この度 がらにもなく 西国三十三所めぐりなるものを始めてしまいました
思いつきは 暇つぶしのような軽い気持ちでしたが
とんでもないことを始めたと 少々 不安を感じております
最初は 一人でまわるつもりでしたが 娘に話したら
娘もやりたいと言い出したので 二人でまわることにしました
何処から始めていいのかわからず
とりあえず 鳥見でよく行く奈良辺りで 探してみました
壺阪山 南法華寺
(西国 第六番札所)
通称 壺阪寺
近鉄吉野線 壺阪山駅に到着
バスの時間まで 40分ほどあり 私はのんびり待つつもりでしたが
娘は 歩いていけるかどうか 駅員さんに聞いたところ
1時間ほどで行けるでしょうとの返事
私が躊躇してると 同じようにバスを待っていた方が
”タクシー相乗りで行きませんか?” と声かけてきた
で、タクシーで行くことに
その方は 神奈川から来た方で 日本百観音を回ってるとのことでした
日本百観音とは 西国三十三所・坂東三十三箇所・秩父三十四箇所
到着したら ほとんど誰もいなくて 私たちだけ
まあ 平日という事もあるのでしょうか・・・
大きいのから 小さいのから 石像がたくさん目につきます
仁王門
天竺渡来 大釈迦如来石像
左右に 文殊菩薩と普賢菩薩
そして中央に 十一面千手観音菩薩
三重塔
禮堂と その奥に八角円堂
この八角円堂の中に
素木彫りの本尊 十一面千手千眼観世音菩薩 が安置されています
ここで御朱印を頂きました
壺阪寺は 眼病封じで有名です
「壺阪霊懸験記」で知られる お里・沢市
右は壺阪寺に建てられた像
赤い柵の向こうが 二人が身を投げたという谷
左は 壺阪寺からの帰り道 偶然見つけた 二人の墓(信楽寺)
めがね供養観音の前の台座には 古いメガネが数個置かれていました
毎年10月18日に めがね供養会法要が行われるようです
一通り境内を見てから そのさらに上にある大きな石像を見に
上に立っているのが 天竺渡来大観音石像(全長20m)
下で寝ているのが 天竺渡来大涅槃石像(全長8m)
境内にある 高さ3m 全長50mの 「釈迦一代記」のレリーフ
壺阪寺の すぐ近くに 七番札所の岡寺があるので
最初は 一日で二つ制覇…と思っていたが
バスの便が 朝1便 午後1便しかなく 岡寺は断念
あまりいいお天気ではなかったのですが
風もなく 歩くには ちょうどいい気候でした。