【はじめに】
のちに今回敢行(観光)した北九州ツアーという名の神社めぐり旅に関して追々語るつもりであるが、その番外編としてチョット記事にしてみたのでご覧いただけたら。
【旅最終日は、あいにくの雨】
初日と二日目は博多周辺、三日目は北九州市内を巡ることにしていたのだが、さすがの晴れ男もその神通力は九州まで達していなかったようで、三日目の午前10時過ぎからは本降りとなってしまった。
本来なら、予定地点を巡ったら小倉城で時間つぶしをする予定だったのだけど、分かっちゃいたがその小倉城は工事のため立入禁止。
さらにここに至るまでの経緯がボロボロなので、さすがに市内観光で時間つぶしをスル気力は、お昼過ぎにはもう無かった。
【ボロボロの理由】
小倉に来たそもそもの目的は、3つ。
ひとつは、前回小倉に来たときには、仕事で訪れた際にトンボ返りしてしまったから、リベンジ観光のため。
もうひとつは、ブラタモリでも訪れていた門司港近くの「甲宗八幡神社」に行ってみたかったため。
さいごは、小倉城を探索してみたかったため。
以上の3件。
ところが、勢いで旅行3ヶ月前に飛行機を予約してしまったあとに小倉城が改修中である事を知ったというチョンボを働いてしまう。
それでも強行したら、三日目はクソみたいな大雨に見舞われてしまうという有様に。
(門司港に滞在していた午前中は、一切雨には見舞われなかった。甲宗八幡神社での一件が流れを変えたのかも?)
【小倉城ショックだけではなかった】
小倉城改修の情報以外は、綿密に事前調査したつもりだったが、妙見様への参詣の徒歩による往復は、太宰府天満宮の境内社「天開稲荷社」のそれと勝るとも劣らない厳しさであることを調べ切れていなかったという落ち度。
しかも、その妙見様がある最寄のバス停から小倉駅までのバスのタイミングが、これほどまでかというほど合わないことで、メンタルは一気に落ち込んでいく。
【負のスパイラルは続く】
小倉駅に戻ったところで、もう一箇所の予定地点(八坂神社)へ巡るため、バスの時刻表を見にターミナルへ向かうと、目的地へ行ける系統のバスは4つもあるのに、次のバスまで40分以上あるという、ここでもタイミング地獄に陥る。
ちょうど昼食時なので、駅ビルの上層階たエキナカを探索するが、日曜ということもあってどこも満席。
狙っていったモツ焼きの店なんかは大行列で撃沈。
ヘロヘロの足腰に追い討ちをかけられて、足元びしょびしょの状態で、雨が吹き込むバスターミナルへ戻ってバスを待つしかなかった。
【やさかのまさか】
その後、昼食も取らずに向かった八坂神社は、小倉城の敷地内にあることは分かっていたが、その名のバス停がある割には、その近辺に案内は無くて無駄に城外および改修中の場内を、大雨の中、観光客ゼロの状態で巡り続けるという事態を体験。
前述の甲宗八幡神社においても、想定外のことがあったことも含め、三日目の旅は、午後1時過ぎだったが、この八坂神社参詣で終えることにしたんだ。
【飛行機の時間まで3時間半】
別ログで大いに語るが、小倉駅に戻ってからは、「逆無双状態」の反動からスイッチが入ったようにベロベロになるまで飲んで食べまくった。
その足で、往路でやってきた博多空港にまで戻ったのだけど・・・まだ、負の連鎖は終わらないんだよ(笑)
酒のせいだと思いたくないが、保安検査場を抜けて出発ゲートの前で、搭乗時刻までまどろんでいようと思ったら、腕時計が無いことに気づく。
(っていうか、よく気づいたよ、オレ・笑)
【保安ゲート通過後の悲劇】
オレの利用する北3番ゲートから、保安検査場までの距離は、軽~く100m超。
北ウイングの中心から端までの距離だから、往復すると大荷物を背負っていたから中々の距離に疲労は限界だったよ。
運よく、空港職員が保管してくれていて、大事には至らなかったけれど、自分の不注意でパンパンの足に鞭打つ行動を起こしてしまった。
(参考:福岡空港国内線ターミナルビル2F)
【帰りの飛行機でも危機一髪】
さらにさらに悲劇は、離陸後の機内の高度上昇時に起こるんだよね。
膀胱は、出来るだけ出発前にカラッカラにしておいたのだけど、胃袋などはまだ完全消化ではない状態。
そんな中、機内の気圧が変化したことに脳が対応しきれなかったのか、貧血状態となり急に頭痛と吐き気を催してしまったのだ。
さすがに失神までは堪えたけれど、冷や汗が出て肝をつぶしたんだよ(勿論、すべてを堪えたけど)。
やっぱ、搭乗前の飲酒は、ちょっと控えないとイカンと反省。
・・・最後まで苦い経験を深めてしまった。
【まとめ】
なんだかんだといって、一人旅は寂しいところもあるけれど、縛りもないし好きなように行動できるメリットは大きい。
今回は失敗続きだったけれど、閑散期だったら飛行機の往復だけなら運賃3万円以内でいける距離なので、また2年以内に、この北九州には遊びに来ようと思っている。
【PS-1】
今回の旅では、がっつり2日間ほど福岡にいたわけだけど、前回往訪したときよりも博多訛りがほとんど聞こえなかった。
観光地ばかり巡ったことで、韓国語のほうが耳に入った量が多かったのかもしれない。
それを差し引いても、ホテルのスタッフ、お土産屋、料理店でのホールスタッフなど、ほぼ全員が標準語で対応したことから、方言離れが加速しているようにも考えられた。
(前回はホテルのフロントもゴリゴリの博多弁だったし・笑)
これもテレビの影響なのか、方言利用頻度の減少傾向を強く感じるところ(観光対応能力が高いのかもしれない)。
そんななか、20代中盤前後の美人空港職員さんと前述の時計の一件で対話したのだけど、これが不思議な体験でね。
超美人が超ゴリゴリの博多弁で話してくるので、今回のたびで免疫が無かったオレとしては、踏ん反り返るくらいの衝撃だったのよ。
もちろん、こうしたことも旅の記憶に残るのでいい思い出になるのだけどさ。
【PS-2】
どうでもいいことだが、偶然にも2019年の一発目「有吉くんの正直さんぽ(CX系)」で門司港周辺を探索していたものを放送していた。
時期は不明だがニアミスといったらニアミスだ。
門司港は、のちに詳しく語るがリベンジに必ず来る街としてリストアップされているところ。
この放送を見て、今年の晩秋あたりに予定してみようかとマジで検討中だ。
門司港はレトロとカレーだけの街でないことは知っていたが、関門トンネルまで頭が回らなかったからなぁ・・・
(余談だが、小倉と門司港の間にある小森江という駅で下車したんだ。理由はいつか語るが、これまた珍しい場所なのよ。)
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