12月になって気温の寒暖差がより激しくなってますね。
私の鼻風邪はいつ収束するんでしょうか?皆さまは体調整ってますか?
ウチの主人は結婚してから風邪ひいて動けない事、2回しか無い。。。
毎日呑むって立派な健康法だなぁ、と思う今日このごろ🤔
さて12月2日に新宿の京王プラザホテルにて
山梨ワイナリーズフェアがありました。
酒販店飲食店向けの商談会でしたので、一般の試飲会ではありません。
その道の猛者達が集まるフェアに行ってきました。
午前中はGI Yamanashi パネルディスカッション、午後2時から試飲会だったのですが、私は仕事前だったのでパネルディスカッションだけ参加。
試飲会に参加できないのは残念ですが。。。
では、GI Yamanashi パネルディスカッション。
会場に入るとプロ向けの話なだけに業界新聞や雑誌記者さんも多く浮かれてスマホで写真とか撮る空気ではありませんでした。。。
なんとか撮った写真がコレ↓
左が中央葡萄酒の三澤さん(顔が半分でゴメンなさい)真ん中は高橋梯二先生、右が蛯原健介先生。この3名でGI Yamanashiについて色々お話をしていただきました。
さて皆さんに質問です。
GI Yamanashi って何だか知ってます?
GI=Geographical Indicationの略で、地理的表示って意味なんです。
では、なぜ地理的表示が必要なのか? って所を、ワイナリーの三澤さんと、大学の先生ふたりに説明してもらったのです。
まずヨーロッパでは、GI認定されたワインは認定無しの物と約3倍価格が高い。
世界にワインを売りたい山梨、
ただ価格競争はできない(チリワインと安さの競争はボロ負けでしょ)
そしたら高品質で勝負するしかない訳です。
いくら造り手が「こだわりの高品質ワインです」と言ってもGI認定が無くては、認められないのです。
では GI認定されるには? です。
これは国税庁告示により指定される物なんです。
つまり「国が品質を評価して生産地に由来することを認定」しているのです。
そして「産地である山梨を法律で保護する」にもなります。
山梨県は平成25年7月にぶどう酒(ワイン)における地理的表示「山梨」が国税庁告示により指定されました。
つまり、ラベルに「山梨」という文字が入ったワインは、国が品質を保証している物になるのです。
詳しい事は下記のホームページにムッチャ細かく書いてあるので気になる人は読んでみて。
ここまでは「GI Yamanashi 」を指定されるまでの経緯。パネルディスカッションの主題は平成25年に指定されてもう7年が経ったのに
みんな GI を知らない⁈ ってのが問題だってこと😓
そこでまずは酒販店・飲食店の皆様に知って頂こうと、試飲会に乗っかってパネルディスカッションを行った、という訳です。
しかしねー、GI Yamanashi が知られていないって言われてもさ。
そりゃそうですよ。表示の仕方がこれだもの。
これがワインのラベル。で、「GI Yamanashi 」は何処かっていうと
コレ。気が付かないでしょ😱😱😱
他のワイナリーも似たり寄ったりの表示で、ソムリエさんレベルでないと気にしない一文になっていると思う。
ボチボチ世間の皆さんが「ワイン買うならGI認定されたものが良いわ」って選ぶ一因になってくではね。
蛯原先生もおっしゃっていましたが、ロゴマークを作って視認されるのは必要なのでは?とのこと。賛成です🙋♀️ 大賛成です(実は私も同じコト思ってました‼︎)
ちなみにワインでは北海道もGI認定指定されたし、食品でも神戸ビーフとか夕張メロンとか色々あるので共通のGIロゴを作って国民に広く認知して貰わないと。
苦労して認定してもらえる商品を作っても、買手(消費者)に伝わらないのは、もったい無いと思います。
しかし。。。どうしたらGI の認知が広がるのか? これが悩ましいですね。
実は、三澤茂計さんをモデルにNHKドラマスペシャルが希望!面白いと思うんだけど。
山梨のワインが世界に出るまで。ドラマティックでいいですよ。俳優は誰がいいかしら😙
あと、今ならYouTubeですかね。
「全国のすんごい農作物、訪ねてみたーっ!」「ムッチャ工夫して美味いモン作ってるーっ!」って感じで紹介してもらう。面白い可笑しくてもいいと思うんだけど。
多分、他のテレビ番組だといろんな大人の事情が絡んで、取り上げてもらえないのかなぁ。。。