福山雅治さんのガリレオシリーズ”容疑者Xの献身”をWOWOW鑑賞しました。
天才数学者が、この世に絶望を感じ、首吊り自殺を試みた瞬間に隣室に引っ越してきた母娘。
そこから天才数学者が生きる活力を取り戻したのです。
それは、隣室に住む女性に対する愛の力。
その女性が元夫からの暴力に抵抗した挙句、不可抗力的に発生した殺人事件。
愛する人のために、理性たっぷりの数学者が殺人という行為を起こしてしまう、人間の弱さ(=強さ?)を感じます。
その愛する女性と娘を守るために、自分だけが犯人となり、罪をかぶろうとする行動には涙が溢れてきました。
現代の法律では、日本での復讐殺人などは認められていません。
しかし、時代を遡れば、日本でも合法だった時代があったのですよね。
何が正しく、何が間違っているのかを、一つのルールに集約することができるのだろうか?という疑問まで抱くのは考えすぎかしら?!
いずれにしても、本当の愛の強さ・美しさを感じた一作です。
そして、その気持ちをすべて見通した上で対応する湯川教授(=福山雅治さん)の友人としての優しさを感じました。
こんな関係になれる友人たちが、私にはいるのだろうか?・・・
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