神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

ひいおじいさんが

2011-10-26 14:03:39 | Weblog
居酒屋が偶然の出会いや一期一会の瞬間を感じる空間なのは
いつでも感じることなのですが

ゆうべはなかなか感動の出会いがありました
ウチのお店のS営業本部長が連れて来てくれた会社の後輩さんが


川上善兵衛さんのひ孫 だというのです


おっどろき ですよ





Sさんも社内に偉人の子孫?がいるって知らなかったとのこと
実はご本人も詳しいことはあまり知らず、親戚の方が無くなったときに
「実はひいおじいさんはすごい人なんだよ」と教えられたとか。。。

新潟の大地主で勝海舟の手紙とか家にあった、のは知ってたらしい。。。

でも

川上善兵衛さんの偉業については実感が薄いように見えましたので
Sさんとワタシで「善兵衛スピリッツ」を教えるべく

シャトー酒折さんのマスカットベーリーAのロゼ・クレーレと
ルミエールさんのブラッククィーンを呑んでいただきました


最近はベーリーAがワイン用品種として見直されつつあって
醸造家たちがとても意欲的に取り組みはじめた品種、と感じているので
そのあたりもしっかりレクチャーしましたよ!


もちろん先週、岩の原に行ったんですよ~って話になって
いろいろ裏話も聞かせてもらいました。
次に行く時は事前に連絡して、もっとスペシャルなコースを計画します!と約束。




でも、でも、すごくないですか?! このタイミング!


なんか、すごくテンション上がって  縁を感じてね


思わず、ひ孫さんと一緒に撮影しました  笑。

ワインとは無縁のおシゴトをされているそうですが
地道におシゴトされる姿勢には「善兵衛イズム」?がある、とSさん談。


いや~ Sさんを営業本部長に昇格したとたんに、この出会いです。
やっぱ、やってくれるな。いいシゴトするねぇ



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新潟ワイナリーめぐり その2

2011-10-20 13:38:13 | Weblog
さて、温泉地で郷土料理と新潟の新米をいただいて
超ゴッ機嫌なワタシ達をカーナビがあるワイナリーまで導いてくれました


新潟市西浦区角田浜にある「 カーブドッチワイナリー 」さん




ここ、カーブドッチの落社長は新潟にアメリカ・ナパのようなワイン産地をめざして開拓した人

海沿いの角田浜は一年中風も強くて、積雪も少なく、雨は少ない。
現在7haのぶどう畑に欧州系のワイン用ぶどうが広がっています。

ワイナリーの周辺には「ワインを楽しむ為の施設」として

音楽ホールや温泉施設、宿泊ホテル、レストランがあり
それぞれの建物にはキレイな庭が広がって、

建物の中でも、ベランダでも、屋外でも、ワインを楽しめるのです


この「ワインを楽しむ為の施設」ってトコがポイント
つまりオトナの施設な訳です。新潟駅からのバスルートもありました。

そしてワインの為の施設、ということはぶどうの為の場所でもあり
ワイナリーまでの道は舗装されておらず、農村に案内されたような道

とてもステキなところでした

カーブドッチのホームページはこちら




そして、ここ角田浜への訪問のきっかけ、ワイナリー「 フェルミエ 」さんへ
カーブドッチさんの敷地のとなり、徒歩1分。



以前、鹿取みゆき氏の出版記念パーティの場でお会いしたフェルミエの本多さん。
いつか新潟に行った時には必ずお訪ねします、と約束したのです



お伺いした日は丁度、赤ワインの仕込みをしていて
とっても気軽に「あ、中入って見てってください」と案内してくれました



本多さん一家でワインをつくる小さなワイナリーです
奥様はボトルにラベルを貼っている最中でした


お約束 の醸造家との記念写真
長靴がカッコイイです。

フェルミエはショップのとなりに本格的石釜で焼くピザレストランがあって



めっちゃ美味しいピザとワインを 庭とぶどう畑を眺めながらいただけます ステキ
家で留守番の旦那さんとS営業本部長へのお土産にロゼワインを購入しました



ここはワイン産地としては最近(17年目)ですが
100年後、200年後を考えた設計になっている場所なのがよくわかります。

山梨は日本ワインの歴史と発展を担ってきましたが
新潟でこんなステキな場所があると、いよいよライバル登場  って気になる

切磋琢磨して、ステキな所を造っていきたいですね



カーブドッチでこんな本見つけて購入。
帰りの新幹線で読破しました。

僕がワイナリーをつくった理由

カーブドッチの落さんのワイナリー創早期の自伝です




最後にせっかくなので角田浜へ。


海。日本海の荒波をみて、叫んできましたよ






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新潟ワイナリーめぐり

2011-10-19 13:37:19 | Weblog
ワタシは年に一回のペースで幼なじみの友達と旅行にいってます
先週、その「女子旅」で新潟に行ってきました


ふたりでスキなアーティストがいまして地方公演を見るついでに
ちょっと旅行もしましょう、というカンジです。
で。 今回は新潟に行ってきました





新潟といえば、川上善兵衛。 岩の原葡萄酒ですよ


越後湯沢まで新幹線、そこから特急で直江津まで行き、レンタカーで。
友達はドライブがとてもスキだから、と運転手をしてくれました




以前、川上善兵衛氏については熱く語ったことがありますが

日本のワインは彼無しではいま、産業として残るのが難しかったと思いますし
彼の農民救済、地元愛の強さと粘り強い研究の成果は現在の日本が学ぶべき所だと思います。

まずはワインショップへ



有料試飲では深雪花シリーズは1杯100円、他は300円で呑めます。
ワタシはお目当ての3種をいただきました

新潟駅のお土産コーナーでも深雪花シリーズは売ってますよ おすすめです


無料試飲もあります

グラスを200円で借りて、呑み終わって返却すると返金されるシステムです。

あまりのグラスの小ささにちょっと驚きましたが
プラスティックのカップで呑むよりはエコだし、口当たりはイイかな。


小関さんの本もちゃんと置いてありました。必見必読ですよ



雪室貯蔵庫の見学もしました



石蔵の外観です


明治の時代に農民の貧困救済をする為に国産ワインをめざし
独学でぶどうを品種改良し、ここ岩の原にぶどう畑を切り開いた志



ワイナリーのすぐ裏手は山の斜面で、道を登っていくと街が見渡せます

豪雪地帯であり、昔は3年に一度しかお米が豊作にならず
米を造りながら、農民が別の収入源を持つにはどうしたらいいか、と考えた川上善兵衛

蔓性のぶどうが雪に強く、ワインは米を使わずできる酒。
農作業季節が終わった後にワイン造りをすることで仕事(収入)が生まれる。

この丘は努力の結晶が、見渡せて感慨深い風景でした


岩の原葡萄酒のホームページはこちら

もちろんワインの味も、なかなか。一度お試しください




この日、ワタシ達は1時間ほど高速道路をぶっとばし、新潟市内の岩室温泉に宿泊。
翌朝、温泉地から車で10分ほどの所にあるワイナリーに行きました。






美しい庭、山が見えて、芝生が広がる先にぶどう畑が広がります



ここは、日本? マジで新潟??



おっと、時間がなくなってしまった。続きは次回に












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番組のお知らせ

2011-10-14 12:38:10 | Weblog
10月はぶどう&ワイナリー巡りに夢中になっているワタシ

ブログを読んでくれている皆様に少しでも
今度、山梨に行ってみよう って感じてもらえたらウレシい

そんな気持ちでいるんですが

いつもお世話になっているグレイスワインの船橋さんから
お知らせメールが届きました


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

収穫の光景もご覧頂けるタイムリーな番組が放映されます。

★テレビ番組放映のご案内★

10月17日(月) NHK総合の番組「昼ぶら」にて
弊社三澤農場が生中継されます。
午後0時20分~0時43分
http://www.nhk.or.jp/program/hirubura/


「地元食材のマリアージュを堪能!ワイン造りの里~山梨県北杜市~」

日本最大のワイン産地・山梨県。ワイナリー直営の広大なぶどう農園が
山肌に広がり、10月中旬に完熟のときを迎える。収穫体験や地元食材と
の組合せなど、ワインを堪能。

ワイン醸造用ブドウの収穫の模様や、甲州垣根仕立、料理との相性など
が取り上げられる予定です。

是非ご覧ください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


どんな番組になるか楽しみですね!
さあ、いまから録画予約ですよ


日テレで放送中の日曜19時「鉄腕ダッシュ」でも
山梨でワイン造り体験をする企画があるようです


みんな山梨へ行きたくなってしまうゾ~~~


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電車でGo! その2

2011-10-12 11:12:13 | Weblog
さて、電車で勝沼ぶどう郷駅につき、歩いてワイナリー巡りの続きです
電車で行くと、ふたりで気兼ねなく呑めるのがいいですねぇ



勝沼のグレイスワインさんにはセミナーなどでよくお伺いしますし
鳥居平の畑を見学にいったこともありますし、もうお馴染みです

先週、明野でスタッフさんに散々甘えてきたトコなので
勝沼ではおとなしくしてました

セレナ・スパークリングが特別に無料で試飲できました ラッキー

また、ゆっくりお伺いしますね



さて、次のワイナリーは



グレイスワインのお向かいにある麻屋葡萄酒さんは
来るたびいつも微妙に営業時間が噛み合ず、見学できなかった所です
ようやく今回念願が叶いました



案内看板に導かれて、進んでいくと


隠れ家みたいなサロンになってます
オブジェのように置かれた古いワイン醸造の道具たちが
このワイナリーの歴史の長さを感じさせますね

テーブルに置かれたワインを自分でグラスにそそいで呑むスタイルなので
気軽にいろいろ呑めました こういうスタイルもいいですね




次のワイナリーは



ロリアンワインこと白百合醸造さん。
こちらのワイナリーは以前明野に畑があって2年程前、明野の畑で迷子?になったときに
ちゃっかり(勝手に)見学してしまったので記憶にあるワイナリーです。笑


店内にジャイアンツの松本選手のサインが
う、うらやましい~~~

松本選手は山梨のぶどう農家の息子と聞いてます
今シーズンはあまり活躍してないけど、応援してますから!
ワタシはタオル持ってるよ!! サイン、ほしい




勝沼ぶどう郷駅を出発して
ハラモワイン、マルサン葡萄酒、グレイスワイン、麻屋葡萄酒、ロリアンワインと計5つ巡って
そろそろ足も痛くなって来たので。。。

さて、次は。そろそろタクシーのお世話になるか。。。

シャトーメルシャンに行っておしゃれにカフェごはんにするか
ぶどうの丘でグラスワインでうどんを食べるか

考えた結果、ぶどうの丘に決めました! 温泉も入りたいし!!



勝沼散策の最後をぶどうの丘にすると、ここでワインを買って帰えれるので楽です

ちなみにこの日回ったワイナリーの商品はすべてぶどうの丘にあるので
ワタシはワイナリーさんに「ぶどうの丘でも買えますか?」って聞いてます

ぶどうの丘にあるものはそこで買えば、散策中、重い荷物を持つ事もないです
また、ワイナリーで購入したワインもぶどうの丘で混載発送してくれるそうですよ

ウチの旦那さんは「3本までは持って歩ける」そうです




ぶどう園では棚栽培のぶどうがスバラシイ
品種は甲州で、タクシーの運転手さんによると、甲州は晩熟品種なので10月中も見頃?なんですって。
やっぱり、ぶどう園にぶどうがつる下がっている風景は長く楽しみたいですよね。



ぶどうの丘も、観光客でいっぱいでした!
前に来た時には無かったこんなコーナーが!!


スペシャルワインコーナーですよ



こういう高級かつ希少ワインが「ここに来たら誰でも買える」というのは良いです
( 多分、そうそう買う事もないですけど、笑 )

もちろん、リーズナブルで美味しいワインもたくさん!写真はほんの一部です。


マルサン葡萄酒さん! MIWAKUBOのレトロラベルがいいです!


ハラモワインさん! あれ?!ハラモブランのラベルが新しくなりましたね。
(前のラベルもスキでしたけど)


奥野田葡萄酒醸造さん! 
以前訪問した時はこのワイン完売して無かったので今回ココで出会えて嬉しい!今年の新酒です!




ワタシは歩くのが目的だったので、ワイナリーさんを巡って試飲しましたが
ぶどうの丘には地下セラーがあって1100円でタートヴァンという入れ物を購入すると
ワイン約180種類の試飲ができます。味を確認してから購入できるのはステキです




休憩所にて軽食をいただき、巨峰のソフトクリーム食べました


エネルギーも補給した所で、勝沼ぶどう郷駅まで歩くことに。まあ、徒歩15分ぐらいです。



昔の電車ホームが残されて、桜の名所になってます。




本当に天気に恵まれて、楽しい美味しいウォーキング旅だったのですが
案の定、次の日は筋肉痛。。。弱っ 特にふくらはぎが。。。

来月はいよいよ新酒、山梨ヌーボーの解禁です。楽しみですね


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電車でGo!

2011-10-11 13:26:04 | Weblog
秋晴れが続いた3連休、いかがでしたか?

東京は深夜になると雨が降りました。なので
ベランダの植木鉢に水をあげる、という手間が省けて
本当にラクチンな連休でした


連休の中日、9日にまた思い立って勝沼に行ってきました
まさに「 そうだ、山梨へいこう 」なカンジです


前の晩に日頃の運動不足を解消する為に、もっと歩かなきゃ、って思ってね
「なんか明日、早起きできそうだね」「勝沼行っちゃう?!」みたいな話になって。


今度は電車で勝沼へ  


今回は「たくさん歩く」「観光客の気分を味わう」を目標に
商売根性は持たずに  ワインとぶどうを楽しみました



勝沼ぶどう郷駅から歩いて、まずはハラモワインさんに



ここで早くもお得ぶどうを購入。
ワインの試飲もカフェも人がたくさん 観光のハイシーズンを実感


ちょっと休憩してから旧甲州街道をくだって行きます


田中銀行を過ぎてすぐのマルサン葡萄酒さんへ

「若尾ぶどう園」と「マルサン葡萄酒」が一緒になってる店舗(経営者が一緒なのかな)
コチラのワインは京王新宿店でも取り扱っていて、
最近注目しているワイナリーさんなのです
ワタシは若旦那のブログがスキでね 来たかった所なんですよ

実は、マルサン葡萄酒さん、5年前にも来ています。
その時は何も考えずに立ち寄って、ワイン買っていったな~。


ワインの試飲をしている時に「若旦那のブログ読んでるんです」と言ったら
接客してくれたお父さんが「じゃあ、呼ぶよ。いま昼ごはん食べてるから」って



お忙しい時期に、お昼の途中だというのに。。。一緒に写真撮れて嬉しいです


ただし。今回は観光ハイシーズンですから。
こんなお忙しい時に、おシゴトの話はしません。次回ゆっくり。。。



こちらで驚いたのが、ほとんどの銘柄で一升瓶を出している しかも激安!!!
ただし、本気の地元消費向け商品とのこと。
次に車で来た時に買います 。本気です。



そして旧甲州街道をあるいて グレイスワインへ



こちらは先週お邪魔したミサワワイナリーの本社になりまして
顔なじみのスタッフさんもいるのですが
さすがの観光ハイシーズンで、お客様がたくさん!



こっそり試飲させてもらって、サロンで休憩させてもらってました



ステキな木製ワインボックスを発見! カッコイイな~!



サロンをでて工場の前には甲州ぶどうの抜け殻?! を積んだトラックが!!
今、造りまっただ中だな~って実感。


続きはまた。次回です。








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お土産を味わう

2011-10-11 01:13:44 | Weblog
ミサワワイナリー・スタッフの藤原さんは
外国からお客様がいらっしゃると日本のおふくろの味を披露するそうです
ほうとうやたくあんを食べていただくそうです

「素人料理だから恥ずかしい」とおっしゃいますが

郷土の素材を使った、おふくろの味がお客様のココロを和ませる
甲州種ワインは郷土料理に合うのがステキなんだし  


ワタシ達が明野に行った日に、外国からのお客様がいらしていたそうで

藤原さんが「花豆も煮て出したの。結構うまく出来たのよ」と言うので

食いしん坊のワタシは
「食べてみないと、わっかんないですよ~~~ 煮豆大好き 」と
むちゃぶりしたら(すでに酔っぱらいな時でしたので。。。)


なんと!お土産に持たせてくれました ウレシイ
ああ、この日にお伺いして本当に良かった




おウチに帰ってワインと一緒に味わいました



粒が大きくふんわりと煮てあって、すご~~~く美味しかった!
( 疑ってゴメンね



この花豆は標高1000メートル以上でないと育たない豆で
育てる人も少ないので東京には出回らないそうです
築地市場にも無い、という貴重な豆 なんだって!


藤原さんのつくるたくあんも美味しいんですよ
セミナーやワイン会の時にお食事が出されるといつも添えてあって
とても楽しみにしているんです

外国のお客様にも自信を持って、お出しして、イイと思いまっす



ミサワワイナリーのスタッフさんにはホントいつも甘えてます

シアワセです



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週末は山梨へ 10月 その5

2011-10-07 13:28:20 | Weblog
畑から戻るとテイスティングの用意をしてくださっていて


実は、この日。

外国からお客様が来ていたそうです。
ワインメーカーの三澤彩奈さんがオーストラリアで研修したワイナリーの皆さんと
オーストラリアのワインバイヤーの方々!

スタッフの藤原さんはほうとうを30人前つくっておもてなししたそうです


そして、多分、そのお客様にテイスティングしていただく為に
開けたと思われる、非売品のワインを、呑んでいってください!と嬉しいお話



キャ~~~~! 信じられないナインナップ! 感涙!

呑んでみたいと思ってたグレイスで本格的スパークリング
DWWA 2011 シルバーメダル受賞の グレイス茅が岳2010(すでに完売)
こちらも完売している 甲州垣根仕立2010
そして滅多にのめない キュヴェ三澤・白

特にグレイス茅が岳と垣根仕立てを比べて呑めたのはシアワセ

更に赤は

キュヴェ三澤のくらべ呑み!3種!!! どれもまだ非売品の2009年

しかし、この3種類は「売るワイン」というより「学び研究するワイン」
ぶどうの方向性を探って、模索してたら、お宝にめぐり逢っちゃったってカンジ

2009年はグレートビンテージと言われてて、新酒の時から美味しさが際立った年なので
このキュヴェ三澤は本当に楽しみでした

こんな風に比べて呑むと特徴がハッキリでるので
ワイン素人でも違いは分かるんですけど
感想を言おうとすると「おいしい~」しか出てこない

そして、ぶどう畑をみてから呑むのが、美味しさ倍増なんですよ


そして最後に熟成モノとして 甲州樽貯蔵1998 

ホント、滅多に呑めない。っていうかコレで最後か?ってワインたちでした


テイスティングの途中から
三澤彩奈さんがお相手してくださいました

甲州樽貯蔵の泣けるエピソードを彩奈さんが話してくれたので
後日、紹介しますね。





そして、ワタシの目的のひとつであった
グレイス茅が岳赤とセレナ・メルロの呑み比べもさせてもらい

セレナは今年からスクリューキャップになったので
グラスワインでの提供を考えていきたくて

開封からの味の変化や注意点など
ワインメーカーから直接聞く事が出来たのは、大きな収穫です



お気ずきかと思いますが。 旦那さんはドライバー なので、香りだけ。。。

ご~~~め~~~んね~~~~!

ワインの香りを味わい?ながら、うわ言のように「太陽館に電話しようかな」って。。。
( 太陽館はワイナリーから徒歩10分の宿泊施設なんです )

電話だけでもすれば良かったね。ゴメンネ。
(ただぶどうのシーズンはだいたい満室なんですよ。。。)





最後に記念写真を!左から
ミサワワイナリーのスタッフ藤原さん・酔っぱらったワタシ・ワインメーカー三澤彩奈さん

お土産に藤原さん特製の花豆煮とセレナのエコバックを戴きました




ワイナリーに行くとセレナシリーズ、グレイスシリーズ、共に試飲できます!

ぶどう畑を見学(要予約)してから頂くと感動が増しますので是非とも参加してみてください
見学情報はコチラ




山梨に来たら、やっぱり見たい富士山。帰りの車の中で撮影。

たくさん呑んだワタシは、帰りの高速道路は暴睡。
運転していた旦那さんには酷な1日でしたが、ワタシは大満足な日
ご苦労様でした  そして、ありがとう



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週末は山梨へ 10月 その4

2011-10-06 13:41:38 | Weblog
一通りのぶどう品種を見回って、さあ、戻りましょうか ってことで
スパークリング用のシャルドネで収穫後のぶどうの樹に残った実を発見!

ってことは。

この残りぶどうはもう用済みですね
ってな訳で、結構沢山食べちゃいました

他の品種はコレからワインになる、と思うとやや遠慮がちだったんですけど。
( 来年はハサミを持って見学に行く。。。とココロに決めた  )



スパークリング用は酸味が強い方が適しているので早めに収穫するんだそうです。





畑から戻って、醸造所を見学。

なんと、今年は新兵器  プレス機が新しくなったんですって


プレス機に関してはワインメーカー・三澤彩奈さんのブログや雑誌等の取材でも
今欲しい物ランキングで堂々一位を 明言していましたから




ジャーン! これがプレス機です!! ( ワタシは白い長靴がなんて似合うんでしょう )
かなり大きいですね。

以前は果汁を搾っている間、酸化を防ぐ為にドライアイスを使っていたそうですが
このプレス機では窒素を自動で調節できるそうです。

そして、果汁がたまる桶?に蓋が付いたのが 画期的  なんですって



丸く囲った部分が果汁のたまる所で、蓋のアップ。

いま日本で一台しかない、プレス機 ドイツ製だそうです


しみじみと眺める旦那さん。


今回は残念ながら
ワインを造っている現場を見ることができなかったのですが
また次に来る楽しみができた、ということで。。。

そういえばシャトー酒折でも工場が動いていなかったのは
収穫時期がまだ来ていないって事なんでしょうね。


農業はお天道様との兼ね合いで仕事するので
予定が立たなくてあったり前ですね。大変ですよ


おっと、時間がなくなってしまいました

テイスティング編はまた次回。。。もう少々おつき合いください

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週末は山梨へ 10月 その3

2011-10-05 13:02:29 | Weblog
谷桜酒造で試飲・購入をして
車で走ること約30分で今回の目標・第2弾
明野のグレイスワイン・三澤農場へ

前回、訪れたのは桜の花見の頃、
ぶどうの剪定を終えたばかりで若干寂しい風景でしたが
今回、ぶどう鈴なり ハッピーな日となりました

早速、ぶどう畑に案内してもらいました



今年は台風の影響もあってぶどうの熟成が遅れているので
例年9月下旬には収穫が終わっているシャルドネやメルロも収穫前で

明日、シャルドネの収穫をするんです~って日にお伺いできました


メルロ、シャルドネ、カベルネソーヴィニオン、カベルネフラン、プチヴェルド、垣根甲州 と
畑に植わってる全品種のぶどうを生で食すことができました ラッキー


これね、食べると本当に感動するんですけど

すんご~~~~く美味いです(ああ、この感動が伝わるかなぁ)


生食用のぶどうって皮が弾ける感じ(皮が剥けやすい)ですけど
ワイン用ぶどうは皮が美味い! 食感がリンゴみたいにしゃくしゃくしてる!!


メルロ。早期熟成する品種なので10月訪問で収穫前なのは今年だけかも?! ラッキーなのかな。




シャルドネ。明日は収穫日なので実に掛かっていた葉を切り落として、果実粒に風をあてています。

何度も明野に来ていますがシャルドネの実を食すのは初めて
美味いっすよ~~。皮が甘くて、種をかじると酸味が出てくる。2度美味しいです。



カベルネソーヴィニオンは平地栽培と高畝栽培の2種類があり
高畝の方があきらかに実が小粒でした。
案内してくれる伊東さんの「最高です、欧州並の品質です」と熱く語ってくれました
分かりやすいようにワタシの親指を入れてみました

カベルネフランも食べたのに、写真を取り忘れてます。スミマセン。


プチヴェルド。グレイスワインでは単一ワイン用ではなく味のアクセントに使っているぶどう。
もともと小粒品種なんだそうです。




そして、垣根甲州。実がばらけた感じで風通しのよい房になっています
収穫までまだしばらくかかるので、酸味が強かったですが、充分美味しい



甲州は棚栽培から一文字短枝栽培に工夫し、垣根栽培にこぎ着けました。


甲州の一文字の栽培。一本の樹が長く伸びて、一列に並ぶ実。
ぶどうの実が目の高さで立って収穫ですね。


食べていいですよ って言われたので一番美味しそうな実を。笑。
一粒ないのがわかるように←つけてみました



甲州の垣根。3年目なのでまだ若いですが、昨年より収穫量はアップ しそうですって!
樹勢の強さが感じられます。


コチラは甲州垣根の1年目。コイツが来年にはモリモリでっかくなるんですよ!


コレも甲州の1年目。ダブルカーテン仕様になるそうです。

案内してくれた伊東さんが身振り手振りで一生懸命に説明してくれたのですが
このブログを読んだだけではダブルカーテンってよく判らないですよね。
なので、今後もこの成長を見守り、皆さんに普通の垣根とどう違うか追跡ですね



コレは4月に来た時の垣根甲州

同じ場所で撮影してみました。大きくなったね


欧州系のぶどうはワイン用としての栽培方法の歴史があり
たとえば、気温、湿度、降水量で栽培方法の予測ができるところにある気がします。
これは先人の努力のなせる技ですよね

甲州においては
いま何が最良の栽培方法なのか? という “お試し期間” なんだ、と感じました。

この “お試し期間” は多分あと100年くらい、かかっちゃうんでしょうね。

長い歴史の一歩を踏み出した。その瞬間を見られるのはシアワセです



余談ですが。

帰路につく前にどこかで生食ぶどうを買って帰ろうっ と思っていたのですが
夕暮れ近くになって農協とかも探し出せずに
高速道路のパーキングでお土産ぶどうを発見したんだけど

畑で激ウマのぶどうを沢山たべてしまったのでテンションが  
結局、購入しないで帰ってしまいました
もう、普通のぶどうでは満足できない自分になってしまったようで、恐いワ~


次回はテイスティング編をお送りします

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