昨日は少しマニアックな兎グッズ、もとい兎サボテンをご紹介しましたが、今日は華やかなランをお届けします。
ランが咲いている熱帯雨林室を入ったところ、少し変わった形のこちらのラン。
アングレクム・エブルネウムです。
緑の部分がタコの足のように見えてしまい、ひそかに「タコの足ラン」と呼んでいます。
あ、一般名称ではありませんからね~
次に目立つこの華やかさ!ご存じバンダです。
え?タコの次はパンダ?と思った方・・・いないか。
バンダはタイやフィリピンなどの東南アジアに自生するランで、高い樹上に着生しているそうです。
花が大きく、色合いが派手なので種々の品種改良がなされ、人気の高いランだそうです。
温室でも高い木にくっついて咲いていました。
薄い色の花もバンダです。
お隣にはミニサイズのランの鉢が並んでいました。
その中から、可愛い形のこちらをご紹介。
デンドロビウム・タイロリ(ラン科セッコク属)です。
サイズはせいぜい1センチくらい? 先ほどのバンダとはサイズ感が全く違います。
そのお隣にドドーンと目立っていたのが、カトレア花壇です。
こちらは中南米原産のランで、華やかな姿から「洋ランの女王」とも呼ばれるそうです。
このような花が自生していたら感動ものですね。
お隣には、ダーウィンのランで有名になった、アングレカム・セスキペダレ。
ダーウィンが、細長い距の中の蜜を吸う長い口吻を持ったガの存在を予言したことで有名です。
(そんな長い口吻を持つガもすごいと思いますが)
こちらはあごがしゃくれたようなラン、パフィオペディルム・インシグネです。
インド原産。
最後はリンコスティリス・ギガンテア。
インドからタイ原産で、バンダの近縁にあたるそうですが、大きさは全然違います。
ふう、それにしても温室の植物は和名が付いていないので、投稿するのも一苦労です。
おそらく読んでくださる方も、頭混乱されるのでは・・・
ということで最後はラン室の横にあったスイレン室から。
こんな感じで熱帯スイレンが咲いていました。
もやっているのはこの部屋ではなく、私のカメラのレンズです。
やっとレンズの曇りがとれたのでパチパチ。
最後の1つは見ての通りアサザの仲間。
その他にもポンテデリアや、オジギソウの仲間もありました。
オジギソウはなんと触っても良いということで、そーっと触れると先の方が閉じました。
子供の興味を引くだろうなと思っていましたが、通りかかる子供たちは皆無視。
むしろ、若いカップルなどがきゃあきゃあ楽しんでいました。
せっかく触れるチャンスなのに、もったいないな~
ということで、熱帯雨林植物質に咲いていたラン特集(+スイレン少々)はこれで終了。
明日はどどどーっと熱帯花木室の花をご紹介しますね~
【撮影:2023/1/7 大阪市咲くやこの花館】