春先、ヨシの先っぽに止まって美しい声で囀っていたホオジロ。
秋口になってからほとんど見かけなくなっていました。
昨年末の朝活散歩で久しぶりに出てきてくれました~
上の写真が一番近くで撮れた写真です。
生憎朝日がまともに当たって、全身まだら・・・
でも顔の白と褐色の帯状の模様がよく分かりますよね。
少し先走りましたが、最初に見つけたのは宇治川に流れ込む水路脇の藪。
あんなに観察していたのに、これがなんの枯草か全然分かりません。
でもせっせと何かをついばんでいたので、実か何か残っているのでしょうね~
ホオジロはホオジロ科ホオジロ属。
スズメと同じくらいの大きさですが、尾羽が長いので少し大きく見えます。
最初にも書いたように、目の上下が白くなっていることから「頬白」という名が付けられました。
あまり高い木には住まず、低木や宇治川の河川敷の藪のような場所によく見かけます。
秋には地面で採餌する姿もよく見かけます。
おや、この子は全体に色が薄めで可愛いですね。
枯草にいたホオジロは顔の褐色部分が濃いのでおそらくオス。
一方、褐色部分が薄めの茶色で、全体的にも色が薄く見えるのがメスだそうです。
こちらはメスですね。
囀っていたり、番で行動していると雌雄の差はよく分かるのですが、単独だと悩むときがあります。
特に今回のように朝日がガンガン当たっていると分かりにくいです。
ホオジロの写真を撮りながら少しずつ進むと、また地面で餌をとっている鳥がいました。
こんどはアオジです。
アオジもホオジロ科ホオジロ属。
喉が黄色くて頭が緑褐色で目の回りが黒っぽいのがオス、全体が緑褐色の羽毛に覆われるのがメス・・
と書いてありましたが、よく分かりません。
とりあえずこの鳥は目の回りが黒くないのでメスのようです。
ホオジロ科ホオジロ属には他にもいるのですが、私が見たら全部ホオジロとアオジにしてしまうかもです。
この時期、藪の中からアオジのチッチッと言う声が四六時中聞こえていますが、姿は滅多に見せてくれません。
ホオジロの方が大胆です。
とりあえず、ホオジロとアオジが見られたのでヨシとしましょう。
見上げていたらまたカワウがどこかに飛んでいきました。
お~、高い所を白いサギも採餌場所に出勤するようです。
池かな~
私もそろそろ帰って用事をしなくては・・
というわけで、草紅葉の美しい堤防沿いの道を歩いて帰りましたとさ。
明日で2022年の積み残し投稿はおしまいの予定です。
もう一日お付き合いくださいね~
【撮影:2022/12/30 宇治川】