神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

寒い4月に その2

2013-04-27 18:38:54 | 山梨へGO!
世間はゴールデンウィークに突入しましたが、こちらはまだ先週のハナシ。。。
もう少しおつき合いください。



ハラモワインのカフェで食事しながら
窓の外に水滴を感じていたんですが「また撒水してるな!」と思っていました。
なんか、雨が降るのは東京に戻るころだろう。と勝手に思ってて。。。甘かった

旧甲州街道を傘をさしながら歩くこと10分ほど。

若尾果樹園/マルサン葡萄酒さんへ向かいます。


店の前には鯉のぼりが  
山梨らしさを感じる風林火山のぼりですよ




藤の花がキレイに咲いていたので


マルサン葡萄酒さんは何度かお邪魔してますが
3月にニューリリースがあったので、それを目当てに

ここでまた、やっちまいました。呑むのと喋りに夢中で撮影をし損ねました
例によってワインの話というよりは世間話ばっかりで。。。
せっかくのワインを目の前にしながら。。。申し訳ない


ワインについては後日紹介しますね

とりあえず、前回11月にお伺いした時に撮影した3ショット

お父さん、車でお伺いしたときに一升瓶のビンテージ購入します




傘をさしながら、歩いてメルシャンへ向かいました

だんだんに雨脚も強くなってきて、歩きにくく寒さもましてきました。
メルシャンで見学コースを廻ろうかと考えていたのですが
コースは1時と3時出発で、着いた時間は3時半。ザンネ~ン。

しかたなく? もとからそのつもりで?!
ワインギャラリーに腰を据えて?? ワインを頂くことに






ランチセットをつまみに色々呑んで。
ワタシ、メルシャンではグリド・グリがスキなんですけど
今回はきいろ香が一番お気に入りでした


ワインギャラリーでは軽い食事もできて試飲も購入もできます
いろんな雑誌も置いてあって、ゆっくりと読ませていただきました



おしゃれな雑誌「デザイントラベル・山梨編」ステキな編集で読み応え抜群


ワインツーリズムの案内ガイド。地域ごとの地図がかわいいイラストで紹介されています。
これ、欲しいんだけどツーリズムに参加するしか入手方法ないのかな?


予定では祝小学校の方まで歩くつもりだったのですが
雨も強く、寒さも強烈になってきたので。。。引きこもりです
ま、おかげで沢山資料を見させていただきましたから、ヨシとしましょう。


タクシーで勝沼ぶどう郷駅にもどりまして、
駅の改札まえに「つるし雛」が飾ってあることに気がつきました。


とてもカワイイ細工  こういうのスキです


雨のぶどうの丘  あと一ヶ月もすると緑の丘になるハズです。



ゴールデンウィーク中は天気も良さそうですから
一日予定が空いてたら、電車に乗ってワイナリー巡りはいかがですか
グレートヴィンテージと呼び声高い2012年産のワインはこの時期にリリースされ始めます。
美味しいワインと若葉のぶどうを眺めながらお散歩するのも、ステキですよ


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寒い4月に その1

2013-04-21 17:07:23 | 山梨へGO!
ちょっと~~~っ 寒いんですケドっ と怒りたくなる週末ですが
皆さん体調はいかがですか? 驚いちゃう気温ですよね


金曜日にふと「明日の予定がフリーだな」と思い
勝沼でウォーキングでワイナリー巡りしちゃうか となったのです。

金曜の夜の天気予報では午後9時くらいから雨の予報でした。
土曜の朝には午後3時くらいから雨、そして寒い!となったのですが
せっかく行く気になったのだから、と計画通りに家を出ました。

寒さ対策と歩き対策で
暑くなったら体温調節しやすい様に上着は重ね着たくさんして。
すごいモコモコの格好で出発!


ま、まさか。まったく脱ぐことなくモコモコのままでいるとは。

いや、むしろもっと着てくればよかった、と思う程になるとは。。。
・・・予想以上の寒さ。サブッ。。。驚いたわ



今回は日帰りの電車旅です。

12時ごろ、勝沼ぶどう郷駅についた時はまだ雨も降っていませんでした。
ぶどうの丘ちかくのワイナリー・シャトージュンさんが
去年リニュールしてランチボックスの販売があるという情報があったので
とりあえず、行ってみよう!と。

でも、残念。お休みでした。


せっかく来たから。

シャトージュンじゅん。 


ではランチとワインの組み合わせを目指してさらに歩くことに



勝沼のぶどう達はやっぱり成長の違いがあるようで




道々写真を撮りながら歩いていました  やっばり葉のふちが赤い。カワイイ。
これで品種が判ればもっと楽しいんだろうけどね  残念ながらワカリマセン。



撒水しているぶどう畑に出会いました
ぶら下がっているペットボトルは水道の蛇口の目印。
いまはよく見えますが夏になると雑草たちに埋もれて見えなくなっちゃうそうです。


お目当てのカフェ・カーサダノーマはハラモワインのカフェ
大人気でオンシーズンには2時間待ちも覚悟するカフェなんですが

気温が寒いだけあって、お客さんも少なめ。
コアタイムなのに10分ほど待って、座れました  ヤッター

待ち時間の間、1階の売店で試飲。ひととおりワインの味を確かめてからランチに。


ワインはハラモブランとシャルドネ  EU輸出バージョンの甲州も頂きました
ゆで豚のツナソースとランチプレート。いろんな味が楽しめます。



店内は蔵を改造した空間 で、昔は養蚕してたのだろうと思われます。
梁が低いので背の高い人は頭ぶつかる!かも。175センチ以上の人は注意です


あこがれのテラス席。バツグンの風景  
でも寒いから室内で  店内は薪ストーブ焚いてくれてました。暖かかったヨ


ストーブのおかげで温かく、おいしくワインも呑んで。


外に出たら。。。スンゲー寒いの  いや、驚いたワ。
予想以上に寒かった。あんまり寒くて、笑っちゃった  

次回につづく
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サヨナラしました

2013-04-19 13:26:37 | Weblog
昨日、ベランダの小梅の実が大きくなる前に落ちはじめて
おかしいな  とよく見たら

なんと、カイガラムシの被害に


そ、そして。隣のプラムを見たら。


もう、カイガラムシが ビッちりと巣くっていました
もう、もう、恐いくらいにビッチリで写真も撮りたく無いカンジ。。。



ショック




小梅の被害はまだ少なかったので駆除しましたが
プラムはもう被害甚大で、救い様がない酷さだったので
このままでは他の木々に被害が移ってしまいます

今朝、泣く泣く、伐採処分しました



今年のプラム。桜と共に撮った写真が最後になりました。

一度も実がなったこと無いけど、花を愛でたり、新葉が可愛かったのに。
ゴメンネ。早く気がついてあげられなくて
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カベルネソーヴィニオン萌芽

2013-04-15 00:24:53 | ぶどう日記
4月になって、さっ寒い日が続きましたね。
でも冷静になって思い出すと、毎年こんな気温だったような。。。



先日、メルロが萌芽しました
メルロから約2週間遅れてカベルネソーヴィニオンも萌芽しました


イエ~ッ やったね~ 嬉しいよぅ

ホント、なかなか芽が出ないからダメかと思った。
カベルネは葉が開くの早い気がする。こんな所にも品種の違いが感じられて面白い。

◎カベルネソーヴィニオンって長いので「カベルネ」と略させていただきます。
(そのうちカベルネフランとか育てだすかもしれないけどネ。)

カベルネの枝には輪ゴムが付いてます。この輪ゴムがいつ切れるのかも注目です。
あと枝に「カベルネ」と名前も書いてみました。これもいつまで判別できるかな。




ちなみにすでに萌芽したメルロもカベルネも室内で水に差していたものですが
室外のバケツに差し込んでいたメルロにも萌芽の兆しが


ピンクの縁取りがキュート

外気にふれていると色がつくのかな? 
家の中では見られなかった色なので、この一瞬の為だけでも
ふたつの育成方法を試みて良かった~と思ってしまう親バカぶりです


なんだかみんなちゃんと萌芽してるから、

どうしよう。

ベランダぶどう畑がスゴいことになってしまう~
嬉しい悲鳴ですよ

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雫とサドヤ見学コース

2013-04-07 22:16:37 | 山梨へGO!
さて、前回紹介したワイン漫画「神の雫」
いままでに何度か日本のワインが紹介されています


今回のストーリーは

主人公の雫が通うワインバーのマスター藤枝さんは
若い時にワインの勉強したいと云ったが
父親に大反対され勘当同然で家を出てしまい
それから父親と合うこと無く、父は亡くなってしまった

ビールと焼酎しか呑まなかった父親が晩年に実はワインを呑んでいたと
弟から聞かされる。遺品のなかにワインがあったと持ち込む弟。
父親が付けていたワイン日記には


このワインはワタシが生まれた1936年の
フランス産ぶどうの苗木で生み出されたワインである
収穫年は1962年、これは妻が亡くなった年である
樽貯蔵2年、一升瓶貯蔵43年の熟成を経て2008年9月ボトル詰めされた
私には縁の深いワインであるに違いない(一部略)


と記されていて、父親が息子にちょっと自慢しながら
一緒に呑みたかったワインであることが書かれていたのである
父親の気持ちを知ったマスターは弟と一緒にそのワインを開けて呑み
味わいとポテンシャルに驚きます。

そのワインが サドヤ・シャトーブリヤン1962  なのです


主人公たちが 一升瓶で熟成ってどういうことだ?!と驚き
それが日本のワインと気がつき、カベルネソーヴィニオンの古木であることに驚き
こんなワインが半世紀前の日本で造られていたなんて と驚くのです



そうなのだ。
実は、かなり昔から山梨は本格的なワインを造っていたのですよ



ワタシが3月に甲府へ行ったのは友人と一緒で
初めてワイナリーを訪れるなら、サドヤが面白いかなと思いまして。
その時、見学コースに参加して聞いたお話と写真を基に紹介していきますね


サドヤは明治42年に江戸時代から続いた油屋「佐渡屋」から
ビール洋酒をあつかう「サドヤ洋酒店」に転業しました。
当時の油屋は主に照明用に使われていたのですが
電気の普及により商売替えを余儀なくされたそうです。

明治時代、山梨ではワインが新しい時代の産業だったのでしょう。

(明治10年ワイン醸造法習得のため、日本人として初めて土屋龍憲(りゅうけん)、高野正誠(まさなり)の2人がフランスに留学。帰国後、この2人に加えた宮崎光太郎は国産最初のワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」でワイン造りに努力しています。)


サドヤでは昭和の初期(1936年頃)にはワイン用苗木を植えはじめます


この写真はサドヤに飾られていたものですが写真の右上に(赤い矢印のとこ)あるのが甲斐善光寺。
男たちが急斜面に立ち、畑を起こす様子と大きな石が転がっているのがわかります。

フランスから取り寄せたワイン用苗木はたくさんの種類がありましたが
日本の地に根付いたのはカベルネソーヴィニオンとセミヨンだったそうです。
シャトープリヤンは昭和21年(1946年)に誕生した銘柄。


つまり本格的なワインは半世紀以上前から日本で造られていたんです


しかし、悲しいかな。本格的なワインは当時の日本人の味覚に合わなかった。。。



写真は当時の新聞広告。サドヤの「甲鐵葡萄酒(こうてつぶどう酒)」ですよ。
甲州の「甲」に古い漢字の「鐵」、つまり鉄のように強い飲み物で
当時のワインは強くなる飲み物、滋養強壮剤のようなモノだと宣伝していたようです。


戦争中はワインからできる酒石酸の結晶が潜水艦のソナーの原料になることから
「ぶどうは兵器」と呼ばれワインの生産が続けられます。

甲府は空襲にあい、一面の焼野原となりましたが
ワインの貯蔵庫は地下蔵だったので、ワインは無事だったそうです。
が、戦後復興の為に残ったワインをすべて売り払ったので
戦前のワイン、現在は全く残ってはいないそうです。。。




写真はサドヤの見学コースで入る地下の醸造蔵。
昔はワインを造ってた場所を現在は博物館の様に見学することができます



天井や壁もタイルが貼ってあるタンク?、大きなお風呂のような所。
昔はこの中にワインがたっぷり入っていたと思うと、驚きです。

左のスーツのおじさまが案内してくださるのですが
なかなかウィットに富んだ説明で楽しいですよ。



このハッチはタンクの中に人間が入る為の扉
掃除をする為の出入り口で、スマートな人しか掃除ができない仕組みです


サドヤではタンクで醗酵させたワインを樽で熟成させた後、一升瓶でさらに熟成させています。

フランスのワインは樽で熟成の後、マグナムボトル(1500ml)で熟成させていたことから
当時、日本で入手しやすかった日本酒の一升瓶(1800ml)で熟成させたそうです。

この方法は現在も行われていて、蔵にはたくさんの一升瓶が横になっていました。
(・・・写真撮り損ねました。スミマセン



シャリーブリヤンは年代別で価格も変わります。
2002~2009年なら5000円ほどの価格になりますが


シャトーブリヤン ミュールは2100円で購入できます!



サドヤ・ロゼは善光寺北原のカベルネソーヴィニオンをセニエでつくる本格的ロゼ。1500円ほど。
毎年新酒まつりで合えるのが楽しみなワインです



こんなヴィンテージワインもありました



何度も書いてますが、
サドヤさんは甲府駅北口から歩いて5分の好立地!
是非一度訪れて、日本のワインの歴史を感じてみてください



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甲府のサドヤ

2013-04-07 18:20:03 | 山梨へGO!
桜の花をイッキに吹き飛ばす春の嵐がきましたね。
みなさま強風に煽られて怪我等していませんか?

さて、4月4日発売の週刊モーニングに掲載されている
ワイン漫画「神の雫」でサドヤのシャトーブリヤンが紹介されています

いつも読んでる話の中で行ったことのあるワイナリーに逢えると
いち読者としても、ワインファンとしても嬉しいものです



サドヤは甲府駅北口から徒歩5分のワイナリー
明治42年にワインを造りはじめ、昭和の初期に欧州品種の栽培に成功しています。


ストーリーの説明は端折りますが
今回のお話の中で登場するシャトーブリヤンは1962年物
・・・スゲー! 張り切ったな~!!と驚いてしまいました


写真にあるのはシャトーブリヤン1967年  26,250円
(シャトーブリヤン白は1970年物で18,900円です)

お話の中のワインは1962年物ですから。。。かなり良い値段のハズ

まあ、値段にこだわる訳ではないのですが
本当に売ってるんですか? 漫画の中の話なんでしょ?!
と思う方もいらっしゃると思うのでワタシが補足説明をしなくては と。


実は、3月に日帰りのドライブでサドヤに行ってまして。。。
なかなかそのときのレポートを書くことが出来なかったのですが
合わせて、この機会に紹介しておきましょう。

と、書きながら。スミマセン、続きは次回です
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高校野球

2013-04-04 11:39:55 | Weblog
春の選抜甲子園、埼玉代表の浦和学院高校が優勝
ワタシも埼玉出身ですし浦和学院には友達がたくさんいたので嬉しいですね。

おめでとうございます


ワタシの弟が通っていた高校は
埼玉県で45年前に優勝した大宮工業高校で
(もちろん、生まれる前の話なんですけど
弟はことあるごとに「オレの高校は埼玉で唯一の甲子園優勝校」と
野球部でもないのに自慢していたので。。。

彼の自慢のセリフから「唯一」が消えるな~



そして、17対1で勝った訳ですけれど

ワタシの旦那の通った高校は(彼は野球部ではないけどね)
春の甲子園で決勝での点差が15対2(うろ覚え)でいままでの
最多点差で負けた。。。という記録を持っていたのですが

ようやくその記録を破ってくれた。。。とホッとしておりました


しかし。せっかく優勝したのに
点差や相手ピッチャーの話題の方が大きくて。なんか、ちょっと残念です。
高校球児もWBCみたいに100球制限とかあった方がいいと思うケド。。。




今週の甲州はダイヤモンド酒造のアマリージョ
いつでもテッパンの旨さで安心のワイン。お試しあれ

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