昨日のシニア大学は 「水辺の保全と活用」 ということで
摂南大学まで行き、淀川のことをいろいろ勉強してきました。
歴史は前回聞きましたが、今回は現在の状況をいろいろ聞きました。
川というものは、いろんなところから流れてきていろんなところへ流れていきます。
そのすべてのかかわりをまとめて水系と呼びます。
淀川水系にはたくさんの川がかかわっています。
その説明のために書かれた先生の図 ↓
河川というものは、単純じゃないということだけはよくわかりました。
当然、河川は人間の生活にはとても重要なもの。
それをどう守ってどう活用していくかということを、先生と生徒さんたちに教えてもらいました。
摂南大学寝屋川キャンパスです。
大学の中にビオトープが作ってありました。
オニグルミの実が沢山ついていたり、ハスも植えてありました。
ただ、まだ一度もハスに花が咲いた事はないそうです。
ビオトープの周りを黒いトンボがたくさん飛んでいたのですが、うまく写せません。
ハグロトンボといって、雄の胴体は鮮やかなブルーでとてもきれいだったのですが
写真に写ってるのは多分メスだと思います。
大学から歩いて、淀川まで行きました。
みなさん、スーパー堤防ってご存知ですか!?
私は今回初めて聞き、はじめて見て来ました。
まず土手に上がります。
上がったところに広ーーーい平地が・・
そうですこれがスーパー堤防の上です。
幅は100m位はあったように思います。
その先に、普通の河川敷がありました。
堤防が決壊すると、普及に日数がかかり、その間どんどん水も流れ込んでくる。
決壊しないで水があふれるだけなら、水は一日位でひいてしまうから被害も少ない・・
ということらしいのです。 なるほど…って思いました。
川のそばまで行くと、船着き場があります。
(下に写ってるのは私たちのために準備して待ってくれてた学生さん達)
以前は、こんな船着場はなかったそうです。
阪神大震災の時、被害があちこちで出て、 物資を運ぶのに道路が使えない。
ならば、川で運ぼうということになり作られたものだそうです。
私たちはここで、Eボートに乗せてもらいました。
Eボートとは、手漕ぎのボートで10人位乗れるボートの事だそうです。
初めてボートを漕ぎましたよ
ボートを漕いで、ワンドを見に行きました。
淀川には、あちこちにワンドという場所があります。
ワンドとは・・【ウィキペディアより】
ワンドは、淀川の改修工事によって生まれたものであり、もともと局地的な用語であった。
明治期に行われた淀川の改修工事では、蒸気船が遡行しやすいように、あえて水路を曲折させて
流れを緩める工事が行なわれた。水路が曲がった部分は水圧の影響を受けやすいので、
岸から川に向かって垂直に水制とよばれる河川構造物を設置した。
やがてこの水制に囲まれたところに土砂がたまり、その上に水際を好む植生が繁茂し、
現在のワンドの元の形が作られた。
今回は、少し雨に降られただけで済みました。
あちこちで、またたくさんの水害が出てます。
もっといろいろ、知恵を出し合って被害を最小限に
留める工夫をしないといけませんね。
お金もかかるし、とても難しいことだそうですが・・・。