毎月行われる 長居植物園案内に 今月も参加してきました
ユリノキに 実が花のように付きます
この一片一片に 種が出来て ひらひらと落ちます
でも ユリノキの下に 芽が出て伸びたものを見た事無い
種が出来ないかというと いくつかには種らしきものが出来ているが
これらから 芽が出たのを見た事がないとの事
一度試してみるのも面白いかも・・・
ハクモクレンの木に 芽がたくさんついていました
よく見ると 毛がたくさんついてる物と そうでない物と 2種類
毛が付いたものは花芽で もう一つは 葉芽だそうです
ホトケノザ
この花も この冬の暖かさで あちこちで咲いています
シソ科なので 茎を触ると 四角いのがわかります
上の方に 面白い形の花を咲かせます
下の写真 開放花の左下の 小さな蕾は 多分開放花の蕾
それよりもっと小さい 蕾があり それは花が開かない 閉鎖花
閉鎖花は 自家受粉して 種を付けます
ホトケノザには ヒゲナガハナバチが受粉を助けます
この蜂が少ない地域だと 閉鎖花が多く付き
蜂が多いと 閉鎖花の数も少なくなるようです
こんな小さな草花でも 生き残るための工夫
不思議ですよね~
今満開なのが ソシンロウバイ
いつもの年なら ソシンロウバイと ロウバイは
ほぼ 同じ時期に咲くのですが
今年は 気候のせいで 12月に ロウバイは満開になり
ソシンロウバイは 今が満開
ロウバイを改良して作った ソシンロウバイなので
同じようなものだと思っていたが 違う性質を持ってる事に気づいたとのお話
左 ロウバイ 右 ソシンロウバイ
カイノキ
初めて聞く名前の木でした
ランシンボク、 トネリバハゼノキ ともいうそうです
ウルシの仲間で とてもきれいに紅葉するらしい
園内では あまり紅葉は見れなかったが 今年はきれいとの事
赤というより エンジっぽい色でした
実もついていました
クヌギ と コナラ
どちらも日本の山には 多い木ですが
昔は あえてクヌギを中心に育てた
というのも クヌギは 枝が太く 小枝が少ない
でもコナラは 枝は細く 枝先に細い小枝がたくさんつく
分かりにくいですが 左がクヌギ 右がコナラ
細い枝は柴にしかならないが
枝が太ければ使い道も増え お金になるからだったそうです
シイタケの榾木(ほだぎ)も クヌギ
クリスマスローズ
様々な種類のクリスマスローズが たくさん植えてあります
花のように見える部分は ガクで オシベの根元に小さくついてる物が花びらです
ハルニレ
何故か 枝などを刈りこむと ヨクを付けた枝が伸びるそうです
幹も なんか ゴツゴツ感がすごいです