(直近のほかのイカれ事案はコチラ)
【コレ、マジの実話です】
平日の昼下がり、クライアントの都合で14:30という時間に昼食を摂ることになったワタクシ。
たまたま、この近くに餃子の王将(以下、「王将」という。)があることを思い出して、駐車場に飛び込むようにクルマを入れて店内へ。
世の中は春休みなので、多少の観光客が流入しているようだったが、概ね昼ピーク後であれば、こんなもんかなぁの店内だった。
座席は、この時間だとボックス席がガラガラだったもののカウンター席がほぼ満席状態だったが、運よく1席空いていたため、そちらへ通された。
着席と同時に、いつものメニューというか事前に考えていたものをノータイムで発注し、フゥ~と一息吐いて落ち着ける時間になったことを実感しながら周囲を観察する。
オレの右手側には60過ぎのドロップアウトしているであろう男性が、左手側には70過ぎの白髪で背中がかなり丸まった男性のご老体がおり、どちらも食事の半分くらい進捗していた様子だった。
【いよいよカオスを知る事に】
そのうち右手に座る男性が食べ終わった様子も、どうにも様子がおかしい。
薄目がちに横を見ると、一品料理の平皿をベロベロと舐め始めたではないか。
皿舐めが終わると今度はレンゲを片手にラーメン丼に顔を突っ込んで舐め始めたのだ。
これだけで異常な光景なのだが、今度は左手の爺さんがまったく食事の進捗がないことに気が付いた。
横目でチラリチラリと左手を見ると、餃子を1つを5分以上かけて食べているようで、その餃子を食べ終わるごとに紙ナプキンでお口を拭き拭きしている。
オレが着席したときには、餃子定食だと思うが半分くらい食べていたはずなので、オレが食事を待って食事が終わるまでの約20分ちょっとで餃子を4つ食べた後のご様子だということは・・・
何時からいたのかわからないが、このピッチで食事をしているということはオレが来る40分以上前からいることになる。(厳密には、オーダーする時間も加味すれば、もっともっと前からいることになる。)
「おいおいマジかよ・・・」
と立て続けの事態に茫然としていると、その左手にいる餃子爺さんのさらに左手の40代の男性が、携帯電話で仕事の電話をお構いなしの声量で話し始めた。
こんな事態に、オレも溜まらずガンを飛ばしてみたが、どうやら意に介さずのご様子。
呆れながら、チャーハンを掻き込みながら右手をチラリとみると、今度はレンゲを縦方向にペロペロしている60代男性が視界に入る。
こんな光景をカオスと呼ばないで、なんというのだろうか。
正直、この時間にこの店に飛び込んだ自分を殺してやりたい気分になったほどだ。
【とどめの一発】
左の左の携帯電話野郎が電話終了と同時くらいに、その奥にいた家族連れの赤ちゃんが、盛大に泣き始めた。
不思議なものでその泣き声を聞いたであろう別のテーブルの小児も連鎖反応のように泣き始めた。
ほぼほぼ食事が終わっていたオレだったが、正直、掻き込んだというか流し込んだチャーハンとスープが口の中に残ったまんま、会計へ早歩きで向かったという。
まあ、一番驚いたのは、王将のスタッフたちだよな。
なぜなら、そんな異様な光景や事態があるなか、どこ吹く風で粛々と仕事をしているのだから。
オレなら、あんな状況で涼しい顔で仕事はできん。
素晴らしい王将のスタッフに頭が下がるわ・・・っていうか、
こんなことある??
(画像は、餃子の王将と関係ありません。コチラは、餃子がおいしそうだったフリー素材のものです。)
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