年賀状には「迎春」などと書きますが、実際の春はまだまだ先。
特に昨年末は寒さがとても厳しく、いつものお散歩でも息が凍りそうでした。
そんな大晦日の朝、久しぶりに出かけた山科川で見た光景とは・・・
枯れたタチスズメノヒエの葉に白く霜が降りています。
そこにすくっと立ちあがって黄色い花を付けているのはなんとセイヨウカラシナではないですか!
この1本だけ迷い咲きしたのかと思いきや、堤防を歩いているとどんどん出てきます。
早春の花とは思っていましたが、早咲き花菜よりも早く開花しているとは思いませんでした。
遠いのでボケボケですが嬉しくて・・・
いつもの階段から川のすぐ横を歩いていきます。
増水時には川になるところです。
沢山あったヤナギバルイラソウはこんな感じで沢山の実が生っていました。
この場所ですから、さらに下流にも種が運ばれ分布を広げていくのでしょうね。
昨年8月の様子・・・
後はみな冬枯れの光景・・・
ヒロハフウリンホオズキや
2020/12月中旬に見た花の様子(去年は見逃しました)
アオゲイトウの仲間や
2020/10末に見たまだ若い実
ノゲシの綿毛も寒そう。
でもこれからが本番のニセカラクサケマンはもう美しい花を咲かせていました。
それも沢山・・・
花の少ない時期、ニホンズイセンとともに山科川を彩る花です。
そしてもうひとつ驚いたのがこちらです。
なんとまだアレチハナガサの花が残っていました。
紫色の花なのですが、寒さのせいか青みがかってそれもなかなか神秘的。
元々鳥さんを探しに行ったはずなのに、肝心の水鳥、全然いません。
というか、いても気配を感じるだけで逃げてしまいます。
え~カラスだけ?
あ、そのときアオサギが水面から飛び立ちました。
すかさずカメラを向けると、なんと家の屋根に着陸。
ポーズをとってくれました!
コガモも結構いたのですが、バタバタ羽音を立ててみな上流の方に飛んで行ってしまいました。
あ、あそこに一羽いる!
逃げ遅れ?大胆?
一羽のコガモが岸辺で餌をとっていました。
よかった~、久々の山科川のコガモです。
年末ぎりぎりの山科川散歩、寒かったけど楽しかった~
去年はあまり行けなかったけれど、今年のコースにはまた入れたいと思います。
それにしても全体はこんな感じで・・・普通この冬枯れの道、歩かないですよね(笑)
これで昨年のお散歩の投稿は完了。
明日からは、2023年のお出かけの投稿開始です!
【撮影:2022/12/31 山科川】