シャンデリアのようにぶら下がる赤い実・・・といえば何を思い浮かべるでしょうか。
こちらの赤い実はイイギリです。
この実を見るたび、いつもシャンデリアのように豪華な実やな~って思います。
特にここ大阪公立大付属植物園のイイギリはとても実付きがいいです。
花が少ない時期だけに、赤い実は嬉しいですね。
古来、赤は太陽や血液の力が宿るとされ、魔除けにされていました。
(なので、神社のお堂や鳥居は朱塗りにされているのですね。赤い下着も有名です)
この赤い実を見ていると、そんなパワーを感じてしまいます。
もう一つ、パワフルな赤い実。こちら、トキワサンザシです。
これでもかと付いています。
そんな赤い実にパワーをいただいた後、もう一つ自然の力を感じる場所へ・・・
こちら、ユリノキです。
花殻が沢山残ってた巨木です。
で、その横にあるのがこちら、2018年に甚大な被害を与えた台風21号で倒れたユリノキの根っこです。
当初は、ごろんとした切り株でしたが、今はどうでしょう。
多くの植物がここに根付いて一面覆っていました。
特に喜んでいたのがキノコですね。
全体としてオブジェのようになっていました。
緑の時期はもっとインパクトがあると思います。
再訪したら忘れずに見に行きます。
そして、もうひとつパワーを感じる木々。メタセコイアです。
地面はふかふかの落ち葉の絨毯になっていました。
名残の紅葉にちょこまか動く鳥の姿・・・
メジロや
エナガのおちり・・・
この大きなコナラの木にはコゲラもいましたが、動きすぎて撮れず・・・
地面には木々の実が落ちています。
モミジバフウの実はまだ中身が残っているようで、これが餌になるのでしょうね。
タイサンボクの特徴的な実も落ちていました。
急に寒くなってドライフラワー状態になったフヨウを見ていると・・・
またまたジョビ子ちゃんが出てきてくれました。
ここが縄張りなんでしょうね~
可愛いです♡
ということで、ジョビ子に始まり、ジョビ子に終わった大阪公立大付属植物園散策、これにておしまい。
今度は芝生広場一面カンサイタンポポの絨毯になる季節にいってみたいと思います。
【撮影:2022/12/24 大阪公立大付属植物園】