神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

裏側の会

2012-03-18 13:01:47 | Weblog
ウチのお店にはカウンター席があり
ひとり呑みのお客さんに重宝されておりますが
ひとり呑み同士で盛り上がることも度々

いつもひとりで呑みに来るのに
まるで待ち合わせをしたかのように一緒に呑んでいます

先日も袋町在住のIさん、背の高いGさん、甲府出身のOさんが
それぞれやってきて、一緒になって呑むことになりました


話の中で、袋町在住のIさんが出張で「明日、茨城の港へ行く」と言ってしまい
当然のように「お土産を買ってきて!」「ひもの!ひもの!!」とおねだり


まあ、冗談のつもりでしたが



買ってきてくれました!
茨城に行ったはずなのに「房総みやげ」と書いてあります

Iさんも酔っぱらっていながら覚えてたらしく
移動中に「何か買わなくては!」と慌てて購入したそうです
慌てた姿が目に浮かぶ  ご苦労様です



この「ひとり呑み仲間」さん達は、幾人かは名刺交換もしているのですが
本名では呼び合わず、店の中だけで通じる「あだ名」で呼んでます

お互いに名刺のウラにあだ名と携帯番号を書き
表の連絡先には決して電話をかけない、という約束を交わしているので

ワタシは「裏側の会」と呼んでいます  


初めて会った人に
つい名刺交換をしてしまう、ところにオトナの常識を感じますが
赤外線でメール交換ではなく、名刺ウラに携帯番号を書くところがイイ。

でも電話連絡は一切なくて、集まるのはいつも偶然。


店の中では重い仕事の話はなく、あだ名で呼び合い、
バカな話で盛り上がって、酔っぱらって帰って行く。。。


これぞ、居酒屋  こうでなくっちゃね


コメント
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