咲くやこの花館が位置する花博記念公園鶴見緑地は、総面積122haの広大な都市公園です。
1990年に行われた花と緑の博覧会のメイン会場となり、今も園内を歩くとその名残が随所に残っています。
この広大な公園の冬のお楽しみといえば、中央の大池に集まる水鳥たちに会うこと!
ただこの日はあいにくの一日雨。
行くのをやめようかとも思いましたが、せっかくなので、傘をさして出向くことにしました。
池に着いて、持参した無添加オートミールを撒くと、早速沢山の水鳥たちが寄ってきました。
・・・あれ、昔来た時よりオオバン増えてる?
中央に一羽混じっていたハシビロガモ。
憧れのオナガガモも沢山いました!
暗いし、傘さしてるし、カモは動くしで、ピンボケ写真大量生産です。
餌取り競争に入れなくてぼーっとしていたユリカモメ。
確か嘴が黄色いのは若鳥でしたね。
おや、さっきまで沢山いた場所からカモが逃げていきます。
カラスが沢山集まってきていました。
どうも人間がいる間は近づきませんが、少し離れると飛んできて餌を横取りするようです。
でも大丈夫。向こうの方にも餌を撒いている人がいました。
そうなんです。
ここ、大池は市民憩いの場所。
水鳥たちと触れ合うため、パンの耳など持参で多くの人が訪れます。
この日は雨だったので人がほとんどおらず、鳥たちは仕方なく枯草をついばんでいました。
ここでも一番目立っていたのがオナガガモでした。
なぜアオサギが混じっているのでしょう。
バレないようこっそりと撒かれた餌を食べていました。
見たよ~
別にええやんか。
数は少ないですがヒドリガモもいました。
羽の模様が細かくて綺麗ですね~
よく見ると、羽の一部が緑色ですね。
はいはい、オオバンもいますよ。
クイナ科だけあって、足がカモと全然違います。
池、池といいながら、みんな陸地に上がってきてるので池の写真がありませんでした。
こんな感じで、それほど広くはありません。
分かりにくいですが奥の方の木に黒い鳥が点々と止まっています。
カラスかな?
見てみると・・・
うわっ
カラスではなく、鈴なりのカワウでした。
頭が婚姻色の灰色になった個体も結構いました。
それにしても全体が白っぽく靄って見えるのはどうもカワウの糞が枝についているからのようです。
これだけいたら、そりゃそうよね~
これこの通り、鶴見緑地にはカラス、オオバン、カワウの黒黒軍団が沢山。
どれも結構ずうずうしく、のし歩いてる感じでした。
まあ、オナガガモも沢山いますけどね。
ずっと見たいと思っていたので、満足です。
オナガガモも、ハシビロガモ同様、水の中では嘴を水につけて餌をすくっているようでした。
餌をやる人もいなくなり、鳥たちは徐々に水の中へ。
ようやく雨が上がり、今頃夕日がきれいに見えてきました。
遅いわ!!
この日は夕方から大阪で用事があったので、急いで移動。
地下鉄方向へ・・・
正面に見えているのが「いのちの塔」。
花博のシンボルタワーとして建てられましたが、今は中に入ることはできません。
急いで行かないといけないのに、こんな光景を見るとついついパチリ。
「急いでるなら撮らんといて!」
メタセコイアとラクウショウのコラボ並木。
ここはメタセコイア側ですが、右の方に見えている少し枝がしなった木がラクウショウです。
今度は3月頃に来てみましょうか。
確か、カワヅザクラの並木があったと思います。
一日ゆっくりすごせるところです。
【撮影:2023/1/7 鶴見緑地】