なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

冬枯れの中に生きる植物~京都府立植物園2023/1上旬(3)

2023-01-24 05:33:04 | 植物

今の時期、地味そのものの植物生態園、普通に歩いていても何もないように見えます。
大きなカツラの木も寒々しい・・・


オオバギボウシの実がもう弾けて種が落ちていました。


トキリマメはまだ真っ赤。色があるだけでちょっと嬉しい。


前には立っていたマムシグサが倒れていました。
毒々しい真っ赤な実はそのままです。


地面にバラバラと落ちている実は・・・


ヤブランの仲間だそうです。


あのノシランの実がわずかに青く色づきかけていました。
もっときれいな色だったのに、なかなか出ないものですね~


垂れ下がる寒々しい実は、コアカソです。
冬枯れの風情を満喫できます。


ザクザク落ち葉もまだまだ沢山。
こちらはフウ。




でも、終盤に向かう植物だけではありません。
湿地ゾーンの木道、冬枯れとしか見えませんが・・


緑の植物はニシノオオタネツケバナ。青々綺麗です。


スイセンのペーパーホワイトが咲いていました!
唯一の花なので、立派な看板まで立っていました。


夏坊主(ナツボウズ)のオニシバリ、冬は青々と元気です。
あとひと月もしたら、花も咲き始めることでしょう。


台風で折れて根元から切られたユリノキ、ひこばえが沢山。
生きてますよ~




同じく倒れた木々が京都府立植物園にはまだまだ沢山あります。
キノコが生えてくる倒木も結構あり、なんと今回そのキノコに名札が!


気になるヒラタケ。


びっくり。美味しそう!


こんな感じのカチカチのキノコは結構見かけますよね。
同じように見えても、色々種類があるようです。
オオチリメンタケですって。


こちらはコフキサルノコシカケ。どちらも見たことがあるような感じですね。


ということで、冬枯れの中に生きる植物の光景、いかがでしたか?

【撮影:2023/1/8  京都府立植物園】

コメント (11)
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