三谷幸喜さんが監督された作品"みんなのいえ”をWOWOW鑑賞しました。
大工の父親を持つお嬢さん夫婦が新居を建てる中で繰り広げられる、それぞれの価値観のぶつかり合い。
設計を依頼したお嬢さんの友人と大工の父親に加え、風水などを重んじるお嬢さんの義母。
それぞれが主張をぶつけ合い、妥協案を盛り込んで作られていく一軒家。
最終的には、それぞれの主張の背後にある価値観・愛の部分が同じものに通じていると感じ合い、素敵ないえが出来上がる。
価値観と価値観がぶつかった時、表面的な事象で会話するのでなく、根底の部分で会話することで、分かり合える可能性があることを感じさせてもらった作品です。
仕事でもプライベートでも意見の対立は、避けて通れないもの。
その意見の対立の背景の根底に何があるのかを見逃さないようにします。
ありがとうございました。