シニア自然大学、今回は蜂。
兵庫県立人と自然の博物館へ行ってきました。
蜂の事いろいろ勉強してきました。
なぜハチの腰は細いのか?
動くものを捕まえて、卵を産み付けるためには
くびれてる方が動きやすいからだそうです。
蜂は刺すから怖い = 蜂に似せると安全
といことで、蜂に擬態してる昆虫も多いそうです。
ミツバチは、集団で生活していますが、いろんな仕事を分業しています。
で日齢と書かれてるのは、人間でいうと年齢の事。
蜂の寿命は40日ほどですので、年齢じゃなく日齢。
成長するにつれどんどん、いろんなことをします。
ただそれは、規則のようなものがある訳ではなく 「気が付いた事をやる」 という感じのようです。
蜂の事いろいろ聞きましたが、やはり気になるのは
刺されないためにどうするか
刺されたら、どうするか
ですよね。
つまり、刺されて死ぬということはほとんどないということです。
もちろん、腫れ上がったりして様々な症状は出ますが
それが死につながることはないそうです。
病院に行っても、血清がある訳でもなく
気休め程度のことしか実際はしてもらえないとか。
人によってはショックで、血圧が上がったり、下がったりという症状が
出る人もいるのでそういう症状に対しての処置はしてもらえます。
でもハチに刺されて亡くなる方もいますよね。
それは、同じ種類の蜂に再び刺されると
アナフィラキシーショックを起こすからだそうです。
先生曰く、亡くなるときは刺されて10分ほどだそうです。
それはもうあきらめるしかない、10分もてば助かる。
先生、オオスズメバチに2度も刺されてアナフィラキシーショックに
陥ったこともあるそうです。
ミツバチには1000回以上さされてる・・・でもやっぱり、痛いそうです。
そこで刺されないためにはどうしたらいいか。
まず、動きはゆっくり。
あわてて逃げたり手で払ったりというのは絶対ダメ。
ミツバチの場合、オスは針が無いので刺さない。
巣が近くになければまず大丈夫。
ゆっくり、そーっと離れる。
の漫画は生徒さんが先生の話を聞いて書いたもの。
受講の後、ミツバチの巣箱を見に行きました。
みんな顔には網をかぶり、足元は下から這い上がってくるのを防ぐために
ズボンを靴下の中へ。
もう、ドキドキです。
ハチミツも 舐めました。 美味しかった~
巣箱の周りには オオスズメバチも ウロウロ
怖かった~
最後に世界最小の飛翔昆虫は アザミウマタマゴバチ
体長 0.18mm
羽根のように見えるのは 毛のようなものだそうです。
左下の写真が アザミウマという小さな虫。
この虫の卵に卵を産み付けて繁殖してる蜂です。
ただ最近、もっと小さな 体長0.139mmの
ホソハネコバチ科の仲間がみつかったそうです。
ちょっとマニアックな内容ですが
わたし的には興味を惹かれたもので・・・・。