花鳥にゃん月

カメラにはまり、心に入り込んだものを写して遊んでます。
日常のどこにでもある風景・・・

奈良 橿原市今井町

2016年09月30日 | 街角散歩

先日 ホテイアオイを見に本薬師寺跡まで出かけましたが

ついでに 藤原宮跡まで行ってみようと 歩き始めたものの 行けども行けども たどり着きません

一緒に行った友人も私も ひどい方向音痴の上に スマホのGoogleが 使いこなせず

道を尋ねると とんでもない方向に来てたみたい

倍以上の道のりを歩いて 何とか藤原宮跡につきましたが ヘトヘト

この日も とても暑かったんです

藤原京資料室で 休憩


次は 今井町まで行くつもりでしたので 

資料室の方に 行き方などいろいろ説明していただきました


近くの公園で 昼食をとり 今井町に向けて出発

途中 八木町を通っていくので 八木札ノ辻にも寄ってきました

八木町も 昔からの街並みが たくさん残っています

保護地区にしようという動きが 始まったところのようでした


地図とメモを 見ながら なんとか今井町に到着

今井町は 『重要伝統的建造物群保存地区』となっていて

今でも 大半の民家が 江戸時代以来の伝統様式を保っています


私は 歩きすぎて足に限界を感じたので 友人とは別行動にしてもらい

一軒だけをゆっくり見学することにしました


表から見た 高木家

高木家は 昭和47年に 重要文化財に指定されました


中に入ると 土間が 裏庭まで続きます

↓ 左上の写真は その土間奥にある台所の 煙り出しの窓


部屋に上がると 昔のままに 家具などが置かれていました

階段箪笥が 懐かしいですね



↓ この床の間は 下が畳になっています

茶室としても 使う為の工夫だそうです


部屋は 天井も敷居も 低くいです

 昔の人は 小さかったんですね



中庭を囲むように 廊下が続いていて 裏の蔵に直接入れるようになっていました

 でも 現在は 入れないようにしてあります

というのも 今もここで ご家族が生活されています

重要文化財に指定されるとき 蔵は外してもらい

蔵を改装して 生活の場にされてるとのことでした

立派な蔵です



↓ この小さな裏木戸みたいな扉は 昔の偉い方がお金を借りに来た時に

人に見つからないように 開ける扉で 籠ごと入れたそうです

扉は二重になっていて 表からはわからいように作られています


中庭の 苔がきれいでした

抜いても抜いても 増えるから 欲しかったらどうぞと言われ

少し 頂いてきました


いっぱい いろいろ見たり お話聞いたり

中身の濃い一日でした

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長居植物園案内8月 つづき

2016年09月28日 | 長居公園

オミナエシ(女郎花)と オトコエシ(男郎花)

どちらも オミナエシ科

黄色い花が オミナエシ で 白い花が オトコエシ

女郎花の匂いは あまり良くないそうです

茶室には 活けてはいけませんよ


 皆さん熱心に 花の匂いを 調べ中



ムクゲ(アオイ科)

ムクゲの根元に 万葉集の歌のプレートがあります


長居植物園では 万葉集に出てくる植物がたくさん植えてあり

歌も紹介されているのです


万葉の頃の「あさがお」というのは 今のアサガオではなく

朝に綺麗に咲く花の事をいい キキョウやムクゲの事 だろうとのこと



チシャノキ(ムラサキ科)にも 実がいっぱいです


この木の名前の チシャというのは レタスの事

若葉の味が 似てるからだそうです



ダンドク(カンナ科)

ダンドクという名は初めて知りました

全体は カンナとよく似ています

よく見ると花は違いますね

左が ダンドク  右が カンナ

どちらも 鮮やかな黄色やオレンジが よく目立つ花です


ところが この花のように見えるものは オシベの変化したもので

花の外を包むような 薄い黄色っぽいガクのように見えるのが 本当の花びら

そして真ん中から 1本飛び出ているのが メシベ


面白いというか ややこしいというか 植物も不思議がいっぱいです



ナラガシワ(ブナ科)

木の周りに どんぐりの付いた枝が たくさん落ちていました

これは クスノキのように 自分で落としたものでも カラスが落としたものでもありません

ハイイロチョッキリという ゾウムシが 落としたものです

その証拠に 枝の切り口は きれいです


枝を拾って ドングリをよく見ると 小さな穴が開いています



 どんぐりの皮をむいて その穴をよく見ると ハイイイロチョッキリの卵が見えました


幼虫はドングリを食べた後 土にもぐり サナギになります

そのために 卵を産み付けた後 枝を切り落とすんですね

これもまた 凄いですね~



植物も虫も 生き残る工夫を いろいろしてます

人間は 必要以上に やり過ぎましたかね~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長居植物園案内 8月

2016年09月25日 | 長居公園

昨日 9月の長居植物園案内に参加してきました

8月末にも 参加していたのですが アップしそびれていましたので

今回 8月分を先に 紹介しておきます

 

この日は 猛暑日が 少し落ち着いたもの まだまだ暑い日でした



まず クスノキ(クスノキ科)の観察から

 

 

クスノキは常緑樹ですので 年中葉が茂っています

春先に 新しい葉が付く頃 要らない葉を落とします

それが今年は夏に たくさんの葉が落ちていて 不思議に思いました

 

今回ちょうど その説明がありました

夏にも葉を落とすことはあるのですが 今年は異常に多かった

多分 暑さと乾燥で 自分を守るために 葉を落としたのではないかという説明

その証拠に 実はしっかり残っていました

ただ 葉の少ない木と 多い木があり それは個体差によるものだろうとのこと

 

ちなみに クスノキは元々 日本には自生していなかったのではないかとも考えられるそうです

 


この説明を聞いているとき ミンミンゼミの声が 聞こえました

長居植物園で ミンミンゼミは珍しいとのこと

みんなで しばらくミンミンゼミの声に 聞き入りました


 

エンジュ(マメ科)

マメ科なので 豆みたいな実がぶら下がりますが 水分が多いので

熟すと 柔らかくなって ヒヨドリなどに食べられるようです

 

 

 

サンゴジュ(レンブクソウ科)

赤い実が 印象的で美味しそうに見えますが

これはまだ 熟したものではなく 熟すと黒くなる

鳥は 赤い実より この黒い実の方を好み

赤い実の中に ポツポツとある黒い実が 鳥にはよく見えるらしい

赤い実は 一斉に黒くはならず 順番に黒くなっていく

 

 

シイの木に生えていた ヒラフスベ(サルノコシカケ科)

木の芯の部分を腐らせるが 木は枯れない

 



クリ(ブナ科)

 

クリのイガイガは 1本づつ生えてるのではなく 何本かが束になっている(左)

クリの実の頭の髭のようなものは メシベの名残(右)

 

カリン(バラ科)

実は香りがいいが 堅くて食べれないので 果実酒や砂糖漬けに

こんなに大きくて 堅い実を食べられる動物は 象くらいしかいないと思うが

象が食べてるのを 見たという報告もないという

学芸員さんの 不思議の一つ

 

ペカン(クルミ科)

聞いたこともない名前ですが 実の様子から クルミ科だな・・とわかる

 

 

ナツメ(クロウメモドキ科)

たくさんなっている実ですが 熟すのはもう少し先。

甘く 生でも食べられるそうですが 

韓国では 干してお茶にするそうです

ナツメの葉は 葉脈が少し変わっているのが特徴

 

 シコンノボタン(ノボタン科)

見るたびに面白い蕊だと 思っていました

今回の説明だと この鎌状の蕊は 雄蕊で 長短5本づつの10本

メシベは 下の方から伸びてる 赤っぽいのが1本

鎌状に伸びた雄蕊の先に穴があり 虫が来ると内側に向けて花粉を出す

めんどくさい花ですね

 


ちょっと疲れたので この続きは 後日

見たいとも思われないでしょうが 私的メモ代わりのブログですので

お付き合いください 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホテイアオイと その周りで見つけた花

2016年09月22日 | 植物 花

奈良 橿原市の 本薬師寺跡のホテイアオイ

この時期は 毎年 いくつかのTV番組やニュースでよく紹介されている

毎年 行ってみたいと思いつつ 行ったことがなかったのですが

友人に タマシギもいるからと 誘われて 行ってみました


大和三山の一つ 畝傍山のすぐそばです


たくさん咲いています

見れば見るほど きれいな花です

真ん中の黄色が ろうそくの炎のよう 


ホテイアオイの周りに咲いていた ほかの花々


なんといっても 彼岸花は 目立ちますね


ミソハギ


あぜ道に 黄色い花が 目立ちます


アメリカミズキンバイです


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ 鳥見の再開!

2016年09月20日 | バードウォッチング

手始めに 大阪城公園での 鳥見となりましたが

台風前の怪しい雲行きに加えて

あまり鳥がいそうにもないという情報


朝の内は まだ雨は降っていなかったので 

期待薄のまま 大阪城公園へ


久々のメンバーとの再会

私としては こっちの方が目的

5月の末に 春日山へ行った時以来

ずーっと 不参加でしたので・・・


皆さんの元気な顔を見て 嬉しかったです


集合場所で 早速上空に 鷹の姿

ミサゴです



そして お堀には ササゴイ

足場の少ない 岩を移動し始めましたが・・・


おっとっと!   (よく見ると 足元で水がはねています)


でも 大丈夫


飛騨の森へ移動


コルリのメスがいたのですが

どれもこれもひどい! まともな写真は撮れませんでした


お堀には 金ぴかの『大阪城御座船

20分ほどの 遊覧のようです


シジュウカラ カワラヒワ キビタキなど いたらしいのですが

写真どころか 姿も見ることできず


仕方なく 水辺にたたずむ ムクドリでも・・


日本庭園からのお城 


石垣のツタの 広がり始めの姿


あちこちに咲いていたアレチヌスビトハギと お饅頭のような キノコ 


お昼食べ始めたころには 雨も降り始め 鳥見も終了


鳥は残念でしたが 楽しい時間でした

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タマシギの親子

2016年09月18日 | バードウォッチング

 

タマシギの 親子が見れるというので 出かけてきました


ホテイアオイの花が満開です

この中に タマシギの親子がいるらしいのですが・・・


たくさんの人が 集まっていたので すぐわかりました

下の写真 わかりますか?

お父さんタマシギの後ろに ちっちゃいのが3羽


ホテイアオイの 上を越えたり 下にもぐったり

忙しく 動き回ります



子どもたちは 餌は自分で取ったり お父さんからも もらいます


そう タマシギの子育ては おとうさんがするそうです



お父さんは次々と 移動するのですが

ちっちゃな体で 一生懸命ついていきます


ヨイショッ ヨイショッ


遅れないよう 一生懸命


はい! 急いで~


そして 餌も 一生懸命探します





ピッタリと お父さんにくっついて 餌を待ちます



たっぷり タマシギの親子を堪能してきました

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご無沙汰いたしました

2016年09月09日 | 日々雑感

夏バテやら なんやらで ブログも 書きそびれ

 写真も お見せしたいようなものは 一切撮れず・・・

ウダウダしてる間に 時間ばかりが過ぎ・・・・

気が付いたら 20日ほども サボって しまってたんですね~


木漏れ日が いい感じ・・・ と撮ってみた


毎年たくさん撮るのに

そういえば今年は 全然撮ってなかったな~と

ちょっとカメラを向けてみた 百日紅


大きな木だな~と 見上げたクスノキ


公園の花壇に 見つけた ツマグロヒョウモン(♂)


ついでに ヘクソカズラも


・・・と カメラだけは持ち歩くも どれもいまいち


そんな グータラ生活を続けていたら

急に 田舎の実家から 母の具合が悪いとの 呼び出しに

急きょ 鳥取へ


帰ったら 母は元気

そりゃ 90にもなれば 体力も落ち 食欲も落ちますよね~

兄の 早とちりでした


子どもの頃 よく遊んだ 近所の神社

懐かしくなって 寄ってきました


今回の ドタバタが グータラ生活からの 脱却のチャンスとなりました

ここ数日 夜は涼しくなり 秋を感じます


鳥見も そろそろ始めなくては

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする