山科植物資料館は午前中で終わり、午後からは近くを散策することに。
ということで、御陵駅から疎水近くの公園まで行きお昼休憩。
お昼休憩した公園で見つけた木の下で数人集まって何かお話されてる・・・
そばによって聞いた話。
カツラの葉は春葉と夏葉があり、最初の葉が落ちてから次の葉が出てくる・・・というような説明でした。
よくわかりませんが、ハート型の可愛い木の葉でした。
カツラの葉と実
これからは、ちゃんとした話を聞いてきますね
そして、さすがは植物観察会! と思ったのはナラ枯れの説明。
休憩した公園のすぐ近くにあるナラ枯れの現場で実物を見ながらのお話。
木の下のシートは薬を塗ってるからだろうとのこと。
そのシートの周りにたくさんのとげとげ。
虫のあけた穴にメスが卵を産み付けないように穴ひとつづつを塞いでるとか。
(すみません中途半端な記憶で間違ってるかも)
ただ、この処置は実際の所これが効くという確信のある方法はまだないとのこと。
今手さぐりでいろいろ試されてる状態だとか。
いずれにしても想像以上に大変な作業に驚きました
このナラの木のすぐそばに生えてた ヒメフウロ
説明後、二手に分かれて出発。 私は疎水沿いに山科まで歩く楽々コース。
それでは物足りないという方たちは、山を越えて南禅寺あたりまで行かれました。
折角だからと天智天皇陵へも行くことに。
ここでは「しゃしゃんぼ」という木を覚えました。
しゃしゃんぼの花
しゃしゃんぼの葉は裏側の中央の葉脈を、葉先から爪でなでるとかすかにひっかかりを感じます。
これは他の木の葉にはない特徴だとか。
今回はあまり草花の収獲は少なかったとの事。
本来は御陵の周りにたくさん草が生えていてそれを予定として見に来たらしいのですが
すっかりきれいに草刈りされていました
その他、見つけたもの。
(左)エゴノキの実に虫がついてできる猫の手 (右)ナツフジ
↑ ちょっと写真がまずくて見にくいですが、右下に花のように見えるのが猫の手。
↑ 本来のエゴノキの実はバックに写ってる白く小さな丸いの。
オキジムシロの花と葉
鳥と違って、みなさん歩くのが早くて、ゆっくり写真が撮れませんでした。
鳥の場合は探しながら割とゆっくり歩くので、私でも写真撮りながらついていけるのですが・・・。
でも、面白い話がたくさん聴けて、楽しい一日でした。
暑くて少々ばててしまいました。