とうとう 牧野植物園を含め 高知旅行の報告もラストとなりました
【 メゲヤキ 】
ニレ科 ケヤキ属 (落葉高木)
メゲヤキ 初めて聞きました
ほとんどケヤキなのですが 葉の表裏と葉柄に密に毛があるそうです
ルーペで確認しないと分かりませんね
【 ムラサキ 】
ムラサキ科 ムラサキ属 (多年草)
大阪からこちらに来る途中のバスの中で 薬草の会ですので
先生から 薬草についての問題が出されました
その中の回答の一つに 「ムラサキ」がありましたが 知らない植物でした
これがその ムラサキだそうですが なぜ ムラサキ?
根が暗紫色だそうです
生薬「シコン」は炎症作用があるので 口内炎などの薬に使われるようです
病鉢巻(やまいはちまき) ってご存知ですか?
時代劇で殿様がムラサキの鉢巻してるのを見た事ないですか?
あの紫色に染めるのに このムラサキの根が使われたようです
病気封じのためだとか
【 マルバチシャノキ 】
ムラサキ科 チシャノキ属 (小高木)
ムラサキと同じ ムラサキ科です
ムラサキ科には 草本が多いのですが これは木本です
植物のこと勉強する前は 草と木は 全く別物だと思っていました
でも そうでもないんですね
【 ベニシダ 】
オシダ科 オシダ属
普通のシダより やや赤っぽいです
ベニシダの横にも 細かく書かれた牧野さんの植物画があります
【 ホシケイラン 】
ラン科 ガンセキラン属 (多年生草本)
ガンゼキランの中で 葉に白い点々(星)が入ったものを
ホシケイランと呼ぶようです
一番花の盛りだったようで びっしりと花が咲いていました
【 ホウショウ 】
クスノキ科
見た目ほとんどクスノキですが クスノキの亜変種で
葉っぱの波うちが クスノキより目立つ気がします
クスノキは樟脳で有名ですが ホウショウには樟脳は少なく
リナロールが多いようです
リナロールは精油にすると 上品な香りで高級な香料に使われるそうです
漢字で「芳樟」と書くのは きっといい香りがしたからでしょうね
【 シロバナセンダン 】
センダン科 センダン属
普通のセンダンは 薄紫の色をしていますが
これは白い花でした
シロバナセンダンも 牧野富太郎んが名付けたそうです
【 ブンタン 】
ミカン科 ミカン属
ブンタン 美味しいですよね
【 バイケイソウ 】
ユリ科 シュロソウ属
園内で 花の咲いてる植物には”咲いてますよ”って
分かるように札がつけられていました
花が梅 葉がケイランに似てるところから名づけられたようです
コバイケイソウより 花が可憐です
ただ バイケイソウは 芽生えの時期に オオバギボウシやギョウジャニンニクと
よく似ていて 山菜採りで間違って食べられるそうですが
有毒ですので お気を付け下さい
【 ナツロウバイ 】
ロウバイ科 ロウバイ属 (落葉低木)
ロウバイとは あまり似ていませんね
でも この時期に見ると さわやかさが増します
【 トビカズラ 】
マメ科 トビカズラ属 (常緑つる性植物)
なんといっても目を引いたのがこれ
大きな木に どっさり花をつけていました
不思議な形の花でした
【 ツリバナ 】
ニジキギ科 ニシキギ属 (落葉低木)
この可愛い姿を 一度見たいと思っていたので
今回見れて 良かったです
実も かわいいんですよね
最後に まとめて
左から シンジュギク セッコク ハマエンドウ
セッコクと ハマエンドウは よくみますが
シンジュギクは初めて 見ました
もっと しっかり調べればいいのでしょうが
中途半端で申し訳ありません
長々と 続けてきましたが 今回で終了
ほんとにお付き合い ありがとうございました