なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

爽やかな白い木の花♪(オマケ付き)

2018-05-13 06:53:44 | 植物
長いと思ったGW最終日、ようやく見つけた半日の時間。
星夫と久しぶりに六甲高山植物園に出かけました。
滞在時間わずか2時間半。
というのも、最初は太陽が出ていた空がにわかに掻き曇り、雨が降り出したのです。
ちゃんと天気予報は見ていたのですが、宇治では21時頃から雨の予報だったので油断していました。
ここがかなり西の神戸市、しかも山の中であることを失念していました。

で、何がいいたいって?
という声が聞こえてきましたが、要は暗くて「ほとんどの写真がピンボケ~」でした^^;

迷いましたが、この季節しかみられない花もあるので、恥ずかしながら1週間遅れで投稿いたします。
笑って見逃してくださいませ・・・

今日はその中から、白い「木の花」を。
(「白い木」の花ではありません。念のため・・・)

最初はピンクがかった蕾が優しい、ズミの花です。



バラ科リンゴ属の酸実。
その名の通り、酸っぱい実がなり、かつてはリンゴの台木として使われたそうです。



8月下旬、同じ木に生った実。



お次はこちら、ドウダンツツジ。
今頃と思われる向きもあるとは思いますが、さすがは高山植物園。
少し茶色になった花もありましたが、しっかり満開でした。



満天星の別名どおり、花を正面から見たときの形が五角形です。
下から見上げて満天の星のように撮りたかった星夫の作品。


(星夫からのもらいもの)

ちなみにこちらの木、ドウダンツツジと思えないほどの巨木です。



ツツジ系でこの時期咲きはじめていた木をもう一つオマケでご紹介。
サラサドウダンです。
白ではないですが・・・



3つ目は「ウメザキウツギ」という樹名板のあったこの白い花。中国産。
学名(Exochorda racemosa)で調べたら、「リキュウバイ」でした。
ウメザキウツギ、リキュウバイ、ヤナギザクラ全部同じとのことですが・・・
バラ科ヤナギザクラ属。



花の中央の黄色い部分が蝋を溶かしたような感じで独特。




白い花ラストは、雨宿りをした場所の近くに咲いていたこの花。
やったー!今年は見られないと思っていたウワミズザクラがまだ少し残っていました。





バラ科ウワミズザクラ属。
サクラと名前が付いていますが、見た感じは試験管ブラシのような形状。
一度見たら忘れられません。





最後はオマケ。
独特なまだら模様の樹皮。この木は何でしょう?



答は「ナツツバキ」。ツバキ科ナツツバキ属。
こちらは巨木ですが、初夏になると白い綺麗な花を咲かせます。


(昨年6月に京都府立植物園で撮った花の写真です)


さて、白い花いかがでしたでしょうか?
明日は白い草の花の予定です^^













コメント (12)
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