フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピン小2の算数でまた変な問題

2012年10月18日 16時13分08秒 | パン・菓子類
教育改革があったので実質は小1なんですが
(去年は足し算、引き算を1つもやってなかったし)

相変わらずこの先生は本当に変。

予告もなしにこのテストです。



(斜め線が正解です)

1. マルガは消しゴムを集めていました。友達が12個くれたので全部で25個になりました。マルガは最初に消しゴムをいくつ持っていたでしょう。
2. ジオは9個のミニカーを持っていました。誰かにいくつか貰うと全部で17個になりました。いくつ貰ったんでしょう。
3. お母さんは土曜日に15個のブラウニーを焼きました。日曜日には10個のブラウニーを焼きました。お母さんは2日間で何個のブラウニーを焼いたんでしょう。

答えは全部 ○+○=○ の中に自分で数字を入れ、分からない数字は「?」を書いて計算するように言われています。

一見足し算だけど一つ以外は引き算ですね。






1. ソフィアはいくつかのクッキーをお弁当箱に入れていました。クララに4個あげると残りは12個になりました。クララは最初にクッキーをいくつ持っていたのでしょうか。
2. マットはクッキーを24個持っていました。いくつか食べると残りは20個になりました。マットはクッキーをいくつ食べたんでしょう。
3. ディエゴはビー玉を25個持っていました。弟に12個あげました。ディエゴは今ビー玉を何個持っているでしょうか。

こちらも答えは ○-○=○ の中に自分で数字と「?」を入れるように言われています。

1は足し算、2と3は引き算です。
しかも25ー12って筆算でやった方が早い計算なのに暗算でやるように言われたそう。


私はこういう問題が悪いとは思わないんですが、
足し算や引き算の練習を全くさせてないでいきなりこれが先にくるのってどうかなと思います。

計算ドリル一切なしです。
家で補習しろってことなのかしら。


フェイスブックのお友達が教えてくれたのですが最近簡単な数学の問題が世界で(多分アメリカを中心に)大きな議論を呼んでいます。
その問題は

4X4+4x4+4-4x4=

この式をコピーして検索にかけるとあちこちでの議論が見られるんですがその一つがこちら。

スクロールして答えだけ見て行くと本当に笑えてしまいます。
長女の桜に計算式を言ったら暗算で正解を言ってましたが、桜もラサール大学の数学の先生が間違ってたので授業で手を挙げて訂正したって言ってました。(代数式)
その先生は「あ、そうか~」と素直に認めて、それからは桜に数学教師の助手をさせたそうです。

桜なんて別に日本で言ったらすっご~く数学が出来る部類ではないのに。

これが議論になる世界の数学レベル・・って
桃ちゃんの先生みたいな数学の楽しさを子どもに教えない先生から生まれるんじゃないかなあ。

算数や数学の楽しさは物を並べる、整理する、まとめる楽しさに似てると思います。
頭の中に10や100の固まりを作ったり、
何処までも続く0から出発する線を作りあげていく過程が子どもに数の楽しさを与える気がするんですよね。

奇数の数と奇数の数が偶数になるって子どもが自分で発見したりするのも楽しいと思うし。

ちなみに上の式の答えは20です。
(日本人なら間違えないと思いますが)


Today, it's very humid in Metro Manila. It's cloudy and sunny and drizzling occasionally. It's getting darker day by day for we are approaching the winter solstice!
I hope you had relaxing Thursday today.

いつもありがとうございます!