カトリック教会の神父による児童への性的虐待を新聞社が暴いた実話をベースにした”スポットライト”をWOWOW鑑賞しました。
地域に根差し、宗教への信仰心が強いアメリカで、長年に渡り被害者を生み出してきた”システム”の問題に着目した事件です。
一人二人の神父が過ちを犯したのであれば、個人の問題なのでしょうが、神父のうち6%もの人が同じ過ちを犯したため、被害者は莫大な数になったというのです。
しかも、恐ろしいことに、2001年に新聞社が真実を暴くことにチャレンジする前から、こういう事実があることは知られていたというのです。
被害にあった少年少女の中には、薬に走る人も最悪は自殺した人もいたそうです。
社会としての必要悪として垂れ流すのでなく、『何が人として正しいのか?』と稲盛和夫さんが仰っている通りの自問を忘れないようにしたいと感じた一作です。
間違っていることに対して、間違っていると言い切れる勇気を失わないようにします!
最新の画像[もっと見る]