早い昼食を食した。自分はかつお体験を回避したため、天ぷら定食を食したが冷えたそれを食べるくらいならタタキを食したほうが正解だった。なお、ジャコ飯は美味しかったなぁ。)
【マジで何があったのよ?】
ラウンジでは滞在時間限界(2時間)まで過ごし、あまり食べたくもない食堂でイライラしながらチンタラ食事をしても、まだそれでも搭乗時間まで2時間弱の余裕がある。
しかし、羽田からのANA機が30分の遅延があるというアナウンスがあり、自身の搭乗予定であるJAL機はもっと遅延する見込みだという連絡があった。
たしかに、JALアプリからの情報は、ひとつも明るいメッセージが飛び込んでくることなく、むしろ遅延が遅延を呼んでいる事態。
その様子を血の気が引くような思いで(スマホの画面を)眺めていたという。
(なにせ入ってくる情報は、早まるのではなく遅延する一方の連絡しか入らないのだからね。)
(空港で時間つぶし目的も兼ねて入った食堂で食べたもの。結果論だが、食事代を払うよりもクソみたいな待ち時間でやることがあったことに気づかなかったオレのミスも重なっていくんだよな。)
<その3へ続く>
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