一番見事に花がさている木 スモモ
大きな木が 真っ白に染まって たくさんの方がカメラを向けていました
毎月 長居植物園の観察会があります。
今回も100人ほどの参加 いつもながら多い
先月は 葉脈についてでしたが
今回は 冬芽 と聞いて ・・・えっ 今頃?
冬芽は寒い冬に 観察するものだとばかり思っていましたが
今見ると 固い冬芽から 花や葉が出てくる様子が よくわかるそうです
通常冬芽の中には 葉、花、枝 が収まっています
植物によって 葉が先だったり 花が先だったりとそれぞれです
クスノキ
クスノキの先っちょにある 薄緑の尖った部分が冬芽
どんどん若葉を伸ばそうとしているのがわかります
この後 花も咲きはじめます
今頃のクスノキを見ると 赤い葉が目立ちます
これは 古い葉で もうすぐ落ちてしまいます
クスノキの落葉は秋ではなく 春先
今 クスノキの下は 落ち葉でいっぱいですよ
ツバキ
ツバキは 冬芽の下の部分を突き破って 最初に花が出ます
花の横に小さな花芽がありますが
最初は花も この中に入っていたんですよ
信じられないほどの 大きな花ですね~
もっとびっくりなのは ツバキの花に生えるキノコ
去年 落ちた花に生えたキノコ
とっても小さくて これですって言われても 分かりづらい
探した先生も一度目を離すと もう見つけられない・・・
指先にある 小さな丸いのが キノコ
ツバキキンカクチャワンタケ
名前は 立派ですが・・・
ツバキの下をよく探すと あちこちで見つかりました
皆さん探しています
この後 ヤブツバキの冬芽から 葉が伸びてるところを観察
外側に 低出葉という 薄い葉が数枚あるが
これは すぐ落ちてしまいます
今の時期しか見れないもので 木によっては
ピンク色だったり 紫色だったりと きれいなんだそうです
ピンク色のおすすめは もうすぐみられる タブノキ
来週くらいには ピンクの 低出葉が見られそうです
オオシマザクラ
花が白くて大きく 葉と花が同時に出てくる
ヤマザクラも同時に出てくるが 葉が赤っぽい
オオシマの名の由来はとは 伊豆大島から
いろんな園芸種の 親木に使われ ソメイヨシノもそう
などなどの 説明の後
花芽 葉芽を分解したものを 見せてもらった
最後に 最近はあまり見られなくなった カンサイタンポポ
見分け方は 花の下のガク