今の時期、地味そのものの植物生態園、普通に歩いていても何もないように見えます。
大きなカツラの木も寒々しい・・・
オオバギボウシの実がもう弾けて種が落ちていました。
トキリマメはまだ真っ赤。色があるだけでちょっと嬉しい。
前には立っていたマムシグサが倒れていました。
毒々しい真っ赤な実はそのままです。
地面にバラバラと落ちている実は・・・
ヤブランの仲間だそうです。
あのノシランの実がわずかに青く色づきかけていました。
もっときれいな色だったのに、なかなか出ないものですね~
垂れ下がる寒々しい実は、コアカソです。
冬枯れの風情を満喫できます。
ザクザク落ち葉もまだまだ沢山。
こちらはフウ。
でも、終盤に向かう植物だけではありません。
湿地ゾーンの木道、冬枯れとしか見えませんが・・
緑の植物はニシノオオタネツケバナ。青々綺麗です。
スイセンのペーパーホワイトが咲いていました!
唯一の花なので、立派な看板まで立っていました。
夏坊主(ナツボウズ)のオニシバリ、冬は青々と元気です。
あとひと月もしたら、花も咲き始めることでしょう。
台風で折れて根元から切られたユリノキ、ひこばえが沢山。
生きてますよ~
同じく倒れた木々が京都府立植物園にはまだまだ沢山あります。
キノコが生えてくる倒木も結構あり、なんと今回そのキノコに名札が!
気になるヒラタケ。
びっくり。美味しそう!
こんな感じのカチカチのキノコは結構見かけますよね。
同じように見えても、色々種類があるようです。
オオチリメンタケですって。
こちらはコフキサルノコシカケ。どちらも見たことがあるような感じですね。
ということで、冬枯れの中に生きる植物の光景、いかがでしたか?
【撮影:2023/1/8 京都府立植物園】